西牟田久雄
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西牟田 久雄(にしむた ひさお、1922年5月16日 - 2010年)は、日本の倫理学、哲学者。
略歴
[編集]長崎県生まれ。1949年第五高等学校卒業。東京教育大学卒業、1955年同大学院哲学研究科修士課程修了。1966年本州大学経済学部助教授(倫理学)。1974年校名変更で長野大学産業社会学部教授。1976年東京電機大学理工学部教授。1992年定年退職。ロシア語文献の翻訳を多く行った。
著書
[編集]- 『死の哲学』(東京図書出版会) 2009年
編著
[編集]- 『哲学の歩み』(編、梶川克之ほか著、東京電機大学出版局、教養セミナー) 1988年
翻訳
[編集]- 『論理学入門』(ヴィノグラードフ, クジミン、野村良雄共訳、青木文庫) 1955年
- 『歴史における個人の役割』(プレハーノフ、直野敦共訳、未来社、社会科学ゼミナール) 1956年
- 『世界文学におけるロシア・リアリズム』(ルカーチ、直野敦共訳、洋々社、現代哲学叢書) 1957年
- 『プロコフィエフ自伝・評論』(園部四郎共訳、音楽之友社) 1964年
- 『随意運動の発達 認識と行為の形成』(ア・ヴェ・ザポロージェツ、世界書院、現代ソヴェト条件反射選書) 1965年、再刊 1977年
- 『日本学序説』(イエ・エム・ジューコフ編、刀江書院) 1966年
- 『子どもの精神発達』(ア・エヌ・レオンチェフ、松野豊共訳、明治図書出版) 1967年
- 『社会主義と個人』(ソ連科学アカデミー哲学研究所編、笠井忠共訳、勁草書房) 1970年
- 『20世紀芸術論 その前衛性と継承』(マーツァ、伊吹二郎, 笠井忠共訳、啓隆閣) 1970年
- 『「新左翼」とマルクーゼ』(共訳編、啓隆閣) 1971年
- 『マルクス主義以前のマルクス』(D・マクレラン、勁草書房) 1972年
- 『カント その生涯と思想』(アルセニイ・グリガ、浜田義文共訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1983年
参考
[編集]- 『全国大学職員録』 1980年