篠ノ井杵淵
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篠ノ井杵淵(しののいきねぶち)は、長野県長野市の地名(町丁)。
地理
[編集]「杵渕」という地名は川の沿岸(川べり)の地形から発祥したものとされる[1][2]。
町域内では米や麦、ナガイモ、タマネギといった野菜やリンゴが生産されている[1]。
歴史
[編集]中世、鎌倉時代のころ杵渕郷と見える。近世、江戸時代は更級郡杵渕村で、松代藩領であった[1]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行。当時は更級郡西寺尾村の一部。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 西寺尾村が埴科郡松代町・豊栄村・寺尾村と合併し、新発足した松代町の一部となる。
- 1957年(昭和32年)8月1日 - 杵淵地区が松代町から更級郡篠ノ井町に編入され、その一部となる。
- 1959年(昭和34年)5月1日 - 新発足した篠ノ井市の一部となる。
- 1966年(昭和41年)10月16日 - 篠ノ井市が長野市に合併し、長野市の一部「篠ノ井杵渕」となる。
- 1975年(昭和50年) - 町域の一部が東犀南となる。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三編『角川日本地名大辞典 20 長野県』角川書店、1990年7月18日。ISBN 4040012003
- 『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』平凡社、1979年11月25日。ISBN 4582490204