簸川神社 (文京区)
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簸川神社 | |
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所在地 | 東京都文京区千石2-10-10[1] |
位置 | 北緯35度43分19秒 東経139度44分25秒 / 北緯35.72194度 東経139.74028度 |
主祭神 | 素盞嗚命、大己貴命、稲田姫命[1] |
社格等 | 村社[2] |
創建 | 伝473年[1] |
例祭 | 9月9日、10日[1] |
簸川神社(ひかわじんじゃ)は東京都文京区千石にある神社である。旧小石川村の鎮守。
氷川神社の末社であるが、簸川と書く神社は非常に珍しい。
祭神
[編集]素盞嗚命(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)の3神を祀る[3]。
歴史
[編集]孝昭天皇3年(473年)の創建と伝えられる。源義家が祈願をしたとも伝えられる[1][3]。
もとは当地より南東の水源地(現小石川植物園内)に鎮座していたが、承応年間(1652年~55年)に小石川白山御殿となり、当地へ遷座した。
江戸時代は氷川大明神と称し、別当・宗慶寺を有し[3]、江戸七氷川に数えられた。明治に入ると氷川神社へ改称したが、大正時代に「氷川」は出雲国「簸川」に由来するという説から、簸川へ改めた。
東京大空襲で、本殿・社務所等が焼失、昭和33年(1958年)に再建されている。
交通
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- “簸川神社”. 東京都神社庁. 2020年6月25日閲覧。
- “簸川神社”. 品川區史. 小石川區役所. (1935-3-30)
- 斎藤長秋 編「巻之四 天権之部 氷川明神社」『江戸名所図会』 3巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、22-23,26,30頁。NDLJP:1174157/16。