荒平駅
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荒平駅 | |
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駅舎(2009年撮影、2013年撤去) | |
あらひら Arahira | |
◄大隅高須 (3.9 km) (2.9 km) 古江► | |
所在地 | 鹿児島県鹿屋市天神町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 大隅線 |
キロ程 | 44.9 km(志布志起点) |
電報略号 | アラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1923年(大正12年)12月19日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月14日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
大隅鉄道の駅として開業、1935年に国有化[1]。 |
荒平駅(あらひらえき)は、鹿児島県鹿屋市天神町にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)大隅線の駅(廃駅)である。大隅線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月14日に廃駅となった。
1987年(昭和62年)の駅廃止後も、隣接する荒平天神(菅原神社)の休憩所としてホーム・待合所等がほぼ残存していたが、2013年(平成25年)初頭に鹿児島県が実施する「魅力ある観光地づくり事業」に伴う景観整備に先立って撤去された[2]。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)12月19日:大隅鉄道の駅として開業[1]、762 mm軌間の軽便鉄道。
- 1935年(昭和10年)6月1日:国有化[1]により、国鉄古江線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)10月23日:古江線の路線名改称により、古江西線の駅となる。
- 1938年(昭和13年)10月10日:1,067 mm軌間への改軌工事完成、古江東線と古江西線を合わせて古江線とする。
- 1945年(昭和20年)6月20日:休止[1]。
- 1947年(昭和22年)4月20日:復活開業[3]。
- 1957年(昭和32年)10月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)9月9日:志布志駅 - 国分駅間全通に伴い古江線が大隅線に改称され、大隅線の駅となる。
- 1979年(昭和54年):駅舎改築[4]。
- 1987年(昭和62年)3月14日:大隅線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]有人駅時代にはホームの垂水方先端に木造駅舎が存在していたが、無人化後に取り壊され、その跡にコンクリート製の待合所が建てられた。ホームからは海を臨むことができた。
隣の駅
[編集]- 1938年10月10日の改軌以前は大隅高須 - 荒平間に金浜(1933年6月15日開設)、荒平 - 古江間に船間(1923年12月19日設置)の各停留所が設置されていた[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄』 新潮社 2009年 ISBN 978-4-10-790030-2