竹谷長二郎
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竹谷 長二郎(たけたに ちょうじろう、1910年3月16日[1] - 2012年2月28日)は、日本の漢文学者。
人物・来歴
[編集]東京出身。1931年東洋大学専門部倫理学東洋文学専攻卒。書道を吉田苞竹に、漢詩を仁賀保香城に学ぶ。旧制中学勤務をへて、東京都立日比谷高等学校漢文・国語教師を務めた。1970年退職[2]。江戸時代の文人画家を研究した。
著書
[編集]- 『漢文問題集 分類段階 2(応用編』編. 笠間書院, 1966
- 『漢文問題集 分類段階 3(補習編) 』編. 笠間書院, 1967
- 『漢文問題集 分類段階 1(基礎編)』編. 笠間書院, 1967
- 『竹田荘師友画録訳解』 (笠間選書 笠間書院, 1977
- 『文人画家田能村竹田 「自画題語」訳解を中心に』明治書院, 1981
- 『頼山陽書画題跋評釈』明治書院, 1983
- 『文人画論 浦上春琴「論画詩」評釈』明治書院, 1988
- 『武元登々庵『行庵詩草』研究と評釈』笠間叢書 笠間書院, 1995
共著
[編集]注解
[編集]- 田能村竹田『竹田画論 山中人饒舌訳解』(笠間選書 笠間書院, 1975
- 『田能村竹田画論『山中人饒舌』訳解』大越雅子改訂. 笠間書院, 2013
- 寺門静軒『江戸繁昌記』(教育社新書. 原本現代訳 1980
- 『江戸琳派画人鈴木其一書状』北野克共編. 青裳堂書店,日本書誌学大系 1984
脚注
[編集]- ^ 『文化人名簿』
- ^ 訃報・竹谷長二郎さん:笠間書院