近藤美月
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
銀 | 2024 東京 | 48kg級 |
グランプリ | ||
金 | 2024 リンツ | 48kg級 |
近藤 美月(こんどう みつき、2004年11月28日 - )は、日本の柔道選手。佐賀県出身。階級は48kg級。身長152cm。血液型はA型。組み手は左組み。得意技は内股[1]。兄は60㎏級の近藤隼斗[2]。
経歴
[編集]柔道は6歳の時に武雄警察署少年柔道教室で始めた[1]。有田中学3年の時に全国中学校柔道大会の48kg級で5位になった[1]。佐賀商業高校へ入学すると、1年の時には全国高校選手権で2位になった[3]。2年の時にはインターハイ48kg級の決勝で修徳高校2年の宮木果乃を大外返で破って優勝した[4][5]。全国高校選手権では準決勝で宮木に僅差で敗れて3位だったが、団体戦では優勝した[3]。3年の時にはインターハイの準決勝で宮木を技ありで破るなどして2連覇を達成した[4]。2023年に東海大学へ進学すると、1年の時には全日本ジュニアの準決勝で日大1年の宮木に反則負けして3位だった[6]。体重別団体では優勝した[7]。講道館杯では準決勝で宮木を技ありで破ると、決勝では大学の2年先輩である吉岡光に反則勝ちして、シニアの全国大会初優勝を飾った[2][8]。グランプリ・リンツでは決勝まで進むと、桐蔭横浜大学3年の稲垣若菜を技ありで破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[9][10]。2年の時には体重別の準決勝でJR東日本の古賀若菜に合技で敗れて3位だった[11]。学生体重別では2位だった[12]。 講道館杯では決勝で吉岡に技ありで敗れて2位だった[13]。グランドスラム・東京では準決勝で宮木を崩袈裟固で破るも、決勝で古賀に技ありで敗れて2位だった[14]。
IJF世界ランキングは700ポイント獲得で53位(24/12/9現在)[15]。
戦績
[編集]- 2019年 - 全国中学校柔道大会 5位
- 2021年 - 全国高校選手権 2位
- 2021年 - インターハイ 優勝
- 2022年 - 全国高校選手権 個人戦 3位 団体戦 優勝
- 2022年 - インターハイ 優勝
- 2023年 - 全日本ジュニア 3位
- 2023年 - 体重別団体 優勝
- 2023年 - 講道館杯 優勝
- 2024年 - グランプリ・リンツ 優勝
- 2024年 - 体重別 3位
- 2024年 - オーストリアジュニア国際 優勝
- 2024年 - 学生体重別 2位
- 2024年 - 講道館杯 2位
- 2024年 - グランドスラム・東京 2位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b c d 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ a b 18歳近藤美月、強豪撃破でV「自分の強さを全部出し切れた」/柔道 47NEWS 2021年8月12日
- ^ a b 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ a b 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ 柔道女子個人48キロ級・近藤(佐賀商)悲願の初V 憧れの兄の背中追い 47NEWS 2021年8月12日
- ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 女子48㌔級で近藤美月が優勝 高校時代に総体2連覇の有望株が初のシニアタイトル/柔道 サンケイスポーツ 2023年11月5日
- ^ 近藤美月、羽田野啓太が優勝 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年3月9日
- ^ Grand Prix Upper Austria 2024
- ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 岡田陸、原田瑞希らが初優勝 全日本学生体重別選手権/柔道 サンケイスポーツ 2024年10月6日
- ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ Tokyo Grand Slam 2024
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- / 近藤美月 - JudoInside.com のプロフィール