コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

草薙駅 (JR東海)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
草薙信号場から転送)
草薙駅
南口(2022年4月)
くさなぎ
Kusanagi
CA14 清水 (5.2 km)
(3.5 km) 東静岡 CA16[* 1]
地図下は静岡鉄道草薙駅
所在地 静岡市清水区草薙一丁目3番3号
北緯35度0分10.04秒 東経138度26分31.23秒 / 北緯35.0027889度 東経138.4420083度 / 35.0027889; 138.4420083座標: 北緯35度0分10.04秒 東経138度26分31.23秒 / 北緯35.0027889度 東経138.4420083度 / 35.0027889; 138.4420083
駅番号 CA  15 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線静岡地区
キロ程 174.2 km(東京起点)
電報略号 クサ
駅構造 橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
9,254人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1926年大正15年)4月3日
乗換 S 10 草薙駅 - 静岡鉄道静岡清水線
備考
  1. ^ この間に静岡貨物駅有り(東京起点 176.7 km)。
テンプレートを表示
北口(学園口)(2022年7月)

草薙駅(くさなぎえき)は、静岡県静岡市清水区草薙一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線である。駅番号CA15

運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する橋上駅。ホームに接する本線の他、上下本線間に副本線(中線)1本、下り線南側に副本線(待避線)1本がある。どちらの副本線も、通常は貨物列車運転整理に用いられている。また、下り副本線から保線車両留置用の側線が分岐している。

2008年から2011年まで、駅舎改築・周辺整備事業が行われることが決定し、2014年11月22日限りで旧駅舎は閉鎖され、2014年11月23日に仮駅舎に移行した。2016年9月18日に駅舎が橋上駅化され、南北自由通路が新設された。南口には「県大・美術館口」、北口には「学園口」という愛称が付けられている。2018年度に国道1号とアクセス道路で接続する北口ロータリーが新設された[6]

地上駅時代の駅舎・改札口は2か所あり、南口にJR全線きっぷうりばが設置されていた。南口駅舎はホームの東端にあり、2つのホームとは跨線橋で連絡していた。北口は上りホーム中程にあり、静岡サレジオ学園の通学利用者などのため、平日朝夕に限り営業していた[注釈 1]。北改札口は簡易な造りとなっており、乗車券の発売および精算事務は取扱わなかった。

駅長は配置されない駅員配置駅(直営駅)であり、清水駅が当駅を管理する。JR全線きっぷうりばが設置されている。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 CA 東海道本線 下り 静岡浜松方面[注釈 2]
2 上り 沼津熱海方面[注釈 2]

(出典:JR東海:駅構内図

利用状況

[編集]

「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員9,254人である[# 1]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 9,461 [# 2]
1994年(平成06年) 9,590 [# 3]
1995年(平成07年) 9,534 [# 4]
1996年(平成08年) 9,724 [# 5]
1997年(平成09年) 9,423 [# 6]
1998年(平成10年) 9,176 [# 7]
1999年(平成11年) 8,528 [# 8]
2000年(平成12年) 8,393 [# 9]
2001年(平成13年) 8,171 [# 10]
2002年(平成14年) 7,877 [# 11]
2003年(平成15年) 7,851 [# 12]
2004年(平成16年) 7,914 [# 13]
2005年(平成17年) 8,144 [# 14]
2006年(平成18年) 8,391 [# 15]
2007年(平成19年) 8,456 [# 16]
2008年(平成20年) 8,519 [# 17]
2009年(平成21年) 8,585 [# 18]
2010年(平成22年) 8,700 [# 19]
2011年(平成23年) 8,621 [# 20]
2012年(平成24年) 8,503 [# 21]
2013年(平成25年) 8,813 [# 22]
2014年(平成26年) 8,531 [# 23]
2015年(平成27年) 8,512 [# 24]
2016年(平成28年) 8,838 [# 25]
2017年(平成29年) 9,191 [# 26]
2018年(平成30年) 10,700 [# 27]
2019年(令和元年) 10,961 [# 28]
2020年(令和02年) 8,308 [# 1]
2021年(令和03年) 9,254

駅周辺

[編集]
県大・美術館口周辺。手前を走るのは静岡鉄道

バス路線

[編集]

駅南口と駅北口にそれぞれ停留所が設けられており、下記の路線が発着する。

草薙駅南口
草薙駅北口

隣の駅

[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線
清水駅 (CA14) - 草薙駅 (CA15) - (静岡貨物駅 - 東静岡駅 (CA16)

脚注

[編集]

記事本文

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 北口の営業時間は、7:30 - 8:40 および 17:30 - 18:15(休日および1月1日から3日までを除く)
  2. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

[編集]
  1. ^ 「草薙駅にも跨線橋」『交通新聞』交通協力会、1956年6月26日、1面。
  2. ^ 『静鉄局管内10駅にみどりの窓口新設』昭和62年1月24日日本経済新聞地方経済面静岡
  3. ^ 「14駅を自動改札化 JR東海 静岡地区で計画」『交通新聞』交通新聞社、1992年9月5日、1面。
  4. ^ 東海道本線 草薙駅 橋上駅舎及び自由通路の供用開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2016年6月24日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201219165200/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030970.pdf2020年12月19日閲覧 
  5. ^ “JR草薙新駅舎が完成 南北自由通路も供用開始”. 静岡新聞. (静岡新聞社). http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/282973.html?news=254132 2016年9月18日閲覧。 
  6. ^ 静岡市都市再生整備計画(PDF)

利用状況

[編集]
静岡県統計年鑑
  1. ^ a b 6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月14日閲覧。
  2. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  3. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  4. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  5. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  6. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  7. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  8. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  9. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  10. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  11. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  12. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  13. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  14. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  15. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  16. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  17. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  18. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  19. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  20. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  21. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  22. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  23. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  24. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  25. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  26. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
  27. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2018(平成30年). 静岡県 (2020年3月17日). 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月19日閲覧。
  28. ^ 6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2019(令和元年). 静岡県 (2021年3月23日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]