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谷川晃一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷川 晃一(たにかわ こういち、1938年2月16日 - 2024年3月10日)は、画家エッセイスト・美術評論家・絵本作家。

妻も画家・エッセイストの宮迫千鶴。1988年より伊東市伊豆高原)在住で、伊豆高原アートフェスティバル運営委員長。

来歴

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東京都中央区出身。1956年に攻玉社高等学校を卒業した。20歳で自由美術展に入選する。1963年、読売アンデパンダン展に出品した。1964年、「記号の増殖」シリーズで最初の個展を東京の内科画廊で開催した。絵画制作と並行して美術批評など文筆活動も行う。

2024年3月10日、老衰のため死去[1]。86歳没。

受賞

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《主な出典:[2]

著書

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※著者名のないものは単著。

  • 『展翅箱』大門出版美術出版部〈絵次元〉、1971年
  • 小川武(著)谷川晃一(絵)『世界の平和をもとめて』国土社〈社会科学習文庫〉、1971年
  • 荒川洋治(詩篇)谷川晃一(版画)『草原にて』沖積舎〈ミニチュア叢書〉、1974年
  • 『アディナタの街角:谷川晃一画集』沖積舎、1977年
  • 『絵画的理解:谷川晃一美術論集』昭和出版、1977年
  • 『アール・ポップの時代』皓星社、1979年
  • 『アール・ポップ』冬樹社、1980年
  • 『視線はいつもB級センス:脱意味の美術 1979-1981(踏分道としての戦後)』現代企画室、1981年
  • 『谷川晃一掌中画集』未来工房、1981年
  • 『冗句パノラマ館:アート鑑賞自由自在』沖積舎、1983年
  • 『スクラップBook - 谷川晃一の世界』邯鄲アートサービス、1983年
  • 『今日の美術とサブカルチャー』国文社、1984年
  • 『短文楽園:コラムパラダイス』洋泉社、1985年
  • 『アール・ポップの世界』広松書店〈Inox discover books〉、1985年
  • 『毒曜日のギャラリー』リブロポート、1985年
  • 『アジアの市場:雪の青森から灼熱のインドまで』洋泉社〈Rainbow books〉、1986年
  • 谷川晃一・ねじめ正一(編著)、乙咩雅一(写真)『タイガーバーム・ガーデン』新潮社新潮文庫〉、1987年
  • 『がらくた桃源境:がらくた・キッチュ・フォークアート 東西南北縦横無尽』勁草書房〈Keiso books〉、1988年
  • 『谷川晃一の世界展』池田20世紀美術館、1990年
  • 『戦後風景と美術:傷ついた地平線』風媒社、1995年
  • 『土から空へ:伊豆高原のアトリエにて』夢譚書房、1996年
  • 『うたがきこえる』光村教育図書、1999年
  • 『ウラパン・オコサ:かずあそび』童心社〈絵本・こどものひろば〉、1999年
  • 『パステルと月:谷川晃一画文集』日貿出版社、1999年
  • 『へんしーん』偕成社、2000年
  • 『デッサン・ノート:絵のある生活』日本放送出版協会、2002年
  • 『青い星』ビリケン出版、2003年
  • 『おんどりボルケ』福音館書店〈福音館創作童話シリーズ〉、2003年
  • 『絵はだれでも描ける』日本放送出版協会〈生活人新書〉、2003年
  • 『ベランダの月:詩画集』ネット武蔵野、2003年
  • 『お月さまにげた』毎日新聞社、2005年
  • 『ニャンニャンシティマラソン』教育画劇、2008年
  • 『バスがきました』毎日新聞社2008年
  • 『草色のギャラリー』みすず書房、2010年
  • 『サカサあそびオカのカオ』童心社〈絵本・こどものひろば〉、2012年
  • 『伊豆高原アートフェスティバルの不思議』河合文化教育研究所〈河合ブックレット〉、2012年
  • 『こりゃなんだうた』福音館書店〈日本傑作絵本シリーズ〉、2013年
  • 『うそうさぎ』福音館書店〈こどものとも700号記念コレクション20〉、2014年
  • 谷川晃一(著)川田奎也(写真)『これっていいね雑貨主義』平凡社〈コロナ・ブックス〉、2014年

脚注

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  1. ^ 画家、美術評論家の谷川晃一さん死去 画家の宮迫千鶴さんの夫」『産経新聞』2024年3月11日。2024年3月11日閲覧。
  2. ^ 谷川晃一”. 茨城県近代美術館 所蔵作品検索システム. 2024年3月14日閲覧。

参考文献

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日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ(2017年6月22日 インタヴュー)