立山山麓温泉
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立山山麓温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 富山県富山市 |
泉質 | ナトリウム炭酸水素塩泉 |
泉温(摂氏) | 39.3℃ |
湧出量 | 毎分35.7リットル(動力揚水) |
pH | 8.82 |
立山山麓温泉(たてやまさんろくおんせん)は、富山県富山市原にある温泉である。
泉質
[編集]- 源泉所在地 - 富山県富山市原字尊谷割9-6[1]。源泉の深さは1,215m[2]
- ナトリウム炭酸水素塩泉[3]。湧出量は動力揚水で毎分35.7リットル、泉温39.3℃、pH8.82、溶存物質1,248㎎/㎏[2]。
温泉街
[編集]立山山麓スキー場付近の複数のホテルやロッジ、ペンション、旅館などで構成されている[5]。2000年の立山山麓温泉開湯により温泉の供給を始めた施設も多い[3]。
- ホテルテトラリゾート立山国際 - 1975年12月におおやま国体の開催に合わせて『立山国際ホテル』創業[4]。立山山麓温泉の使用は浴槽を改修した2000年4月26日から[3]。さらに同年10月には、重曹水の温泉が噴出している[4]。2012年5月9日、ホテル社名を変更し、建物をグランドリニューアルオープンさせた[6]。2019年3月22日、ホクタテが中堅ホテルチェーンのホテルテトラ(北海道函館市)のグループ会社のホテルテトラO2(滋賀県大津市)に立山国際ホテルの全株式を譲渡し[7]、『ホテルテトラリゾート立山国際』に改称した。
- グリーンビュー立山 - 2000年4月中に温泉の供給を開始[3]。
- 森の雫 - 旧称『第一山荘』(温泉湧出を機に『森の雫』に改名)。敷地内に立山山麓温泉の源泉がある[8]。2000年7月中に露天風呂を新設[3]。現在は廃業している。
- ロッジプータロー[9]
- ロッジ太郎[10]
- ロッジ雷鳥[10]
- クレヨンハウス[9]
- びんてるめいけん[11]
- ペンション 愛花夢[11]
- 山の宿 やまびこ[12]
- ホテルやまふじ[12]
歴史
[編集]1998年4月2日より[13]、立山山麓温泉開発が第一山荘(ホテル第一荘、現・森の雫)敷地内の駐車場で1,215mのボーリングをした結果、温泉が湧き出た。同年6月10日、富山県衛生研究所が成分を調査した[8][14]。宿泊施設への温泉供給は、2000年4月26日に、立山国際ホテルへ温泉の供給を開始したのが最初である[3]。同年10月9日には源泉地に温泉スタンドが設置された[15]。
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 源泉一覧表(富山県、2022年10月2日閲覧)
- ^ a b 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)141頁。
- ^ a b c d e f 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)190頁。
- ^ a b c 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)80頁。
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)73 - 80頁。
- ^ 立山国際ホテル・会社概要(立山国際ホテル公式、2022年10月2日閲覧)
- ^ 富山のホクタテ、立山国際ホテルを売却(日本経済新聞、2019年3月22日)
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)74頁。
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)78頁。
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)75頁。
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)77頁。
- ^ a b 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2004年4月7日増補改訂、北日本新聞社)76頁。
- ^ 『北日本新聞』1998年4月3日付朝刊24面『極楽坂スキー場 温泉も楽しめます 通年観光地へ期待込め 掘削開始 年内の配湯目指す』より。
- ^ 『北日本新聞』1998年6月11日付朝刊22面『いい湯わいた 大山・極楽坂スキー場近く 滑らかつるつる肌触り 立山山ろく通年観光の切り札に』より。
- ^ 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)191頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ホテルテトラリゾート立山国際(公式)
- グリーンビュー立山 (公式)