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紺屋町 (川崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 川崎市 > 幸区 > 紺屋町
紺屋町
町丁
地図北緯35度32分34秒 東経139度41分24秒 / 北緯35.542678度 東経139.689986度 / 35.542678; 139.689986
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 川崎市
行政区 幸区
人口情報2024年(令和6年)9月30日現在[1]
 人口 1,308 人
 世帯数 777 世帯
面積[2]
  0.08082765 km²
人口密度 16182.58 人/km²
設置日 1928年昭和3年)
郵便番号 212-0026[3]
市外局番 044(川崎MA[4]
ナンバープレート 川崎
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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紺屋町(こんやまち[5])は、神奈川県川崎市幸区町名[6]。丁目の設定がない単独町名。住居表示は実施されていない[5]。面積は8.08 haである[2]

地理

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幸区のやや東側に位置し[7]府中街道国道409号)が北端を、第二京浜国道国道1号)が東側を通過している[8]。一帯は住宅地となっている[6]ほか、第二京浜沿いには飲食店などが見られる[8]

紺屋町は北端で府中街道を挟んで戸手と、東端で遠藤町と、南端で神明町と、西端で戸手本町と接する。これらの町域はすべて幸区に属しており、紺屋町は区境・市境には接していない。

歴史

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当地は、江戸時代に水田地帯だった戸手の中で、家屋の多い一帯となっていた[7]。また、南河原女躰権現社から分祀された女體権現社[9]や、池上本門寺末寺である正教寺[7]などが所在していた。

地名の由来

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戸手の旧小字である紺屋橋耕地に由来する[10]。なお、そもそもの「紺屋」の由来は不詳であるが、以下のような話が伝わっている[7]

  • 実際に、この周囲で紺屋が仕事をしていた。
  • 北条氏政であった「紺屋」がここに住んでいた。

沿革

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旧字名

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1928年昭和3年)の耕地整理で、戸手字紺屋橋耕地・字遠藤耕地の各一部をもって紺屋町が設置された[7]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)9月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
紺屋町 777世帯 1,308人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[12]
1,157
2000年(平成12年)[13]
1,152
2005年(平成17年)[14]
1,133
2010年(平成22年)[15]
1,078
2015年(平成27年)[16]
1,137
2020年(令和2年)[17]
1,222

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[12]
464
2000年(平成12年)[13]
487
2005年(平成17年)[14]
494
2010年(平成22年)[15]
510
2015年(平成27年)[16]
557
2020年(令和2年)[17]
665

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年12月時点)[18][19]

区域 小学校 中学校
国道1号線の西側 川崎市立戸手小学校 川崎市立御幸中学校
国道1号線の東側 川崎市立御幸小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[20]

町丁 事業所数 従業員数
紺屋町 34事業所 200人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[21]
38
2021年(令和3年)[20]
34

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[21]
210
2021年(令和3年)[20]
200

交通

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路線バス

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川崎市交通局川崎鶴見臨港バスが、川崎駅と周辺地域を結ぶバスを、当地を経由して運行している。

道路

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府中街道国道409号)が北端を、第二京浜国道国道1号)が東側を通過しており、両者が交差する遠藤町交差点が当地の北東角に当たる。

施設

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その他

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日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[23]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 幸警察署 小向東芝町交番

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 令和6年町丁別世帯数・人口 9月末日現在” (xls). 川崎市 (2024年10月25日). 2024年10月28日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値」令和2年国勢調査)” (XLS). 川崎市 (2024年1月25日). 2024年3月20日閲覧。 “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)
  3. ^ a b 紺屋町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 区別町名一覧表(幸区)”. 川崎市 (2022年1月28日). 2022年1月30日閲覧。
  6. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』 p.401。
  7. ^ a b c d e f 川崎の町名』 p.95。
  8. ^ a b 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』 p.1083。
  9. ^ a b c 川崎地名辞典(上)』、p.116。
  10. ^ 川崎地名辞典(上)』、p.114。
  11. ^ 川崎地名辞典(上)』、p.117。
  12. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  18. ^ 幸区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2023年12月28日). 2024年1月28日閲覧。
  19. ^ 幸区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2023年12月28日). 2024年1月28日閲覧。
  20. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  21. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  22. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  23. ^ 交番案内/幸警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年8月15日閲覧。

参考文献

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  • 『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年。 
  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年。 
  • 『川崎地名辞典(上)』日本地名研究所 編、川崎市、2004年。