ときめきメモリアル2の登場人物
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(穂刈純一郎から転送)
ときめきメモリアル2の登場人物(ときめきメモリアルツーのとうじょうじんぶつ)は、コナミ開発の恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル2』、及びその関連作品の登場人物の一覧である。なお、一部の作品に登場する前作の登場人物については当該の項目を参照。
メインキャラクター
[編集]- 陽ノ下 光(ひのもと ひかり)
- 声:野田順子
- 本作のメインヒロイン[注 1]で、主人公の幼馴染。元気で明るく前向きに物事を考えるが、幼少期はすねやすく泣き虫だった。部活動は陸上部で短距離種目を専門にしており、100メートルを11秒台で走る実力を持つ。水無月琴子とは親友。
- 小学2年生まで主人公とは家が隣同士であり、主人公の急な引越しで離れ離れになったが、高校の入学式で再会を果たす[注 2]。そのため、一緒に過ごした時のことを話題にすることが多い。また、主人公の憧れのお姉さんである華澄と仲良くしている場面を見てやきもちを焼くこともある。
- 主人公のことを思いやった言動が多く、時には自ら積極的に行動することもあり、主人公の役に立てることを嬉しく思っている。
- CDドラマでは主人公の渡瀬公一が複数のヒロインと同時に物語を進めることができないため、メインヒロインである光の何気ない行動が、公一に近づく他のヒロインにとってどうしても超えることができない壁となり、彼女らが公一のことを諦めてしまう場面が何度か見受けられた。
- 公式人気投票1位。
- 水無月 琴子(みなづき ことこ)
- 声:小菅真美
- 光の親友[2][注 3]。外見と言動からはクールな性格と感じ取られやすいが、根は親友思いの心優しい性格。光のことを心配してか主人公に対して厳しい一言を放つこともあり、主人公と親しくなると光のことを気にし出す場面が多くなる。茶道部に所属している。
- 『Substories』では自分の気持ちを隠して光を思いやる部分が強調されており、3作品を通じて彼女が次第に主人公に惹かれていく様子と、彼を巡って光との関係に悩み苦しむ姿が描かれている[注 4]。
- 『Vol.3 Memories Ringing On』では祖母( 声:松尾佳子)が登場している。
- 公式人気投票10位。
- 他者言及
- ファミ通のカワチはお気に入りとして琴子を挙げており、友情と恋愛の間で悩む心の機敏の描写を評価している[3]。
- 麻生 華澄(あそう かすみ)
- 声:鳥井美沙
- 幼年期に主人公や光の近所に住んでいたお姉さん。本編では教育実習生として主人公と再会した後、ひびきの高校に正式に赴任し3年次の担任となる。担当教科は国語。生徒の前では面倒見の良い教師だが、主人公の前では本心をさらけ出すこともある。
- 光と同様に幼馴染のお姉さんということから、時折過去の出来事を話題にする。年上だけあってかなり大人びている一方で、ファンシーショップの大きな犬のぬいぐるみにはしゃいだり、寝起きで普段見せない一面を見せたりと意外と幼い一面も多い。自分自身教師になったことに対してこれでよかったのかと、時々悩む場面もある。
- 小説版では彼女の存在が、光と岩瀬健の関係に大きな影響を与えることになる。
- 公式人気投票3位。
- 寿 美幸(ことぶき みゆき)
- 声:高野直子
- 白雪美帆の友人。 何かとトラブルに巻き込まれがちだが、めげずに底抜けに明るく能天気に振舞う[3]。その一方、トラブルの原因を自分に求めてしまうことがある。逆にトラブルがなかった時は大袈裟に思われるほど泣いて喜びを露わにする。
- 所属部はテニス部だがサボることが多い。
- 自分の事を「美幸」と一人称で呼ぶ癖があり、友人に対して独特のセンスで「○○ぽん」や「○○ぴょん」といったあだ名を付ける癖があり、EVSでもそれが反映されている。
- CDドラマのストーリーでは主人公の公一との距離が縮まるものの、光の公一に対する想いを知り身を引くこととなる。
- 『Vol.1 Dancing Summer Vacation』では、母親( 声:本井えみ)が登場している。
- 公式人気投票8位。
- キャラクター背景
