コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

細形銅剣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
細形銅剣の分布

細形銅剣(ほそがたどうけん)は、青銅器の一種である。韓国式銅剣(かんこくしきどうけん)ともいう。

朝鮮半島日本列島沿海州にかけて出土している有茎式銅剣。紀元前1500年から紀元前後にかけて初期の鉄器時代を代表する遺物の一つである[1]

日本では九州北部に多くみられる。日本列島で2006年までに194本が出土しており、都道府県別では福岡県で80本、佐賀県で41本、長崎県で24本、愛媛県で8本、山口県と香川県で7本、岡山県と大分県で6本、高知県で4本、島根県と熊本県で2本、長野県、愛知県、京都府、兵庫県、広島県、徳島県、沖縄県で1本ずつ出土している[2]原の辻遺跡吉野ヶ里遺跡吉武高木遺跡などで多く発見されている。

脚注

[編集]
  1. ^ 박진일, "삼한의 고고학적 시공간", 진인진, 70쪽, 표 3-1. 중서부지역 I ~ IV 단계의 AMS연대, 안성 반제리 주거지, 초기철기시대 2호, AMS, 서울대, 1365 BC, 초기철기시대 37호, AMS, 서울대, 1480 BC 또는 1285 BC, II단계/중원문화재연구원 2007
  2. ^ 『島根県古代文化センター調査研究報告書32』「青銅器埋納地調査報告書2(武器形青銅器編)」2006年

関連項目

[編集]