紀谷昌彦
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紀谷 昌彦(きや まさひこ、1964年 - )は、日本の外交官。駐南スーダン特命全権大使や、外務省中東アフリカ局アフリカ部参事官、シドニー総領事等を経て、東南アジア諸国連合日本政府代表部大使。
人物
[編集]北海道出身[1]。1986年度(昭和61年度)外務公務員採用I種試験合格[2]。1987年東京大学法学部卒業、外務省入省[1]、国連政策課。イギリス研修、在ナイジェリア日本国大使館、防衛庁防衛局運用課、外務省欧亜局西欧第二課、外務大臣官房会計課、外務省経済局国際経済第二課を経て、2000年在アメリカ合衆国日本国大使館書記官。2003年在バングラデシュ日本国大使館参事官。2006年外務省総合外交政策局国連政策課国際平和協力室長。2008年外務省総合外交政策局国連企画調整課長[3][4]。2010年防衛省地方協力局提供施設課長[5][3]。2012年在ベルギー日本国大使館参事官[6]。2013年在ベルギー日本国大使館公使。2015年から駐南スーダン特命全権大使を務め[1]、国際協力などにあたった。2017年外務省中東アフリカ局アフリカ部兼国際協力局参事官[3]。2019年シドニー総領事[7]。2022年、東南アジア諸国連合日本政府代表部大使[8]。
同期
[編集]- 阿部康次(22年:駐マダガスカル大使(コモロ兼轄)、19年:フランス公使)
- 飯島俊郎(19年:宮内庁式部副長、18年:経済局審議官、16年:総合外交政策局参事官)
- 石塚英樹(23年:ジョージア大使)
- 伊澤修(22年:セネガル大使)
- 植野篤志(22年:カンボジア大使、20年:国際協力局長)
- 岡野正敬(23年:外務事務次官、22年:内閣官房副長官補、21年:総合外交政策局長、19年:国際法局長)
- 小和田雅子(皇后雅子)(19年:立后、93年:皇太子妃冊立)
- 志野光子(24年:ドイツ大使、22年:国際連合日本政府代表部特命全権大使、21年:儀典長)
- 柴田裕憲(23年:エチオピア大使、20年国際協力機構理事)
- 高橋克彦(21年:マレーシア大使、19年:中東アフリカ局長)
- 塚田玉樹(23年:イラン大使、20年:米国特命全権公使、19年:地球規模課題審議官)
- 津川貴久(23年:農畜産業振興機構理事、20年:ベナン大使)
- 中川弘一(22年:在コルカタ総領事)
- 中川勉(23年:アフリカ連合代表部大使、21年:出入国在留管理庁審議官、18年:デトロイト総領事)
- 中田昌宏(22年:スイス公使)
- 中村和人(22年:ニカラグア大使)
- 中村耕一郎(24年:エストニア大使、21年:内閣情報調査室内閣衛星情報センター分析部長、18年:ウラジオストク総領事)
- 早川修(24年:ドミニカ共和国大使、22年:立命館アジア太平洋大学教授)
- 樋口義広(19年:マダガスカル大使)
- 松浦博司(24年:ケニア大使、20年:イギリス公使)
- 松田弥生(05年:弁護士)
- 丸山浩平(22年:在バンクーバー総領事、19年在釜山総領事)
- 本清耕造(24年:メキシコ大使、21年:在ジュネーブ国際機関日本政府代表部次席常駐代表、20年:軍縮不拡散・科学部長)
- 山内弘志(22年:アルゼンチン大使、21年:国際情報統括官)
著書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c タイ大使に佐渡島氏 豪州大使に草賀氏決定日本経済新聞2015/3/17付
- ^ 「第1回「川口賞」受賞者<表彰理由>」外務省
- ^ a b c ココシリJICA
- ^ 「日本の良さを世界のために-国連・開発・平和構築外交の現場で学んだこと-第29回模擬国連会議全日本大会開会式基調講演2017年12月27日外務省・紀谷昌彦」模擬国連
- ^ 「人事、防衛省」日本経済新聞2010/8/9付
- ^ 「人事、外務省」日本経済新聞(2012/8/1 0:00)
- ^ 「<外務省人事>シドニー総領事に紀谷昌彦氏」アジア経済ニュース2019/09/02(月)
- ^ “令和四年十月二十五日付人事異動”. 外務省. 2022年10月27日閲覧。
外部リンク
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