- 前作に登場した古式ゆかりを意識して作られたとの説もあり、喋り方はかなりスロー。かつ甲高い声である(収録時にスタッフから「頭が痛くなった」と評されたほど)。
- 一文字 茜(いちもんじ あかね)
- 声:野村真弓
- 総番長・一文字薫の妹で、不良たちからは「姉さん」と呼ばれている。
- 何らかの事情で旅から帰ってこない両親の代わりに生活費を稼ぐため、放課後は定食屋のアルバイトに勤しむ勤労少女。そのためかデート先はあまり金がかからない場所を好む。
- 一人称はボク。年賀状などでは自分の名前を「茜」と漢字で上手に書けないため、「あかね」とひらがなで書いている。赤井ほむらとは親友。
- 公式人気投票6位。
- 白雪 美帆(しらゆき みほ)
- 声:橘ひかり
- 美幸の友人で、劇部のに所属している自分だけの「王子様」を待っているなどといった妄想が激しく、時折自分にしか見えない『妖精さん』に話し掛け、現実逃避をする癖がある。その場面は自分がパニックになった時や主人公が悪い印象を与えた時などによく見られる。
- 趣味の占いでは評判になるほどの腕前を持つ。また、親しくなってゆくと時折大胆な行動をとることがある。
- 公式人気投票9位。
- 赤井 ほむら(あかい ほむら)
- 声:くまいもとこ
- ひびきの高校の生徒会長。遅刻の常習犯で入学式の日に遅刻し、昔から知り合いである爆裂山校長(彼女は「和美ちゃん」と呼んでいる)から生徒会長に任命され、3年間務めることになる。男勝りな性格だが、自分が女であるというプライドは持っており、仲が深まるにつれ徐々に相応の女の子の反応を示すようになる。実家は果樹園を経営しており、手伝う事もある。一人称は「あたし」だが小学生時代は「オレ」だった。
- 伊集院メイとは犬猿の仲で、伊集院家でのクリスマスパーティーに呼ばれることも無い。生徒会長なので卒業式の時には卒業生代表として答辞を読むが、場合によっては在校生代表となるメイといがみ合うこともある。一文字茜とは親友。また八重花桜梨と出会って以降、人付き合いを避け孤立している彼女を心配し常に気にかけている(ゲーム本編でも花桜梨との仲は悪くなく、CDドラマでも彼女を気にかける場面がある)。
- 公式人気投票4位。
- 八重 花桜梨(やえ かおり)
- 声:村井かずさ
- 楓子の友人。人との関わりやコミュニケーションを避けていたが、主人公の積極的な行動によって、徐々に本来の自分を出していく。
- 運動神経が良く、学力も高くヒロインの中で最も成績優秀だが、特別に勉強することを好んでいるわけではない。序盤では主人公とのデートをすっぽかしたり暗い印象を与えるが、3年目のとあるイベントで過去の出来事を話し、バレーボール部に入部するなど一転して明るい性格に変化する。1・2年目と3年目では主人公への態度も大きく変わり、大胆な発言も目立つようになる。
- 以前は名門校でバレー部に所属していたが、ある事件によって人間不信に陥り自主退学。その後ひびきの高校に入り直しているので主人公たちより1歳年上。主人公と親しくないとひびきの高校も自主退学してしまう[注 6]。退学しない場合はそのプロポーションや運動神経を活かし、モデルやバレーボールのプロ選手になるという進路がある。
- 『Substories』では3作品を通じて、彼女が徐々に立ち直っていく姿が描かれている。
- 本作では最も人気が高いキャラクターの一人で、電撃文庫から発行された小説版ではメインヒロインの光を除いて唯一取り上げられている。『2』の公式グッズでも光に次いで数が多く、光と花桜梨と他の一名といったパターンが多い。
- 小説版では父親が海外に単身赴任している会社員、母親が雑誌の編集者という設定が加えられている。
- 公式人気投票2位。
- 佐倉 楓子(さくら かえでこ)
- 声:前田千亜紀(現・前田ちあき)
- 野球部のマネージャー。いつも前向きな性格だが、少しドジなところがある。裁縫が得意[注 7]。語尾に「モン」とつけて話す癖がある。肥満体型がコンプレックスで、非常に気にしている[注 8]。花桜梨と仲が良いほか、前作に登場した虹野沙希とも部活動を通じて知り合った友人同士である。
- 小説版では3人の弟がいるという設定が加えられている。
- CDドラマでは、主人公の渡瀬公一に気があったが、穂刈純一郎から告白され、最終話で結ばれる。
