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藤田博史

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ふじた ひろし

藤田 博史
生誕 (1955-07-13) 1955年7月13日(69歳)[1]
日本の旗 日本 京都府京都市
国籍 日本の旗 日本
市民権 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス
出身校 信州大学医学部
職業 医師精神分析家
医療法人ユーロクリニーク理事長[2]
狭山メンタルクリニック院長
慶應義塾大学非常勤講師
活動拠点 新宿区狭山市ニース
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藤田 博史(ふじた ひろし、1955年7月13日 - [1])は、日本の精神科医形成外科医、麻酔科医精神分析家京都府京都市生まれ。福岡県立東筑高等学校信州大学医学部卒。

人物

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医療法人ユーロクリニーク理事長・院長[2]狭山メンタルクリニック院長。慶應義塾大学非常勤講師。フランス精神分析に精通している。また、日本の僻地・離島医療に関心を寄せ、東京都小笠原村診療所、母島診療所、利島村診療所非常勤医師および東京都御蔵島村診療所長を務め、約10年間に渡りへき地・離島医療に従事。2001年から2002年まで早稲田奉仕園および東京芸術劇場で一般公開セミネール「人形の身体論 -その精神分析的考察」、2003年から2011年まで日仏会館で一般公開セミネール「心的構造論 -精神病の精神分析的治療理論」、2012年から「治療技法論 -ラカン理論に基づく治療技法の実際」、2013年から「精神分析の未来形 -厳密なサイエンスとしての可能性を探る」、2014年から「海馬症候群 -量子力学と精神分析の甘美な関係」、2015年から「オールフラット理論 -ホログラフィック精神分析入門」、2016年から「精神分析原理 Principia Psychoanalytica -フロイト・ラカンが仕掛けた陥穽」、2017年から「量子論的精神分析の理論と技法 Theory & Technique of the Quantum Psychoanalysis -量子力学・超ひも理論・ホログラフィック原理」、2018年から「ラカン理論の批判的再考 Critical Reflections on Psychoanalytic Theory of J. Lacan -前期・後期・中期の全セミネールを俯瞰する」、2019年から「〈超自我〉新論 Essai pour une nouvelle théorie du "Surmoi" -数回のセッションで境界例・神経症・メランコリーを治癒へ導く技法について」、2020年から「意識・夢・幻覚のホログラフィック理論 Holographic Theory of Consciousness, Dreams and Hallucinations」- オールフラットから多次元宇宙へ」を主催。コロナ禍の影響下で2020年3月の講義を最後に中断していたが2023年6月より東京芸術劇場にて再開となる。2003年に新宿ゴールデン街に「精神分析的実験バー《CREMASTER》」を設立し、毎週木曜夜には「フジタゼミ」がおこなわれていたが、2016年4月12日に新宿ゴールデン街の火災に巻き込まれ《CREMASTER》が全焼したため、六本木の「シマウマ・サロン」にて隔週木曜日夜にフジタゼミを継続した後、同年10月28日より南青山の「株式会社EUROX」会議室に会場を移して毎週金曜日夜に開催していたが、2019年2月から毎週木曜日に曜日を変更した。その後、コロナウィルス感染が拡大したため、2020年3月より2021年1月まで中断した後、2021年2月17日からClubhouseにて再開し2023年4月時点で継続中。なお身体的特徴として内臓逆位であることを自ら公表している[1]

略歴

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著書

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  • 1990年 『精神病の構造-シニフィアンの精神病理学青土社
  • 1991年 『句集 桜さくら桜』花神社
  • 1993年 『性倒錯の構造-フロイト/ラカンの分析理論』青土社
  • 1993年 『幻覚の構造-精神分析的意識論』青土社
  • 1993年 『人間という症候-フロイト/ラカンの論理倫理』青土社
  • 1995年 『精神病の構造-シニフィアンの精神病理学』(新装版)青土社
  • 2006年 『人形愛の精神分析』青土社
  • 2006年 『性倒錯の構造-フロイト/ラカンの分析理論』(増補新装版)青土社

