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竹内昭文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹内 昭文
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都
生年月日 (1950-12-25) 1950年12月25日(73歳)
選手情報
ポジション 捕手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

竹内 昭文(たけうち あきふみ、1950年12月25日 - )は、東京都出身の元アマチュア野球選手(捕手)、野球指導者。

来歴・人物

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宇治山田商業高等学校から法政大学に進学し同大学野球部所属。1969年、チームは主戦の2年生横山晴久と同期の1年生池田信夫両投手を中心に同年秋から東京六大学野球リーグ戦で4連覇を達成するが、1年上に中村裕二や同期に小原寛明と好捕手が揃いリーグ戦ではあまり活躍の場はなかった。大学同期には、池田信夫のほか松村彰士長崎慶一伊達泰司らがいる。

1973年に大学卒業後、社会人野球の北海道拓殖銀行に入社。千藤和久らとバッテリーを組み活躍する[1]1975年社会人野球日本選手権にチーム初出場。準決勝に進むが日本生命に敗れる[2]。翌1976年都市対抗野球は決勝に進出。千藤と日本鋼管梶間健一が互いに無失点で投げ合うが、9回にリリーフの有沢賢持(日産サニー札幌から補強)が決勝点を奪われ敗退[3]、準優勝にとどまる。同年の社会人野球日本選手権も準決勝に進むが、日本鉱業佐賀関藤沢公也に完封を喫する[4]。同大会の優秀選手に選ばれ、同年は社会人ベストナイン(捕手)にも選出された。1978年社会人野球日本選手権は決勝でエース松沼博久を擁する東京ガスを降し、チームの初優勝に貢献。優秀選手にも選ばれた[5]1982年都市対抗野球は準決勝で明治生命に敗退するが、優秀選手に選出された[6]

1987年から1989年までに母校の法政大学の監督を務め、主戦秋村謙宏葛西稔投手らを中心にチームを4回(4連覇)の六大学リーグ優勝に導いた[1]1990年から1992年までに北海道拓殖銀行の監督を務めた。1996年シダックスのコーチに就任し、1998年から2002年までに監督を務め、1999年第26回社会人野球日本選手権でチームを初優勝に導いた[1]2003年から2005年までに部長を務め、後任監督の野村克也を支えた[7]。第17回と第18回の日米大学野球選手権で日本代表のコーチを務めた[8][9]

部員への体罰の発覚から退任した河上敬也に代わり[10]2015年から2017年までに北照高等学校の監督を務めた[7]

脚注

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  1. ^ a b c 社会人野球 日本選手権大会 40年史 p53
  2. ^ 「日本社会人野球協会会報1975」日本社会人野球協会 1976年
  3. ^ 「都市対抗野球大会60年史」日本野球連盟 毎日新聞社 1990年
  4. ^ 「日本社会人野球協会会報1976」日本社会人野球協会 1977年
  5. ^ 社会人野球 日本選手権大会 20年史 p53
  6. ^ 「日本社会人野球協会会報1982」日本社会人野球協会 1983年
  7. ^ a b ノムさん、期待の北照・竹内新監督は「野球大好き人間」サンケイスポーツ 2015年 7月10日
  8. ^ 第17回 オールジャパンメンバー
  9. ^ 第18回 オールジャパンメンバー
  10. ^ “北照・河上監督が退任”. 日刊スポーツ. (2015年3月2日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1441081.html 2022年6月25日閲覧。