コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

荒平駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荒平駅
駅舎(2009年撮影、2013年撤去)
あらひら
Arahira
大隅高須 (3.9 km)
(2.9 km) 古江
所在地 鹿児島県鹿屋市天神町
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 大隅線
キロ程 44.9 km(志布志起点)
電報略号 アラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1923年大正12年)12月19日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月14日
備考 路線廃止に伴う廃駅
大隅鉄道の駅として開業、1935年に国有化[1]
テンプレートを表示

荒平駅(あらひらえき)は、鹿児島県鹿屋市天神町にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)大隅線廃駅)である。大隅線の廃止に伴い、1987年昭和62年)3月14日に廃駅となった。

1987年(昭和62年)の駅廃止後も、隣接する荒平天神(菅原神社)の休憩所としてホーム・待合所等がほぼ残存していたが、2013年平成25年)初頭に鹿児島県が実施する「魅力ある観光地づくり事業」に伴う景観整備に先立って撤去された[2]

歴史

[編集]
ホーム・待合所撤去後の概観(2013年3月撮影)

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線と側線1本を有する駅で、無人駅であった。

有人駅時代にはホームの垂水方先端に木造駅舎が存在していたが、無人化後に取り壊され、その跡にコンクリート製の待合所が建てられた。ホームからは海を臨むことができた。

隣の駅

[編集]
日本国有鉄道
大隅線
大隅高須駅 - 荒平駅 - 古江駅
  • 1938年10月10日の改軌以前は大隅高須 - 荒平間に金浜(1933年6月15日開設)、荒平 - 古江間に船間(1923年12月19日設置)の各停留所が設置されていた[1]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、782頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 鹿屋市議会事務局『かのや市議会だより』第28号、2013年 p.3
  3. ^ 「運輸省告示第199号」『官報』1947年4月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 「五無人駅を新築 鹿鉄、三月までに完成へ」『交通新聞』交通協力会、1979年1月5日、3面。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]