豊春村
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とよはるむら 豊春村 | |
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廃止日 | 1954年7月1日 |
廃止理由 |
新設合併 南埼玉郡春日部町、豊春村、武里村、 北葛飾郡幸松村、豊野村 → 春日部市 |
現在の自治体 | 春日部市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 埼玉県 |
郡 | 南埼玉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
3,251人 (1954年7月1日) |
隣接自治体 | 南埼玉郡春日部町、岩槻町、武里村 |
豊春村役場 | |
所在地 | 埼玉県南埼玉郡豊春村大字道順川戸 |
座標 | 北緯35度57分59秒 東経139度43分28秒 / 北緯35.96644度 東経139.7245度座標: 北緯35度57分59秒 東経139度43分28秒 / 北緯35.96644度 東経139.7245度 |
ウィキプロジェクト |
豊春村(とよはるむら)は、埼玉県の中東部、南埼玉郡に属していた村。
地理
[編集]- 河川:古隅田川、古隅田川旧川、旧古隅田川(上豊川)、山城堀(古隅田川の源流)、会之堀川、中之堀川、谷原落、安之堀川、大谷川、増野川
- 春日部町との合併以前の豊春村地域は現在の春日部市道順川戸、道口蛭田、上蛭田、下蛭田、花積、南中曽根(豊町の一部)、新方袋(豊町の一部、西八木崎2丁目)、増富(豊町の一部)、増戸、上大増新田、下大増新田、谷原新田(豊町の一部)である。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、道順川戸村、上蛭田村、下蛭田村、花積村、道口蛭田村、南中曽根村、新方袋村、増戸村、増富村、上大増新田、下大増新田、谷原新田が合併し南埼玉郡豊春村が成立する[1]。各村は豊春村の大字となる。村役場は道順川戸地内(現・豊春小学校、1890年開校)[2]に置かれた。
- 1920年(大正9年)4月1日 - 豊春村地内を通る道路[3]が埼玉県告示第103号により県道5号浦和杉戸線の一部(後の一級国道国道16号、現、さいたま春日部線)となり、県道認定される。
- 1929年(昭和4年)11月17日 - 北総鉄道(総武鉄道を経て現・東武鉄道野田線)粕壁〜大宮間が開通し、上蛭田地内に豊春駅が開業する。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 南埼玉郡春日部町、武里村、北葛飾郡幸松村、豊野村と合併し春日部市となる[4]。同日豊春村廃止。大字は春日部市に継承された。
備考
[編集]- 新方袋村(山口、内耕、上縄、新田、宮川)
- 中曽根村(宮田、川面、松の木)
- 道順川戸村(道順)
- 上蛭田村(深田、蟹前、中通、外手)
- 下蛭田村(前田、下通、新田、道口前)
- 花積村(反町、台、中谷、慈恩寺原)
- 道口蛭田村(丸山)
- 増戸村(真菰原、天神原、新田、上前、上、中田、殿谷、義良沼)
- 増富村(芝原、木の下、鍛冶田、中屋敷、本田、前田、谷際)
- 上大増新田(東耕地、西耕地)
- 下大増新田(東耕地、西耕地)
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 県道5号浦和杉戸線(現、さいたま春日部線)
脚注
[編集]- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 601頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 601頁(豊春村の項)によると、「役場を大字上蛭田に設置」と記されている。
- ^ 道路そのものは1906年(明治39年)の時点で既に開通していることが今昔マップ(外部リンク参照)などからも判る。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 968頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1409頁。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。