豊前駅
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豊前駅 | |
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ぶぜん BUZEN | |
◄浅舞 (2.5 km) (1.2 km) 羽後里見► | |
所在地 |
秋田県平鹿郡平鹿町浅舞豊前 (現・横手市平鹿町浅舞豊前) |
所属事業者 | 羽後交通 |
所属路線 | 横荘線 |
キロ程 | 11.7 km(横手起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)7月11日 |
廃止年月日 | 1971年(昭和46年)7月20日 |
備考 | 横荘線廃線に伴い廃駅 |
豊前駅(ぶぜんえき)は、秋田県平鹿郡平鹿町浅舞豊前(開業時は旧・平鹿郡浅舞町豊前、現・横手市平鹿町浅舞豊前)にあった羽後交通横荘線(旧・横荘鉄道)の駅(廃駅)である。横荘線の廃線に伴い1971年(昭和46年)7月20日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)7月11日:横荘鉄道浅舞駅 - 羽後里見駅間に新設開業[1][2][3][4]。旅客のみ取扱い[4]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:鉄道会社名を羽後鉄道に改称。路線名を横荘線に制定。それに伴い羽後鉄道横荘線の駅となる[1][2][5]。
- 1947年(昭和22年)
- 1952年(昭和27年)2月15日:鉄道会社名を羽後交通に改称。それに伴い羽後交通横荘線の駅となる[1][2][3][5]。
- 1971年(昭和46年)7月20日:横荘線の廃線に伴い廃止となる[1][2][3][5]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の南側(老方方面に向かって左手側)に存在した[7]。転轍機を持たない棒線駅となっていた[7]。
無人駅となっており[4][7]、駅舎は無いがホーム西側出入口附近に待合所を有した[7]。待合所は長方形の建物の上に大きな片流れ屋根が覆い被さった独特な作りであった[7]。ホームは老方方にスロープを有し[7]駅施設外に連絡していた。
駅周辺
[編集]周囲は水田であった[7]。
- 国道107号(本荘街道)
駅跡
[編集]1996年(平成8年)時点では、浅舞駅跡附近から当駅跡附近を含む沼館駅跡附近までの線路跡は農免道路となっていた[8]。2007年(平成19年)5月時点[3][5]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行)43ページより。
- ^ a b c d 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)222ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)25-28,30-31ページより。
- ^ a b c 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)165ページより。
- ^ a b c d 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)82-85ページより。
- ^ a b 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2004年9月発行)16-17ページより。
- ^ a b c d e f g h 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2004年9月発行)6,10ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くII』(JTBパブリッシング、1996年9月発行)34ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)203ページより。