- 『Vol.3 Memories Ringing On』では、親類の佐倉 紅葉(さくら くれは)が登場している。
- 公式人気投票7位。
- 伊集院 メイ(いじゅういん メイ)
- 声:田村ゆかり
- 伊集院家のご令嬢。主人公たちより1歳年下で2年目から登場する。わがままな性格で、他人に対する二人称は「貴様」を用い、主人公たち上級生に対しても敬語などを使わない。電脳マニアであり、科学部を一日で電脳部へ変えてしまう。
- 一人称は「メイ」で語尾に「なのだ」がつくのが口癖。ほむらとは犬猿の仲である。前作に登場した紐緒結奈のことを「師匠」と尊敬している。
- 伊集院家の力を使い、遊園地の乗り物を貸切にすることもあるなど、金持ちではあるが、ファーストフード店など庶民的な場所も好む。親しくなると主人公より下級生であることを気にする場面もある。
- 幼年期に屋敷を抜け出したメイと出会うことがあるが、この頃は素直な性格だった。しばらく一緒に遊んで、迎えが来ても帰宅を嫌がるメイにまた一緒に遊ぶ約束をして別れることになる。しかし主人公の急な引越しによりこの約束が果たされることはなく、これが後の人格形成に影響することになる[注 9]。
- 前作に登場した伊集院レイの妹という設定であるが、前作のレイのEDで「レイは伊集院家の一人娘」と明言されており、設定に矛盾が生じている[2][注 10]。
- 『Substories ~Leaping School Festival~』にゲストとして登場したレイによると、メイには男子として暮らすという伊集院家のしきたりは課せられていないが、その理由は説明されていない。メイはしきたりの存在すら知らず、レイを兄だと信じきっていた[注 11]。
- 『Substories ~Leaping School Festival~』では、レイの前では素直な一面と忙しい彼女を気遣う優しさを見せる様子が描かれている。
- 公式人気投票5位。
- 白雪 真帆(しらゆき まほ)
- 声:橘ひかり
- 本作の隠しキャラクターのひとりで、美帆の双子の妹。前作の舞台だったきらめき高校に通学している。
- 美帆と容姿がそっくりなのを利用して、主人公とのデートで入れ替わることもあった[3]。占いや恋愛小説に興味があるなど共通点も少なからず存在するものの、口調や好みなど姉妹で異なる部分もある。
- きらめき高校では朝日奈夕子と親友で、学業成績の方もほぼ同程度。交友関係も広いようで、『Substories』での彼女の会話によると紐緒結奈や美樹原愛とも親交がある模様。
- エンディングでの告白を行う場所がきらめき高校の『伝説の樹』となっており、前作のエンディングをオマージュした演出が特徴となっている[注 12]。
- 他者言及
- ファミ通のカワチはゲームを進めて真帆と美帆が入れ替わっていることを明かされた時は衝撃的だったと述べている[3]
- 九段下 舞佳(くだんした まえか)
- 声:山田美穂(現・山田みほ)
- 本作の隠しキャラクターのひとり。華澄の友人で、彼女もひびきの高校出身[注 13]。定職には就いておらず、多数のアルバイトを掛け持つフリーターであり、主人公の幼年期でも、新聞配達をして働いている。
- 語尾に「よん」がつくのが口癖。
- 主人公のことを一貫して「少年」と呼ぶため、本編では彼女のみEVSのデータが用意されていない[注 14]。
- 野咲 すみれ(のざき すみれ)
- 声:本井えみ
- 本作の隠しキャラクターのひとり。サーカス団「タケヒロサーカス」の団長の娘で、サーカスの行く末を心配している。主人公たちより1歳年下である。純粋で素直な性格。いつも猿の「デイジー」を連れている。
- 『ときめきメモリアル』シリーズの恋愛対象者で唯一の高校へ進学していないキャラクターである。
- 坂城 匠(さかき たくみ)
- 声:増田ゆき
- 主人公の同級生で、本作における情報屋[2]で、女子に人気が高い[2]。計算高いところもあるが根は悪くない。伝説の鐘が壊れて鳴らないことを知っているが、知り合った時に主人公たちに鐘の伝説のことを教えている。
- CDドラマのストーリーでは光に好意を抱くが、公一と光の絆の強さを知って身を引くこととなり、自身は最後まで誰とも恋人関係にならなかった。
- 穂刈 純一郎(ほかり じゅんいちろう)
- 声:野島健児
