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洞口依子

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葛西依子から転送)

どうぐち よりこ
洞口 依子
本名 葛西 依子
生年月日 (1965-03-18) 1965年3月18日(59歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都武蔵野市
身長 164 cm
血液型 A型
職業 女優タレント
ミュージシャン
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1985年 -
配偶者 有(1997年 - )
事務所 テアトル・ド・ポッシュ
公式サイト 洞口依子 のら猫万華鏡(公式)
主な作品
映画
ドレミファ娘の血は騒ぐ
あげまん
テレビドラマ
愛という名のもとに
ふぞろいの林檎たちIV』
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洞口 依子(どうぐち よりこ、1965年3月18日 - )は、日本女優。本名:葛西 依子(かさい よりこ)、旧姓:洞口。東京都武蔵野市出身。テアトル・ド・ポッシュ所属。

人物・概要

高校時代に、『週刊朝日1980年11月7日号の表紙となる。その後EPICソニー・スターメイキングコンテストで優勝。雑誌『GORO』の「激写」モデルとして芸能界デビューした(1983年)。

1985年の映画『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(黒沢清監督、伊丹十三と共演)に主役として初出演。以後も黒沢監督や伊丹監督の映画に多く出演している。

1986年、『女の人さし指』(久世光彦演出)でテレビドラマ初出演。その後、テレビドラマ『愛という名のもとに』(1992年フジテレビ)『ふぞろいの林檎たちIV』(1997年TBS)などの作品で一躍人気となる。

1997年NHKディレクターの男性と結婚。

1999年、ウクレレバンド「パイティティ」を結成。

2004年子宮頸癌を発病し、闘病生活に入る。

2006年、ネットシネマ『マクガフィン』にて復帰。

2009年11月7日、渋谷の映画館にて2週間にわたり「洞口依子映画祭」が開催された。

闘病生活

2004年1月に子宮頸癌を告知され、子宮と卵巣の全摘出手術を受けることとなる。術後の後遺症における過酷な闘病を自身のブログで実直に語る。それに伴い、体の不調の始まりから復帰するまでの、格闘の様子を赤裸々に記した初めての著書『子宮会議』(小学館2007年6月1日)を発売し、イベントなどで予防の為の検査をするよう呼びかけている。また、闘病生活において沖縄での生活が欠かせないものであったと自書で記している。

2019年3月1日放送の『爆報! THE フライデー』(TBS)に出演、リンパ浮腫で3年間、闘病生活を続けていることを明かした[1]

現在はSAPHO症候群掌蹠膿疱症による皮膚と内臓疾患を抱えて闘病中[2]

音楽活動

  • 「パイティティ」という名のウクレレバンドを結成している。きっかけは1999年にサザンオールスターズ関口和之のアドバイスによるもの。映像作家の石田英範とユニットとして活動。2007年にマキシシングル「マクガフィン」を発売。ライブを各所で展開。
  • 2008年7月9日、パイティティ初のアルバム『Paititi』が発売される。同アルバムより「ウクレレ・ランデヴー」のPVが原口智生監督により制作、発表される。活動を描いたドキュメンタリー映画『ウクレレ PAITITI THE MOVIE』も制作された。
  • 映画『ニンゲン合格』で役としてウクレレを弾くシーンがある。

出演

映画

テレビドラマ

1980年代
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
  • 月曜ゴールデン「女タクシードライバーの事件日誌第4作 殺意を運ぶ紙ヒコーキ」 - 本橋由美子 役
  • 土曜ワイド劇場「刑事殺し〜完結編〜警察官失格!相棒が殺された!夫が最後に見た風景と待ち続けた妻の苦悩!?」 - 柏木寛子 役
2010年
2011年
  • 土曜ワイド劇場「はみだし弁護士・巽志郎第11作 愛娘を惨殺された父親と狂気の復讐!犯罪者に仕立てられた不良と母の情愛 美人デザイナー殺人事件の驚愕の真実を暴け!!」 - 大信田裕美子 役
  • おみやさん 第8シリーズ第1話(2011年4月28日、テレビ朝日) - 沖田佐知子 役
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2018年
  • 特捜9第3話「着物の悪女!告発!!殺人都市計画」(4月25日、テレビ朝日) - 大屋千鶴 役
2024年

バラエティほか

ラジオ

CM

新聞・雑誌等

  • 朝日新聞夕刊『こころの風景』3回連載(自身による子宮ガン告白記)
  • 女性自身光文社2006年6月27日号)
    (※洞口依子復帰インタビュー パニック障害、酒浸り、20キロ激太り-子宮ガン摘出手術後遺症「苦悩の2年間」)
  • 東京スポーツ2006年5月24日付「有名人の晩ごはん追跡」

アルバム等

  • マキシシングル「マクガフィン」(2007年)
  • デビュー・アルバム「Paititi」(2008年)

著書

  • 「子宮会議」(2007年、小学館)

脚注・出典

  1. ^ “洞口依子 3年間の闘病生活を告白 「丸太にように足がむくむ」難病も…「同じ病の女性を勇気づけたい」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年3月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/03/01/kiji/20190301s00041000341000c.html 2019年3月2日閲覧。 
  2. ^ 洞口依子、10年近く悩まされる疾患を公表「オペにはなかなか踏み切れず」 YAHOO!ニュース10/22(火) 16:27
  3. ^ バースデーカード” (2016年5月1日). 2016年5月1日閲覧。
  4. ^ テアトル・ド・ポッシュ” (2016年5月5日). 2016年5月5日閲覧。
  5. ^ 仲里依紗、森田剛、高橋和也、クリスタル・ケイ、松尾貴史らが「白鍵と黒鍵の間に」出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年4月27日). 2023年4月27日閲覧。
  6. ^ BS日曜ドラマ 藏”. NHK. 2021年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
  7. ^ 夫婦の軌跡を通じて、洞口の子宮頚癌の日々を振り返る構成。子宮頚癌発症から手術、手術後の副作用に苦しみ、自殺未遂をするほど追い詰められながらも、沖縄に訪れることで自分を再生するという劇的な日々。これを洞口本人、夫・弘道さんこと“カッパくん”のコメントや再現ドラマ、手術当時に録画された洞口の様子も一部OAすることを通じ、よりリアルに再現された。番組の視聴率11.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)
  8. ^ 増え続ける子宮頸がん患者を減らすために、2008年から4月9日は「子宮の日」と制定され、東京で行われた「子宮頸がんを考えるシンポジウム」にゲストとして呼ばれた様子とインタビュー、日本における子宮頸がんの現状が紹介された。
  9. ^ サブタイトル「洞口依子 がんで子宮摘出を告白 言葉にできない喪失感 女性が苦しむ前に伝えたい」。

外部リンク