緑川ダム
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緑川ダム | |
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所在地 |
緑川ダム管理支所 熊本県下益城郡美里町畝野3456 |
左岸所在地 | 熊本県下益城郡美里町洞岳 |
河川 | 緑川水系緑川 |
ダム湖 | 肥後みどりかわ湖 |
ダム諸元 | |
ダム型式 |
重力式コンクリートダム (ロックフィルダム) |
堤高 | 76.5(35.0) m |
堤頂長 | 295.3(244.0) m |
堤体積 | 367,400(347,000) m3 |
流域面積 | 359 km2 |
湛水面積 | 181 ha |
総貯水容量 | 46,000,000 m3 |
有効貯水容量 | 35,200,000 m3 |
利用目的 |
洪水調節・不特定利水・ 灌漑・発電 |
事業主体 | 九州地方整備局 |
電気事業者 | 熊本県企業局 |
発電所名 (認可出力) | 緑川発電所(35,140kW) |
施工業者 | 飛島建設 |
着手年 / 竣工年 | 1964年 / 1971年 |
出典 | [1] |
備考 | ()内は脇ダムの値 |
緑川ダム(みどりかわダム)は、熊本県下益城郡美里町、一級水系緑川水系緑川の上流部に建設された国土交通省直轄ダムであり、重力式コンクリートの主ダムとロックフィル式の脇ダムの2つのダムからなる。ダムによって形成された人造湖は、肥後みどりかわ湖(ひごみどりかわこ)と命名された。
概要
[編集]九州背陵山系の一つ三方山に端を発する緑川は、たびたび大洪水を引き落としてきた。そのため、地域の要請を受け緑川ダムの建設が計画され、昭和34(1959)年から予備調査を開始し、昭和46(1971)年に完成した。
主ダムは洪水調整、かんがい、河川維持、発電を目的に造られた多目的ダムであり、堤頂部がZ型に湾曲しているのが特徴である。また脇ダムは増水時のみに使用し、通常時は浸水しておらず、周辺は広場として使用されている。
経緯
[編集]これまでの経緯は次の通り[2]
- 1959年 緑川ダム予備調査に着手
- 1964年4月 調査事務所を設置し、実施計画調査に着手
- 1966年4月1日 工事事務所を設置
- 1967年11月28日 損失補償基準協定書の調印
- 1968年1月 本体工事に着手
- 1969年4月25日 基本計画を告示
- 1971年3月25日 完成
- 1971年4月1日 管理所を設置
アクセス
[編集]九州自動車道松橋IC・御船ICより車で30分、JR交通センター駅からバスで80分、家族旅行村西入口バス停下車、徒歩25分
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 緑川ダム - ダム便覧(日本ダム協会).2022年2月5日閲覧
- ^ 緑川ダムの位置・歴史 国土交通省九州地方整備局緑川ダム管理所