茨木佑太
千葉ロッテマリーンズ #131 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道札幌市 |
生年月日 | 2006年5月9日(18歳) |
身長 体重 |
187 cm 93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2024年 育成選手ドラフト2位 |
年俸 | 260万円(2025年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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茨木 佑太(いばらぎ ゆうた、2006年5月9日 - )は、北海道札幌市出身[1]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。実兄は阪神タイガースの茨木秀俊。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]札幌市立手稲中央小学校1年生のときに『手稲ヤングスターズ』で野球を始め、札幌市立手稲中学校時代は硬式野球の『札幌東シニア』に所属[1]。3年時には東日本選抜大会に出場した[2]。
帝京長岡高校へ進学すると、1年夏からベンチ入り[1](背番号11[3])を果たし、新潟大会では佐渡との3回戦で公式戦初登板。先発の兄・秀俊の後を受け、小学校時代以来となる兄弟継投となり、3回無失点に抑えた[4]。1年秋から背番号1を付け[2]、県大会では長岡商業との3回戦で敗退[5]。2年夏の新潟大会では出場機会がないまま、チームは長岡との3回戦で敗退した[6][7]。
入学当初からオーバースロー[8]、左手を高々と突き上げるダイナミックな投球フォームであったが[9]、2年時の夏休み期間で左手の高さを下げ、右腕の出方もスリークォーターに変更。新チームではエースで4番を務め[10]、2年秋の県大会は準優勝でチーム2年ぶり4回目となる北信越大会に出場したが[11]、同大会では敦賀気比との準々決勝で敗退した[12]。翌2024年2月から投球フォームを再びオーバースローに戻し[2]、高校野球でも解禁となった二段モーションを導入[8]。3年春の県大会で優勝を果たすと[13]、北信越大会でも優勝を果たした[注 1]。3年夏の新潟大会では、4回戦までは野手として出場し[1]、北越との準々決勝で同大会初登板[15]。新潟産大付との決勝では自己最速の145km/hを計測したが[16]、10安打4四球4失点で完投負けを喫した[17]。
2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、千葉ロッテマリーンズから育成2位指名を受けた[18]。11月17日には支度金300万円・年俸260万円(金額はいずれも推定)で入団に合意[19]。12月4日に新入団選手発表会が行われ、背番号は131と発表された[20]。
選手としての特徴
[編集]最速145km/hのストレート[16]、スライダー、カーブ、チェンジアップを投じる[8]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 131(2025年 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “帝京長岡・茨木佑太、打ってもすごい 左翼場外に飛距離120メートル弾/新潟大会”. サンケイスポーツ (2024年7月19日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ a b c “帝京長岡のプロ注目右腕・茨木佑太「春は必ず連覇する」上手からのフォームに戻し球速アップ”. 日刊スポーツ (2024年4月24日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【高校野球】「新潟の高校野球の歴史を変える」阪神投手の兄から継承した「1」帝京長岡・茨木佑太”. 週刊ベースボールONLINE (2024年7月5日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “帝京長岡・茨木兄弟が自責0リレー 弟佑太「緊張した」高校デビュー戦も3回無失点/新潟”. 日刊スポーツ (2022年7月18日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【高校野球】長岡商が夏準Vの帝京長岡に競り勝つ 長岡は逆転サヨナラ勝ち 秋季県大会3回戦”. 新潟野球ドットコム (2022年9月15日). 2022年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ “【試合結果】帝京長岡―新発田農(2回戦) - 第105回全国高校野球選手権新潟大会”. スポーツブル. 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【試合結果】長岡―帝京長岡(3回戦) - 第105回全国高校野球選手権新潟大会”. スポーツブル. 2024年12月4日閲覧。
- ^ a b c “【’24ドラフト道産子有望株】③兄・秀俊(阪神)に続け!新潟の地で奮闘する帝京長岡の大型右腕・茨木佑太”. 道新スポーツ (2024年4月25日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “帝京長岡・茨木1安打0封 ドラフト候補の兄秀俊から「1」受け継ぎ勝利”. 日刊スポーツ (2022年9月10日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “帝京長岡エースで4番茨木佑太「いい感覚で投げられた」スリークオーター新投球フォームに手応え”. 日刊スポーツ (2023年9月10日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【高校野球】日本文理が秋5年ぶり優勝 第3代表は関根学園 秋季県大会”. 新潟野球ドットコム (2023年9月24日). 2023年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ “芝草宇宙監督率いる帝京長岡、センバツ絶望的も茨木佑太が崖っぷちで同点弾放つ粘り見せた”. 日刊スポーツ (2023年10月15日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “[高校野球2024・新潟]帝京長岡が優勝!日本文理に4-2 春連覇、春秋通じて3度目V(5月12日・決勝戦の結果)春の北信越新潟県大会”. 新潟日報デジタルプラス (2024年5月12日). 2024年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月4日閲覧。
- ^ “帝京長岡が北信越大会初制覇 県勢としても10年ぶりVに芝草宇宙監督は「非常にうれしい」”. 日刊スポーツ (2024年6月4日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【高校野球】帝京長岡が準決勝進出 プロ注目右腕・茨木佑太が2安打9K完封&V打でスミ1勝利”. スポーツ報知 (2024年7月20日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ a b “帝京長岡145キロ右腕・茨木佑太、プロ志望届提出を決意「これから緊張するかも」”. 日刊スポーツ (2024年8月22日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “帝京長岡・茨木佑太は甲子園逃し涙 兄は阪神・秀俊 「悔しい思いしている兄を見てきた。ずっとプロ野球選手が夢」”. デイリースポーツ (2024年7月26日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【ドラフト】帝京長岡・茨木佑太はロッテ育成2位 阪神の兄秀俊に続き新潟の高校で初の兄弟指名”. 日刊スポーツ (2024年10月24日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “ロッテ 育成ドラ2・茨木が入団に合意 兄は阪神・茨木「早く追い越したい」”. デイリースポーツ (2024年11月17日). 2024年12月4日閲覧。
- ^ “【ロッテ】西川史礁6、宮崎竜成44、一條力真41、坂井遼62など/新入団選手背番号”. 日刊スポーツ (2024年12月4日). 2024年12月4日閲覧。