箱根 (箱根町)
箱根 | |
---|---|
大字 | |
北緯35度11分33秒 東経139度01分34秒 / 北緯35.19258度 東経139.02608度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
郡 | 足柄下郡 |
市町村 | 箱根町 |
人口情報(2020年(令和2年)10月1日現在[1]) | |
人口 | 366 人 |
世帯数 | 187 世帯 |
面積([2]) | |
11.552876313 km² | |
人口密度 | 31.68 人/km² |
標高 | 737 m |
郵便番号 | 250-0521[3] |
市外局番 | 0460(小田原MA)[4] |
ナンバープレート | 湘南 |
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箱根(はこね)は、神奈川県足柄下郡箱根町の大字。箱根関所跡や箱根峠で知られる。
箱根エリア全体と区別するために、観光案内等ではこの地域を便宜上、「箱根町(はこねまち)」と呼ぶことが多い。
地理
[編集]箱根町の南西部に位置する町で、箱根町の畑宿、元箱根、湯河原町の鍛冶屋、宮上、静岡県田方郡函南町の桑原、同県三島市の佐野、および同県裾野市の茶畑と隣接する。
町の北側に箱根火山の堰止湖である芦ノ湖が広がる。箱根海賊船や芦ノ湖遊覧船の発着場である箱根町港前の国道1号沿いには土産物店などが並び、観光客でにぎわう。港の周辺には箱根関所跡や箱根駅伝の芦ノ湖折り返し地点がある。南側は箱根山外輪山の峰々が連なり、東海道である国道1号が箱根峠で外輪山の稜線を越える。
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箱根峠
歴史
[編集]『新編相模国風土記稿』の記載によると元和4年(1618年)に箱根宿が設置されたが、このとき、江戸幕府は箱根権現(箱根神社)の門前町であった地域(現在の箱根町元箱根)に宿場を設けようとしたが地元の反対にあって失敗したため、現在の箱根町箱根の地域に宿場を設置したとされる[5][6]。
当時の住民は小田原宿・三島宿から50軒ずつ移住させられたとされ、箱根町箱根に現在残る「小田原町」「三島町」の字は、この移住に由来するとされる[6][5]。また、「小田原町」は小田原藩が、「三島町」は三島代官所(後に韮山代官所)が管轄するという、異なる領主が併存する特殊な統治体制だったとされる[6]。
史跡
[編集]世帯数と人口
[編集]2020年(令和2年)10月1日現在(国勢調査)の世帯数と人口(総務省調べ)は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
箱根 | 187世帯 | 366人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 675
|
2000年(平成12年)[8] | 628
|
2005年(平成17年)[9] | 564
|
2010年(平成22年)[10] | 455
|
2015年(平成27年)[11] | 411
|
2020年(令和2年)[1] | 366
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 285
|
2000年(平成12年)[8] | 271
|
2005年(平成17年)[9] | 247
|
2010年(平成22年)[10] | 215
|
2015年(平成27年)[11] | 205
|
2020年(令和2年)[1] | 187
|
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]。
大字 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
箱根 | 72事業所 | 452人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 73
|
2021年(令和3年)[12] | 72
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 532
|
2021年(令和3年)[12] | 452
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施設
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
交通
[編集]鉄道
[編集]- 地内に鉄道はない。
バス
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
道路
[編集]水運
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月22日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “箱根の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b 新編相模国風土記稿 箱根宿.
- ^ a b c “「箱根が宿場になったのはいつ頃ですか?」(『東海道への誘い』”. 国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所ホームページ. 2016年4月10日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 箱根七福神(毘沙門天)、公式
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 「早川庄 箱根宿」『大日本地誌大系』 第37巻新編相模国風土記稿2巻之27村里部足柄下郡巻之6、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179210/42。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 箱根の温泉公式ガイド - 芦ノ湖・芦之湯エリア