遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説
ジャンル | 対戦型カードゲーム |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) |
発売元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) |
人数 | 1人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 2002年7月4日 |
売上本数 | 約24万本[1] |
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説』(ゆうぎおうデュエルモンスターズセブン ザ デュエルシティ レジェンド)[注釈 1]は、2002年7月4日にコナミから発売されたゲームボーイアドバンス専用の遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズを題材としたゲームソフトである。
概要
[編集]遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ第7作目。「カードゲームとRPGの融合」と銘打たれている[2]。原作のバトルシティ編をほぼそのまま追っており、原作のエピソードもいくつか再現されている[3]。ただし、当時はまだバトルシティ編が完結していなかったため、後半はオリジナル展開となっている[4]。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」はこの作品の続編に当たる。
カードゲームのルールが、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』までのルールに戻った[5]。原作、アニメに登場したキャラクターを含め、100人以上のデュエリストが登場している[3]。遊☆戯☆王シリーズのゲームで初めて声が付いた[3]。ただし、「俺のターン」や切り札を出す時の台詞の他は、タイトルコール[注釈 2]とイベント中のボイスが2つあるのみ。『4』以来となる神のカードが登場している[3][注釈 3]。
通信ケーブルを用いた対戦、カード交換が廃止されている。『遊☆戯☆王』原作の携帯ゲーム機で他のプレイヤーと対戦出来ないのは本作だけである。カードの総数は900枚[注釈 4]。
主な変更点
[編集]『6』とは大きく異なるため、『4』からの変更点を記載する。
- カードを重ねて行う融合召喚のシステムが廃止された。
- デュエルで勝利するごとに、デッキキャパシティの他にゲーム内通貨(ドミノ)が貰えるようになった。そのドミノを使用してカードの売買が可能になっている。
- 同じパスワードを何度でも入力できるようになっている。ただし、入力しても店に並ぶだけなので、ドミノを支払って買う必要がある。
- アンティルールが追加され、デュエルに負けると賭けたカードを失うようになった。
ストーリー
[編集]バトルシティ決勝で会おうと約束し、主人公と武藤遊戯、城之内克也の3人は童実野町に散って行く。主人公は決勝進出に必要な6枚のパズルカードを求めて、バトルシティに繰り出す。
登場人物
[編集]デュエリスト
[編集]- 武藤遊戯(むとう ゆうぎ) - 声:風間俊介
- 城之内克也(じょうのうち かつや) - 声:高橋広樹
- ゴースト骨塚(ゴーストこつづか) - パズルカードを持っている。ゾンビは何度でも蘇るのさと主人公に対抗意識を燃やしており、作中で唯一再戦可能なデュエリストである。
- エスパー絽場(エスパーろば) - パズルカードを持っている。
- ダイナソー竜崎(ダイナソーりゅうざき) - パズルカードを持っている。
- インセクター羽蛾(インセクターはが) - パズルカードを持っている。
- イシズ・イシュタール - 声:島本須美 - 「オベリスクの巨神兵」を出してくる。
- 海馬瀬人(かいば せと) - 声:津田健次郎
- 海馬モクバ(かいば モクバ)
- 孔雀舞(くじゃく まい)
- 梶木漁太(かじき りょうた)
- キース・ハワード
- ジョン・クロード・マグナム - アニメオリジナルのキャラクター。水族館でデュエルすることができる。
グールズ
[編集]- マリク・イシュタール - 声:岩永哲哉
- リシド
- レアハンター
- パンドラ - パズルカードを持っている。
- 光の仮面 - アンティルールで「仮面魔獣デス・ガーディウス」を入手できる。
- 闇の仮面 - アンティルールで「仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー」を入手できる。
- 人形 - 「オシリスの天空竜」を出してくる。
その他の登場人物
[編集]- 真崎杏子(まざき あんず)
- 武藤双六(むとう すごろく)
同梱カード
[編集]3枚の同梱カードは、初回版がシークレットレア、通常版がウルトラレアとなっている。
- F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン) - 予約限定特典
- 万力魔神バイサー・デス - イラスト違い
- 究極竜騎士
- 魔法効果の矢
攻略本同梱カード
[編集]- 痛魂の呪術 - 上巻同梱カード
- 死霊操りしパペットマスター - 下巻同梱カード
関連書籍
[編集]- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説(ザ デュエルシティ レジェンド)―ゲームボーイアドバンス版(上巻)(Vジャンプブックス-ゲームシリーズ)(2002年7月4日発行、ISBN 978-4-08-779179-2)
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説(ザ デュエルシティ レジェンド)―ゲームボーイアドバンス版(下巻)(Vジャンプブックス-ゲームシリーズ)(2002年8月4日発行、ISBN 978-4-08-779189-1)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 遊戯王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説の公式HPでは『デュエルシティ レジェンド』となっているが、パッケージ、公式攻略本の表紙では『ザ』が付いている。
- ^ パスワードを入力することで、遊戯がタイトルコールをする。
- ^ 『4』及びOCGとは大きく能力が異なり、コントロール奪取などにも耐性がある。また、ラーの翼神竜は敵のマリク・イシュタール専用で使う事ができない。
- ^ 『4』の収録カードを十数枚入れ替えただけとなっている。
出典
[編集]- ^ “ゲームソフト販売本数ランキング TOP30”. ファミ通.com (2002年8月2日). 2012年8月13日閲覧。
- ^ 店頭ポスターより。
- ^ a b c d 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説
- ^ 攻略本下巻より。
- ^ 説明書より。つまりじゃんけん等での先攻か後攻かを決める事は出来ずランダムになる。6枚まで手札を持つ事が可能(7枚以上手札を持ってターンを終えた場合、6枚になるまで手札を捨てなければならないもの等)なOCGルールと違い5枚までしか手札を持てず、5枚ある中で一切手札からカードを出さなかった場合ドローは出来ない。また戦闘の際は神魔族を除き、召喚魔族同士での戦闘では例え攻撃したモンスターの攻撃力が攻撃されたモンスターの攻撃力・守備力を下回っていても破壊する所謂「召喚魔族の優劣システム」が復活した事になる。