焼津駅
焼津駅 | |
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南口(2015年6月) | |
やいづ Yaizu | |
◄CA19 用宗 (7.1 km) (3.3 km) 西焼津 CA21► | |
所在地 | 静岡県焼津市栄町一丁目1-1 |
駅番号 | CA 20 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 193.7 km(東京起点) |
電報略号 | ヤツ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,785人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)4月16日 |
備考 |
|
焼津駅(やいづえき)は、静岡県焼津市栄町一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA20。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月16日:官設鉄道の静岡 - 浜松間延伸により開業[1]。一般駅[1]。
- 1891年(明治24年)7月頃:藤枝焼津間軌道が駅前に乗り入れ。
- 1895年(明治28年)4月1日:官設鉄道の線路名称制定。東海道線(1909年(明治42年)に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1900年(明治33年):藤枝焼津間軌道廃止。
- 1930年(昭和5年)5月30日 - 昭和天皇が静岡県内を行幸。静岡駅発-焼津駅着、焼津駅発-島田駅着のお召し列車が運転[2]。
- 1975年(昭和50年)7月20日:橋上駅舎化[3]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:車扱貨物・チッキの取扱を廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)12月12日:自動改札機を導入[5]。
- 2000年(平成12年):ホームエレベーター設置
- 2003年(平成15年)10月:南口駅前広場改装(駅2階から駅前通りまでのデッキ整備)。
- 2004年(平成16年):北口にエレベータ設置、北口広場を改装。
- 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
- 2009年(平成21年)10月:ボタン式からタッチパネル式の自動券売機に変更。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームに接する本線の他、数本の側線がある。以前は廃車になったEF65形電気機関車(EF65 33[6][7])と客車3両(20系寝台客車の食堂車ナシ20 26[8]+オハ47形客車のオハ47 2014・2168の2両[9])を使用したレストラン「ビアステーション焼津」[10]が側線にあったが、1990年代後半に閉店・撤去[10][注釈 1]され駐車場となっている。駅の南北を結ぶ橋上駅舎を備える。駅構内(改札口を通ってから)はトイレはない。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、西焼津駅を管理している。駅舎内部にはJR全線きっぷうりばなどが置かれている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 東海道本線 | 下り | 浜松・豊橋方面 |
2 | 上り | 静岡・沼津方面 |
(出典:JR東海:駅構内図)
1970年代後半から1986年10月末まで、駅の用宗寄りにサッポロビール静岡工場への専用線があり、それ向けの貨物輸送が盛んに行われていた[10]。瀬戸川を渡っていた鉄橋が現在は歩道兼自転車道として利用され、静岡県道375号静岡御前崎自転車道線がこの鉄橋を通っている。また、1960年半ばから1980年代半ばまで、赤坂鐵工所への専用線も敷設されていた[11]。
-
改札口(2022年9月)
-
切符売り場(2022年9月)
-
ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は6,785人である[* 1]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)14,331 | [* 2] |
1994年(平成 | 6年)13,529 | [* 3] |
1995年(平成 | 7年)13,260 | [* 4] |
1996年(平成 | 8年)13,417 | [* 5] |
1997年(平成 | 9年)12,955 | [* 6] |
1998年(平成10年) | 12,679 | [* 7] |
1999年(平成11年) | 12,179 | [* 8] |
2000年(平成12年) | 11,992 | [* 9] |
2001年(平成13年) | 11,919 | [* 10] |
2002年(平成14年) | 11,610 | [* 11] |
2003年(平成15年) | 11,314 | [* 12] |
2004年(平成16年) | 11,163 | [* 13] |
2005年(平成17年) | 11,121 | [* 14] |
2006年(平成18年) | 10,973 | [* 15] |
2007年(平成19年) | 10,828 | [* 16] |
2008年(平成20年) | 10,680 | [* 17] |
2009年(平成21年) | 10,337 | [* 18] |
2010年(平成22年) | 10,205 | [* 19] |
2011年(平成23年) | 9,980 | [* 20] |
2012年(平成24年) | 9,849 | [* 21] |
2013年(平成25年) | 9,891 | [* 22] |
2014年(平成26年) | 9,445 | [* 23] |
2015年(平成27年) | 9,484 | [* 24] |
2016年(平成28年) | 9,321 | [* 25] |
2017年(平成29年) | 9,188 | [* 26] |
2018年(平成30年) | 9,093 | [* 27] |
2019年(令和元年) | 8,868 | [* 28] |
2020年(令和 | 2年)6,631 | [* 1] |
2021年(令和 | 3年)6,785 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]南口の「焼津駅前」停留所や北口の「焼津駅北口」にて発着する。一般路線バス・自主運行バスともにしずてつジャストライン(岡部営業所)が運行している。
のりば | 運行事業者 | 路線・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | しずてつジャストライン | しずてつジャストライン焼津岡部線:岡部営業所 | |
焼津市自主運行バス焼津循環線:中根新田・焼津駅 | 平日最終便のみ中根新田止 | ||
2 | 一色和田浜線:毎日最終便のみ水産加工センター止
焼津大島線:平日の一部便は静岡福祉大学止、焼津市立病院前止、大島新田 | ||
3 | しずてつジャストライン一色和田浜線:下浜東洋水産前・焼津駅 | 平日最終便のみ下浜東洋水産前止 | |
4 |
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北口 | しずてつジャストライン焼津岡部線:降車専用 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、20頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、68頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 「橋上駅がオープン」『交通新聞』交通協力会、1975年7月23日、2面。
- ^ 『静鉄局管内10駅にみどりの窓口新設』昭和62年1月24日日本経済新聞地方経済面静岡
- ^ “14駅を自動改札化 JR東海 静岡地区で計画”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月5日)
- ^ a b 松本典久「資料 EF65形車歴簿」『イカロスMOOK EF65形メモリアル 登場から50年。高速直流電機の栄光の軌跡』、交通新聞社、2013年11月6日、136頁、ISBN 978-4-330-39913-3。
- ^ 白川淳「歴史的全車両リスト 3700両(保存車両・現役車両一覧)全国保存者リスト・20」『全国保存鉄道Ⅱ 保存車全リスト3700両』JTB(現・JTBパプリッシング)〈JTBキャンブックス〉、1994年11月1日、153頁。ISBN 4-533-02091-7。
- ^ 白川淳「歴史的全車両リスト 3700両(保存車両・現役車両一覧)全国保存者リスト・28」『全国保存鉄道Ⅱ 保存車全リスト3700両』JTB(現・JTBパプリッシング)〈JTBキャンブックス〉、1994年11月1日、145頁。ISBN 4-533-02091-7。
- ^ 白川淳「歴史的全車両リスト 3700両(保存車両・現役車両一覧)全国保存者リスト・24,25」『全国保存鉄道Ⅱ 保存車全リスト3700両』JTB(現・JTBパプリッシング)〈JTBキャンブックス〉、1994年11月1日、148 - 149頁。ISBN 4-533-02091-7。
- ^ a b c d 松本典久、池口英司「東海道本線 東京~名古屋間366.0km」『鉄道ファン2007年12月号 特集:東海道本線Ⅰ』第47巻第12号(通巻560号)、交友社、2007年12月1日、35頁。
- ^ 日本国有鉄道貨物局『専用線一覧表 昭和45年10月1日』p.174(『トワイライトゾーンMANUAL12』 ネコ・パブリッシング、2003年、p.315掲載)
利用状況
[編集]- 静岡県統計年鑑
- ^ a b “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月16日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2018(平成30年). 静岡県 (2020年3月17日). 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月19日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2019(令和元年). 静岡県 (2021年3月23日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。