花田比露思
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花田 比露思(はなだ ひろし、1882年3月11日 - 1967年7月26日)は、日本の教育者・歌人。
来歴
[編集]福岡県朝倉郡安川村(現・朝倉市)に生まれる[1]。本名・大五郎。京都帝国大学法学部を卒業し、大阪朝日新聞記者となる[1]。調査部長兼論説委員として寺内内閣に批判的な論調を張るも、1918年米騒動にからんだ白虹事件で連帯責任を取って辞職する[1]。
大阪朝日退職後は大正日日新聞、読売新聞などに勤めた[1]。1924年に京都帝大に招かれ、学生監となる[1]。
その後は和歌山高等商業学校(現・和歌山大学)校長、福岡商科大学初代学長、別府大学長、大分大学長を務めた[1]。大分大学名誉教授となる。
歌人としては、正岡子規に傾倒し,歌誌『潮騒』(のち改題し『あけび』)を創刊・主宰した[1]。1964年に歌会始の召人を務める[要出典]。
著書
[編集]- 『さんげ 歌集』春陽堂, 1921 短歌研究社, 1965
- 『歌に就ての考察』紅玉堂書店, 1924
- 『万葉集私解』(あけび叢書 紅玉堂書店, 1928
- 『五高時代の思出』花田大五郎 著. 日本談義社, 1957
- 『雑草路 歌集』(花田比露思歌集 第2巻) (あけび叢書 林光雄編. 短歌新聞社, 1996.10
- 『茅野 歌集』(花田比露思歌集 第3巻) (あけび叢書 林光雄 編. 短歌新聞社, 1996.11
- 『かりごも 歌集』 (花田比露思歌集 第4巻) (あけび叢書 林光雄, 大津留温 編. 短歌新聞社, 1998.7
- 『夕凪 歌集』 (花田比露思歌集 第5巻) (あけび叢書 林光雄, 大津留温 編. 短歌新聞社, 1998.7