上溝駅 (秋田県)
表示
上溝駅 | |
---|---|
うわみぞ UWAMIZO | |
◄羽後大森 (1.3 km) (1.0 km) 八沢木► | |
所在地 |
秋田県平鹿郡大森町上溝 (現・横手市大森町上溝) |
所属事業者 | 羽後交通 |
所属路線 | 横荘線 |
キロ程 | 22.0 km(横手起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月21日 |
廃止年月日 | 不詳(1964年(昭和39年)以前) |
備考 | 横荘線廃線以前に廃駅(異説あり) |
上溝駅(うわみぞえき)は、秋田県平鹿郡大森町上溝(開業時は旧・平鹿郡八沢木村上溝、現・横手市大森町上溝)にあった羽後交通横荘線(旧・横荘鉄道)の駅(廃駅)である。横荘線廃線前の1964年(昭和39年)以前に廃駅となった。
歴史
[編集]乗客の誘致に力を入れていた時期に新設開業したとされる[1]。廃止の経緯は不詳である[1]。
- 1931年(昭和6年)8月21日:横荘鉄道羽後大森駅 - 八沢木駅間に新設開業[2][3][4][5]。旅客のみ取扱い[5]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:鉄道会社名を羽後鉄道に改称。路線名を横荘線に制定。それに伴い羽後鉄道横荘線の駅となる[2][3][6]。
- 1947年(昭和22年)7月23日:豪雨による路盤及び橋脚損壊により横荘線全区間運休、当駅も営業休止となる[4][7]。
- 1948年(昭和23年)11月8日:運休区間(舘合駅 - 老方駅間)が復旧、当駅も営業再開となる[4][7]。
- 1952年(昭和27年)2月15日:鉄道会社名を羽後交通に改称。それに伴い羽後交通横荘線の駅となる[2][3][4][6]。
- 1964年(昭和39年)以前:廃止[注釈 1]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[1]。ホームは線路の北側(老方方面に向かって右手側)に存在した[1]。転轍機を持たない棒線駅となっていた[1]。
無人駅となっており[1][5]、駅舎は無いがホーム中央部分に待合所を有した[1]。
駅周辺
[編集]周囲は水田であった[1]。
- 秋田県道29号横手大森大内線 - 現在の状況。
駅跡
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行、222ページより)では、廃止日は未記載で、書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行、43ページより)及び書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行、165ページより)では、1966年(昭和41年)6月15日(廃線日同日)とする。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2004年9月発行)6,10,24ページより。
- ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行)43ページより。
- ^ a b c 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)222ページより。
- ^ a b c d 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)25-28,30-31ページより。
- ^ a b c 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)165ページより。
- ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)82-85ページより。
- ^ a b 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2004年9月発行)16-17ページより。