箕島大橋
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箕島大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長崎県大村市 |
交差物件 | 大村湾 |
建設 | 1972年10月7日 - 1974年9月30日[1] |
座標 | 北緯32度54分59.9148秒 東経129度55分51.9744秒 / 北緯32.916643000度 東経129.931104000度 |
構造諸元 | |
形式 | PSC単純桁橋(ポストテンション方式)[1] |
全長 | 970 m[1] |
幅 | 8.5 m(車道6 m、歩道0.75 m)[1] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
箕島大橋(みしまおおはし)は、長崎県大村市と大村湾の沖合にある箕島(長崎空港)を結ぶ、長崎県道38号長崎空港線の道路橋(海上橋)である。建設当時の仮称は「大村空港大橋」であった[1]。
概要
[編集]周囲7 kmほどの小島であった箕島を世界初の海上空港「長崎空港」として造成する中で同時並行で架けられ、箕島と本土が初めて結ばれた。全長970 m、片側1車線で歩道もある[2]。
1990年(平成2年)9月、長崎市で開催された「'90長崎旅博覧会」に合わせ、エールフランスの超音速旅客機「コンコルド」が長崎空港に飛来した際、箕島大橋はコンコルドを一目見ようと歩いて渡る人や車であふれ、長崎空港の運営会社「長崎空港ビルディング」の職員によると「橋を渡りきるまで1時間以上かかった」という[2]。
箕島大橋は空港を利用する車やバスの往来だけでなく、市民のランニングコースとしても親しまれている[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 今村晃二、杉原広、楠本正孚、龍頭吾知「大村空港大橋(仮称)の施工について」、プレストレストコンクリート工学会、1974年6月15日、2024年4月3日閲覧。
- ^ a b c “【動画】橋物語・箕島大橋 世界初の海上空港とを結ぶ大橋”. 長崎新聞 (2021年6月13日). 2024年4月3日閲覧。