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美濃白鳥駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
美濃白鳥駅
駅舎(2019年8月)
みのしろとり
Mino-shirotori
33 大島 (1.8 km)
(3.5 km) 白鳥高原 35
地図
所在地 岐阜県郡上市白鳥町白鳥大栗[1]
北緯35度53分5.81秒 東経136度51分38.17秒 / 北緯35.8849472度 東経136.8606028度 / 35.8849472; 136.8606028座標: 北緯35度53分5.81秒 東経136度51分38.17秒 / 北緯35.8849472度 東経136.8606028度 / 35.8849472; 136.8606028
駅番号 34
所属事業者 長良川鉄道
所属路線 越美南線
キロ程 66.1 km(美濃太田起点)
電報略号 シロ
シラ(転換前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
84人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1933年昭和8年)7月5日[1][2]
備考 直営駅
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美濃白鳥駅(みのしろとりえき)は、岐阜県郡上市白鳥町白鳥大栗にある、長良川鉄道越美南線である。駅番号34

歴史

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駅構造

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ホーム(2009年10月)

相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。交換が無ければ、方面に関係無く駅舎側1番のりばに発着する[注釈 1]。越美南線の運転上重要な役割を果たしており、構内は広く側線及び車庫がある、夜間滞泊が設定されている。郡上八幡方面から到着する列車の一部は当駅止まりであり、このうち、14:51に到着する列車は、ホームで1時間半ほどエンジンを切って留置した後に16:20発北濃行きとして運行される。また、休日に限り、1日1回乗務員交代がある。

ホーム間は構内踏切で連絡している。駅舎から遠い方のホームには長良川鉄道への転換後にログハウス風の小さな待合所が設置されたが、後に解体された。木造駅舎を有する。

当駅で閉塞方式が変わり、北濃駅まではスタフ閉塞式であるため当駅から北濃駅方面へは一列車しか入ることが出来ない。当駅から北濃駅方面へ発車する列車にはスタフが手渡される。そのため終日に渡って社員配置駅となっている。

駅舎は国鉄時代からのもので木造平屋建て。内部には出札窓口(始発から最終列車まで営業)・自動券売機がある。また、チャレンジショップ「はざねこのこ」と言う個人で日替わり出店出来る売店がある他、JAめぐみの営業所も入っている。また、2022年には国鉄時代に使用された駅スタンプが期間限定で駅舎内に設置された[6]

のりば

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のりば 路線 行先
1・2 越美南線 北濃方面
郡上八幡美濃市美濃太田方面
付記事項

利用状況

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年度 1日平均乗車人員
2011年(平成23年) 135
2012年(平成24年) 122
2013年(平成25年) 104
2014年(平成26年) 101
2015年(平成27年) 84

駅周辺

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駅前(2013年7月)

白鳥町の代表駅で、駅周辺にはその中心街が広がり、郵便局やコンビニや商店などがある。駅から西へ進み、突き当りを北へ行くと、駅から300メートルほどのところで、北から南に向かって流れる長良川の東詰となる。そこから白鳥大橋が伸び、対岸に渡ることができる。対岸では南北に国道156号が走り、駅南東の奥美濃大橋でこの長良川を渡っているが、この区間の沿線にも商店が進出し、物産館もある。駅からの突き当りを南に行っても国道156号に合流するが、合流点から白鳥大橋にかけての区間は旧国道156号であり、夏季には白鳥おどりが行われる。

福井県大野市との県境(油坂峠)に近いが、この峠を越えるジェイアール東海バス大野線2002年(平成14年)9月30日付で廃止されている。美濃白鳥駅バスターミナルまたは北濃駅から石徹白経由で路線バス徒歩連絡(冬期閉鎖)・デマンド型乗合タクシー等で西日本旅客鉄道(JR西日本)越美北線(九頭竜線)九頭竜湖駅まで出ることが可能である(乗継・運行本数・要予約等の制限有)[7]

バス路線

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隣の駅

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長良川鉄道
越美南線
大島駅(33) - 美濃白鳥駅(34) - 白鳥高原駅(35)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2番のりばから発車する列車は、美濃太田行最終列車(平日のみ)とその1本前、観光列車ながら森号(1・2号)の4本である。
  2. ^ 左側に車庫があるが、その車庫へ繋がる線路は駅の南側にある(2023年2月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d 澤井 2016, p. 141.
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。 
  3. ^ 『全国乗合自動車総覧』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 「鉄道省告示第341号」『官報』1933年7月28日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 澤井 2016, p. 128.
  6. ^ “長良川鉄道、駅スタンプの旅 レトロデザイン、全8種コンプで記念缶バッジ”. 岐阜新聞Web. (2022年7月22日). オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220722011140/https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/107102 2022年8月16日閲覧。 
  7. ^ スリル満点!バスで結ぶショートカット鉄旅”. 東洋経済オンライン (2016年1月10日). 2022年8月16日閲覧。

参考文献

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  • 澤井泰『高山線の全駅乗歩記』文芸社、2016年10月15日。ISBN 978-4-286-16551-6 

関連項目

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外部リンク

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