訳書

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論文

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  • 1985年 「精神分裂病に対する持続性注射製剤 Haloperidol decanoate臨床試験(共同研究)」大久保善朗、金野滋、一瀬邦弘、南海昌博、内山真、小松秀邦、加藤昌明、黒田章史、藤田博史、秀野武彦、関忠盛、浅井邦彦、菅野圭樹、時澤哲也、倉持弘、高橋良)『神経精神薬理』7巻 p905-91. 星和書店
  • 1990年 「シニフィアンの精神病理学(1)精神病はいかに解明されるべきか」『現代思想』2月号 第18巻第2号, p.220-230. 青土社
  • 1990年 「シニフィアンの精神病理学(2)シニフィアンの精神病理学」『現代思想』3月号 第18巻第3号, p.257-263. 青土社
  • 1990年 「シニフィアンの精神病理学(3)シニフィアンの精神病理学―承前―」『現代思想』4月号 第18巻第4号, p.302-310. 青土社
  • 1990年 「性別化の論理式」『imago』12月号 第1巻12号, p104-111.青土社
  • 1991年 「心的システムの解体作業―夢の作業」『imago』2月号. 第2巻第2号.青土社
  • 1991年 「同性愛の病理」『imago』2月号 第2巻第2号. 青土社
  • 1991年 「知覚意識」『imago』2月号 第2巻第2号. 青土社
  • 1991年 「幻覚の基本構造」『imago』4月号 第2巻第4号. 青土社
  • 1991年 「見えるものの領野の構造」『imago』5月号 第2巻第5号. 青土社
  • 1991年 「構造の病―人間という症候」『imago』6月号 第2巻第6号. 青土社
  • 1991年 「眼差しの復権」『imago』6月号 第2巻第6号. 青土社
  • 1991年 「心的回路と記憶システム」『imago』7月号 第2巻第7号. 青土社
  • 1991年 「唯一の特徴―エクリチュールの起源」『imago』7月号 第2巻第7号. 青土社
  • 1991年 「女性同性愛の病理」『imago』8月号 第2巻第8号. 青土社
  • 1991年 「夢と幻覚の構造的特性」『imago』8月号 第2巻第8号. 青土社
  • 1991年 「方法の問題から語りの問題へ『imago』9月号 第2巻第9号. 青土社
  • 1991年 「方法の問題から語りの問題へ<承前>」『imago』10月号 第2巻第10号. 青土社
  • 1991年 「精神病理学は科学である」『imago』11月号 第2巻第11号. 青土社
  • 1991年 「フェティシスムの病理」『imago』12月号 第2巻第13号. 青土社
  • 1991年 「幸福の科学」は科学ではない」『imago』12月号 第2巻第13号. 青土社
  • 1992年 「聞こえるものの領野の構造」『imago』1月号 第3巻第1号. 青土社
  • 1992年 「虚構としての真理」『imago』2月号 第3巻第2号. 青土社
  • 1992年 「の構造―マゾシズムと死の欲動」『imago』3月号 第3巻第3号. 青土社
  • 1992年 「声の復権 -幻聴の構造的特性」『imago』3月号 第3巻第3号. 青土社
  • 1993年 「サディズムと死の欲動」『imago』2月号 第4巻第2号. 青土社
  • 1993年 「フロイトの時間論―心的装置/時間表象/現実吟味」『現代思想』3月号 第21巻第3号, p.138-155. 青土社
  • 1993年 「と人間」『imago』7月臨時増刊号 第4巻第8号. 青土社
  • 1994年 「RSIと補填」『imago』10月臨時増刊号 第5巻12号, p.184-202. 青土社
  • 1994年 「ラカン分析用語集」『imago』10月臨時増刊号 第5巻12号, p.i-x. 青土社
  • 1994年 「ラカン -無意識はひとつのランガージュとして構造化されている」『月刊言語 特集:言語の本質を求めて』10月号 Vol23, No.10, p.57-64. 大修館書店
  • 2009年 「量子論理的[現代美術批評]批判」『大航海』No.70. 新書館
  • 2016年 「境界性パーソナリティ障害および摂食障害に対する美容外科的治療について」『こころの科学』2016年1月号(第185巻)日本評論社

対談(公刊)

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対談(未公刊)

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書評

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エッセイ他

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TVドキュメンタリー

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  • 1995年 「街だより人だより - 太平洋上200キロ!離れ小島の診療所」(30分)9月12日放映、テレビ朝日系列全国ネット

シンポジウム / ワークショップ

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  • 1992年 「ジャック・ラカン『テレヴィジオン』について」京都大学11月祭講演(京都大学吉田キャンパス
  • 1993年 「日本的構造について」東京大学教養学部大学院主催シンポジウム講演(東京大学駒場キャンパス
  • 2005年 「そもそも精神分析とはなにか? -後期ラカン思想を考える(Lecture & Open Debate:全聴講者×藤田博史)」日本ラカン協会第2回ワークショップ第1日
  • 2005年 「臨床的視座 -美容整形と精神分析(Lecture & Open Debate:全聴講者×藤田博史)」日本ラカン協会第2回ワークショップ第1日
  • 2005年 「日本的なるものと精神分析(Lecture & Open Debate:全聴講者×藤田博史)」日本ラカン協会第2回ワークショップ第2日
  • 2005年 「哲学文学倫理学美学心理学社会学サブカルチャーと精神分析(Lecture & Open Debate:全聴講者×藤田博史)」日本ラカン協会第2回ワークショップ第2日
  • 2005年 「精神分析の未来((Symposium & Open Debate:全聴講者×小川豊昭×斎藤環×藤田博史)」日本ラカン協会第2回ワークショップ第2日
  • 2012年 「日本文化のなかの居心地の悪さ」日本ラカン協会第13回ワークショップ
  • 2015年 「精神疾患の美容外科的治療について」日本国際医学協会第421回国際治療談話会例会

