桃氏剣
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桃氏剣(とうしけん)とは、古代中国・戦国時代から漢の時代に作られた青銅の剣。柄と刀身が一体である。柄の頭は漏斗型で、鍔は菱形。 そのままでは持ちにくいので柄の部分に縄を巻きつけて使用した。
全羅北道完州郡伊西面上林里に所在する上林里遺跡では1975年、中国式銅剣A型(桃氏剣)26本が鋒を東に向けて東西にほぼ水平に置かれた状態で出土した[1]。銅剣は地元住民が畑の苗木を掘った際に発見された。
脚注
[編集]- ^ 島根県教育委員会『出雲神庭荒神谷遺跡』「第2章 青銅器埋納遺跡調査表」1995年 http://doi.org/10.24484/sitereports.13824
参考文献
[編集]- 金属の百科事典[要文献特定詳細情報]
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “白銅劍(桃氏劍) | 소장품 검색:국립중앙박물관” (朝鮮語). 2021年11月17日閲覧。
- s:zh:周禮/冬官考工記 「桃氏為劍。」