豊和工業
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本社(2016年5月) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒452-8601 愛知県清須市須ケ口1900番地1 北緯35度11分55.1秒 東経136度50分52.8秒 / 北緯35.198639度 東経136.848000度座標: 北緯35度11分55.1秒 東経136度50分52.8秒 / 北緯35.198639度 東経136.848000度 |
設立 |
1907年(明治40年)2月9日 (豊田式織機株式会社) |
業種 | 機械 |
法人番号 | 7180001032621 |
事業内容 | 工作機械・空油圧機器の工作機械関連、火器・建機の特機、及び金属製建具等の製造、販売 |
代表者 | 塚本 高広(代表取締役社長) |
資本金 | 90億19百万円 |
発行済株式総数 | 1,254万8,134株 |
売上高 |
連結:203億21百万円 単独:172億29百万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結:1億81百万円 単独:7億8百万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結:5億91百万円 単独:5億51百万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結:149億91百万円 単独:134億68百万円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
連結:241億14百万円 単独:228億88百万円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:839名 単独:689名 (2020年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 6.97% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 4.33% 日本生命保険相互会社 4.23% (株)みずほ銀行 3.03% (2020年3月31日現在) |
主要子会社 |
中日運送(株) 100% 豊友物産(株) 100% (株)豊苑 100% |
外部リンク | http://www.howa.co.jp/ |
豊和工業株式会社(ほうわこうぎょう、英: Howa Machinery, Ltd.)は、愛知県清須市に本社を置く機械メーカー。東京証券取引所スタンダード市場上場。
工作機械、油圧機器、特殊車両、防音サッシや銃器などを製造。自動小銃や迫撃砲をはじめとする自衛隊の装備も製造している。
創業時の社名は豊田式織機株式会社(豊田佐吉は初代常務取締役)。
沿革
[編集]- 1907年(明治40年) - 豊田佐吉発明の動力織機製造を目的として豊田式織機株式会社として創業。
- 1936年(昭和11年) - 昭和重工業株式会社を設立。
- 1941年(昭和16年) - 昭和重工業株式会社を合併し、豊和重工業株式会社に改称。
- 1945年(昭和20年) - 現社名である豊和工業株式会社に改称。
- 1949年(昭和24年) - 東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場。
- 1970年(昭和45年)1月13日 - 東富士演習場で新型迫撃砲の発射テスト中、暴発事故が発生。現地で作業を行っていた社長ら2人が重体、3人が負傷[1]。
- 2003年(平成15年) - 大阪証券取引所の上場廃止。
- 2023年(令和5年) - 東京証券取引所における市場区分を、プライム市場からスタンダード市場へ変更[2]。
事業所
[編集]人事部高等職業訓練校
[編集]豊和工業人事部高等職業訓練校は、認定職業訓練による職業能力開発校である。もとは工員教習所の名で1934年(昭和9年)に開始。その後1951年(昭和26年)の技能者養成令での訓練に変更し、法の改正に伴って1961年(昭和36年)には認定事業内職業訓練所となり、1類訓練を1980年(昭和55年)まで続け、その後高卒者による2類訓練1ヵ年に切り替え現在に至る。現在では15名前後の訓練生を職場に送り出し、2008年(平成20年)度採用の高校卒基幹技能職から「実践型人材養成システム」に取り組む。
関連会社など
[編集]- 中日運送株式会社
- 豊友物産株式会社
- 株式会社豊苑
- 株式会社セキュリコ
- ホーワマシナリーシンガポール株式会社
- 丰和(天津)机床有限公司
- 豊和病院
製品
[編集]1945年以後の火器
[編集]- 20式5.56mm小銃
- 89式5.56mm小銃
- 64式7.62mm小銃
- 96式40mm自動てき弾銃
- 64式81mm迫撃砲
- L16 81mm 迫撃砲(ライセンス生産)
- 120mm迫撃砲 RT(ライセンス生産)
- 84mm無反動砲(ライセンス生産)
- 豊和M1500
- 豊和ゴールデンベア
- 豊和M300 - M1カービンを国産化したもの。
- 豊和M55G - Co2ガスを使用するエアライフル。
- フジ スーパーオート - かつて豊和が製造を担当していたガス圧式自動散弾銃。
- フジ パーフェクトスキート - 上記モデルのスキート競技専用銃。
- AR-180 - アーマライトAR-18のスポーツモデル(半自動=セミオートマチック機能に限定)をライセンス生産。
- マークII手榴弾(ライセンス生産)[3]
- 60式12.7mmスポットライフル(60式自走106mm無反動砲用)[3]
- 儀じょう銃 - M1ガーランドの後継として特別儀仗隊向けに製造。
- 76mm発煙弾発射機・76mm発煙弾
1945年以前の火器
[編集]- 三八式歩兵銃
- 九九式小銃
- 四式自動小銃 - 豊和工業は直接の開発・試製には関わっていないが、同銃の技術資料の提供や、同銃の技術陣の参加により、64式小銃開発の基礎とされたとする説がある[4]。
- その他
脚注
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- ^ 迫撃砲が暴発2人重体『朝日新聞』1970年(昭和45年)1月14日朝刊 12版 15面
- ^ プライム市場の上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況(変更)及びスタンダード市場への選択申請及び適合状況について豊和工業 2023年6月6日
- ^ a b c Our History (Howa Machinery Firearms Dept.) - 豊和工業
- ^ 光人社『幻の自動小銃 六四式小銃のすべて』著:津野瀬光男 ISBN 4-7698-2490-4、4頁、162頁。