西澤由隆
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西澤 由隆(にしざわ よしたか、1957年 - )は、日本の政治学者。専門は、投票行動、計量政治学。同志社大学では三宅一郎、イェール大学ではダグラス・レイに師事した。
京都府生まれ。同志社香里高等学校を経て、同志社大学法学部卒業(1981)。その後、イェール大学大学院に留学し(1981-1988)、Ph.D(政治学)取得。帰国後、明治学院大学を経て(1989-1997)、現在、同志社大学法学部教授。
著書
[編集]共著
[編集]訳書
[編集]- Mark Rodeghier『誰にでもできるSPSSによるサーベイリサーチ』(丸善, 1997年)
論文
[編集]- 「選挙制度比較におけるコンピュータ・シミュレーションの利用」『明治学院論叢・法学研究』452号(1989年)
- 「ほんとうに鈴木は『同情票』を集めたのか――1991年東京都知事選に関する調査 その概要と集計結果」『中央調査報』1991年7月号
- 「地方選挙における投票率――合理的有権者の投票行動」『都市問題』82巻10号(1991年)
- 「1994年アメリカ中間選挙――共和党の勝因」『選挙研究』11号(1996年)
- 「選挙研究における『政党支持』の現状と課題」『選挙研究』13号(1998年)
- 「55年体制下の自民党支持率と経済政策に対する評価」『同志社法学』256号(1998年)
- 「55年体制下の内閣支持率と経済政策に対する評価」『同志社法学』265号(1999年)
- 「二票制のもとでの政策評価投票――1996年衆議院総選挙と投票モデル」『同志社法学』273号(2000年)
- 「選挙制度と政党の選挙戦略」梅津實・富沢克編『エッセンシャル政治学』(成文堂, 2000年)
- 「政治参加の二重構造と『関わりたくない』意識――Who said I wanted to participate?」『同志社法学』296号(2004年)
共著
[編集]- "A Study of the Electoral Business Cycle in Japan: Elections and Government Spending on Public Construction." with Masaru Kohno, Comparative Politics, 1990.
- (河野勝)「日本における選挙経済循環――総選挙と政府の財政政策―」『レヴァイアサン』6号(1990年)
- (三宅一郎)「日本の投票行動モデルにおける政党評価要因」『選挙研究』7号(1992年)
- (池田謙一)「政治的アクターとしての政党――89年参議院選挙の分析を通じて」『レヴァイアサン』 10号(1992年)
- (三宅一郎)「日本の投票参加モデル」綿貫譲治・三宅一郎編『環境変動と態度変容』(木鐸社、1997年)
- "Introduction of A Recycling Program in Ann Arbor, Michigan: A Role of Citizen Participation" with Hiromi Nishizawa,『明治学院論叢・法学研究』589号(1997年)
- "Critical Elections of Japan in the 1990s: Does the LDP's Comeback in 1996 Mean Voter Realignment or Dealignment?", with Aiji Tanaka, Waseda Political Studies, vol. 31, 1999.
- (矢野順子・松林哲也)「自治体規模と住民の政治参加」『選挙学会紀要』4号(2005年)