第11高射特科隊
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第11高射特科隊 | |
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93式近距離地対空誘導弾 | |
創設 | 2019年(平成31年)3月26日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 隊 |
兵科 | 高射特科 |
人員 | 約250名 |
所在地 | 北海道 札幌市 |
編成地 | 真駒内 |
最終上級単位 | 第11旅団 |
担当地域 | 道南 |
第11高射特科隊(だいじゅういちこうしゃとっかたい、JGSDF 11th Antiaircraft Artillery Unit)は、北海道札幌市の真駒内駐屯地に駐屯している、陸上自衛隊第11旅団隷下の高射特科部隊である。
概要
[編集]第11旅団の対空作戦に係る統制・調整を担任するとともに、対空レーダによる対空情報の収集、近距離・短距離誘導武器(ミサイル)による対空戦闘を任務とする部隊である。隊長は、2等陸佐が補職される。
第11師団の旅団への改編により第11高射特科中隊へ縮小改編されたが、2019年(平成31年)3月26日に第1111旅団の機動旅団化に伴う部隊改編により第11高射特科隊へと改編された。
第11特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)1月18日:第11特科連隊第6大隊として真駒内駐屯地において編成完結。
- 1965年(昭和40年)1月20日:M51 75mm高射砲の配備に伴い、改編。
- 1972年(昭和47年)3月24日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い、改編。
- 1987年(昭和62年)3月26日:対空レーダ装置JTPS-P9の配備に伴い、改編[1]。
第11高射特科大隊
- 1989年(平成元年)3月24日:
- 第11特科連隊第6大隊が分離独立、第11高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 81式短距離地対空誘導弾を装備[1]。
第11高射特科中隊
- 2008年(平成20年)3月26日:
- 第11師団の旅団化に伴い、第11高射特科中隊へ縮小改編。
- 93式近距離地対空誘導弾を装備[1]。
- 後方支援体制変換に伴い、整備部門を第11後方支援隊第2整備中隊高射直接支援小隊へ移管。
第11高射特科隊
- 2019年(平成31年)3月26日:第11高射特科中隊が第11高射特科隊に改編。
- 2022年(令和 4年):対空戦闘指揮統制システム(ADCCS(通称アドックス))Ⅱ型を装備[1]。
部隊編成
[編集]- 第11高射特科隊本部
- 隊本部班
- 通信班
- 情報小隊
- 第1射撃小隊(近SAM小隊) - 93式近距離地対空誘導弾
- 第2射撃小隊(短SAM小隊) - 81式短距離地対空誘導弾
車両表示は、「11高特」
第11高射特科大隊(2008年(平成20年)3月26日廃止時)
- 第11高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「11高特-本」
- 第1高射中隊「11高特-1」
- 第2高射中隊「11高特-2」
整備支援部隊
[編集]主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第11高射特科隊長 | 2等陸佐 | 佐藤 佑哉 | 第1高射特科団 |
主要装備
[編集]- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 高射学校編『高射のあゆみ二十年』1982年