竹林院 (奈良県吉野町)
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竹林院 | |
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玄関と宿坊 | |
所在地 | 奈良県吉野郡吉野町吉野山2142 |
位置 | 北緯34度21分37.9秒 東経135度51分47.0秒 / 北緯34.360528度 東経135.863056度座標: 北緯34度21分37.9秒 東経135度51分47.0秒 / 北緯34.360528度 東経135.863056度 |
山号 | 常楽山 |
宗派 | 単立 |
本尊 | 不動明王、蔵王権現、役行者、弘法大師 |
創建年 | 推古天皇代 |
開基 | 聖徳太子 |
札所等 | 役行者霊蹟札所 |
文化財 | 紙本墨書慶長十九年五山衆試文稿(重要文化財) |
法人番号 | 9150005007686 |
竹林院(ちくりんいん)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある単立の寺院。本尊は不動明王、蔵王権現、役行者、弘法大師。大峯山寺の護持院の1つである。宿坊竹林院群芳園で知られる。
歴史
[編集]寺伝によれば、聖徳太子が開創して椿山寺と号し、その後弘仁年間(810年~824年)空海が入り常泉寺と称したという。1385年(至徳2年/元中2年)に竹林院と改められた。戦国時代の院主尊祐は弓道に優れ一派をなした。明治初年の神仏分離に伴い1874年(明治7年)廃寺となったが、その後天台宗の寺院として復興、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)現在の修験道系統の単立寺院となった。役行者霊蹟札所。
1981年(昭和56年)には、全国植樹祭のために奈良県に行幸した昭和天皇の行在所になった[1]。
群芳園
[編集]大和三庭園の一つとされる回遊式庭園。千利休の作、細川幽斎の改修と伝わる。
文化財
[編集]- 重要文化財 - 紙本墨書慶長十九年五山衆試文稿
- 木造童形神坐像(伝聖徳太子坐像)
脚注
[編集]- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、151頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
外部リンク
[編集]- 竹林院群芳園 - 宿坊