一般公開セミネール

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  • 2001年 「人形の身体論 -その精神分析的考察」(各120分)第1回 - 第7回 早稲田奉仕園
  • 2002年 「同上」(各120分)第8回 - 第9回 早稲田奉仕園、第10回 - 第19回 東京芸術劇場
  • 2003年 「心的構造論 -精神病の精神分析的治療理論」(毎月第2土曜13:30-16:30, 各180分)第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2004年 「同上」(同上)第13回 - 第23回 日仏会館
  • 2005年 「同上」(同上)第24回 - 第34回 日仏会館
  • 2006年 「同上」(同上)第35回 - 第46回 日仏会館
  • 2007年 「同上」(同上)第47回 - 第57回 日仏会館
  • 2008年 「同上」(同上)第58回 - 第68回 日仏会館
  • 2009年 「同上」(同上)第69回 - 第80回 日仏会館
  • 2010年 「同上」(同上)第81回 - 第92回 日仏会館
  • 2011年 「同上」(同上)第93回 - 第102回 日仏会館
  • 2012年 「治療技法論 -ラカン理論に基づく治療技法の実際」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2013年 「精神分析の未来形 -厳密なサイエンスとしての可能性を探る」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2014年 「海馬症候群 -量子力学と精神分析の甘美な関係」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2015年 「オールフラット理論 -ホログラフィック精神分析入門」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2016年 「精神分析原理 Principia Psychoanalytica -フロイト・ラカンが仕掛けた陥穽」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2017年 「量子論的精神分析の理論と技法 Theory & Technique of the Quantum Psychoanalysis -量子力学・超ひも理論・ホログラフィック原理」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2018年 「ラカン理論の批判的再考 Critical Reflections on Psychoanalytic Theory of J. Lacan -前期・後期・中期の全セミネールを俯瞰する」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2019年 「〈超自我〉新論 Essai pour une nouvelle théorie du "Surmoi" - 数回のセッションで境界例・神経症・メランコリーを治癒へ導く技法について」第1回 - 第12回 日仏会館
  • 2020年 「意識・夢・幻覚のホログラフィック理論 Holographic Theory of Consciousness, Dreams and Hallucinations - オールフラットから多次元宇宙へ」(毎月第2土曜13:30-16:30、各180分)第1回 - 第3回(コロナウィルス感染拡大のためこの回をもって休止) 日仏会館
  • 2021年 休止中
  • 2022年 休止中
  • 2023年 「意識・夢・幻覚のホログラフィック理論 Holographic Theory of Consciousness, Dreams and Hallucinations - オールフラットから多次元宇宙へ」(毎月1回開催、6月より第4回から再開 東京芸術劇場

フジタゼミ

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  • 2001年 「第0回 - 第12回」 喫茶古炉奈会議室 / 備屋珈琲店恵比寿店会議室
  • 2002年 「第13回 - 第32回」 同上 / 同上
  • 2003年 「第33回 - 第75回」 同上 / 同上
  • 2004年 「第76回 - 第117回」 同上 / 同上 / CREMASTER
  • 2005年 「第118回 - 第158回」 CREMASTER
  • 2006年 「第159回 - 第203回」 同上
  • 2007年 「第204回 - 第242回」 同上
  • 2008年 「第243回 - 第285回」 同上
  • 2009年 「第286回 - 第333回」 同上
  • 2010年 「第334回 - 第380回」 同上
  • 2011年 「第381回 - 第421回」 同上
  • 2012年 「第422回 - 第463回」同上
  • 2013年 「第464回 - 第508回 」同上
  • 2014年 「第509回 - 第557回」同上
  • 2015年 「第558回 - 第593回 」同上
  • 2016年 「第594回 - 第615回 」同上 / シマウマ・サロン
  • 2016年 「第616回 - 第624回 」(毎週金曜19:30-21:30)「株式会社EUROX」会議室
  • 2017年 「第625回 - 第651回」同上
  • 2018年 「第652回 - 第688回」同上
  • 2019年 「第689回 - 第730回」同上
  • 2020年 「第731回 - 第736回」以後コロナウィルス感染拡大のため休止
  • 2021年 「第737回 - 第781回」Clubhouse(音声SNS)
  • 2022年 「第782回 - 第829回」同上
  • 2023年 「第830回 - 現在継続中」同上

連載

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脚注

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出典

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