- 主人公の同級生。主人公や匠からは「純」と呼ばれている。一途で真っ直ぐな性格で、剣道部に所属している。恋愛関係に疎く純情であり、一目惚れするとひた向きにその子を思い続ける性質を持つ。
- 実家は花屋で、姉が3人いる。
- CDドラマのストーリーでは、ある出来事を通して佐倉楓子に好意を寄せるようになり、最終話で結ばれる。
- 声を担当した野島は、後に『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』で「赤城一雪」役も担当している。
- キャラクター背景
- 姓はポカリスエットに由来する。
サブキャラクター
[編集]- 爆裂山 和美(ばくれつざん かずみ)
- 声:納谷悟朗
- 本作の舞台であるひびきの高校の校長で、自身も卒業生。生徒思いの温厚な性格。ほむらとは友人として付き合っている。
- CDドラマには登場しないが、小説版の第1巻『君のうしろすがた』に台詞と名前のみ登場している。
- 『ときめきメモリアル Only Love』の最終回に登場した、つむぎの高校理事長の爆裂山との関係は不明。
- 三原 咲之進(みはら さくのしん)
- 声:室園丈裕
- メイの付き人であり、常に護身用の拳銃を携帯している。ナルシストで自分が一番美しいと思っているが、自分より美しいと認めた者には弱い。前作に登場した外井雪乃丞と同様に伊集院邸でのクリスマスパーティーで門番を務めている。
- 『ときめきメモリアル Girl's Side』に登場する三原色との血縁関係はない。
- 総番長(そうばんちょう)
- 声:若本規夫
- 前作と本作の世界の総番長であり、応援団OB。人間離れした力の持ち主で、同世界内の不良たちの頂点に君臨する。華澄、舞佳とは高校の同級生らしい。
- その正体は茜の兄である一文字 薫(いちもんじ かおる)。自分の妹を心配するあまり配下の四天王で主人公の実力を試し、最終的には自ら主人公と戦うことになる。
- 筋肉番長(きんにくばんちょう)
- 声:室園丈裕
- 四天王の一人で、本名は桜田門 長太(さくらだもん ちょうた)。廃部した相撲部OB。常に鉄製の甲羅を背負い、両手には手甲を装着している。
- 火の玉番長(ひのたまばんちょう)
- 声:山田美穂(現・山田みほ)
- 本名は四ツ谷 甲二(よつや こうじ)。野球部のOBであり、四天王随一の熱血漢であり最年少。普段は義理人情に厚い好青年であるが直情的で短気、かつおっちょこちょいな性格。
- 木枯し番長(こがらしばんちょう)
- 声:室園丈裕
- 本名は神田 秋葉(かんだ あきば)。クールな性格の四天王ナンバー2。剣道部OBであり、常に木刀を携帯している。総番長(薫)に対する忠誠心は並々ならないものがある。茜に惚れている。
- バイト番長(バイトばんちょう)
- 声:山田美穂
- 本名・誕生日など、全てのプロフィールが謎に包まれた四天王の一人。
- 主人公が華澄と共にいると、口調が変わることがある。
- 野咲 ストレリッチア(のざき ストレリッチア)
- 声:野島昭生
- 通称・すみれパパ。タケヒロサーカスの団長。名前の「ストレリッチア」は和名「極楽鳥花」の植物に由来する。
- 飯塚 三流(いいづか みつる)
- 声:大倉正章
- 主人公が野球部員の場合、ライバル校で楓子の転校先でもある大門高校のエースとして立ちはだかる。恋のライバルとしても立ちはだかっていたかのような台詞を残すも、当の楓子のほうは部活の仲間以上としての認識はない。実は彼の態度は演技で、主人公の危機感をあおって奮起をうながすという心遣いらしい[5]。
- 『Substories 〜Memories Ringing On〜』の楓子の台詞から高校卒業後、メジャーリーグに挑戦するということが聞ける。
- 小説版の第2巻『あなたを信じてる』で、名前のみ登場している。
Substoriesシリーズに登場する人物
[編集]- 赤井 燐吾(あかい りんご)
- 声:北村弘一
- 『Vol.2 Leaping School Festival』に登場するほむらの祖父。赤井果樹園を一人で経営しながらほむらと二人で暮らしている。自身もひびきの高校(の前身)の卒業生で、在学時は「学校一の秀才」と言われていた。爆裂山とは幼馴染で、無二の親友。また高校時代は、妻のひとみをめぐってのライバル関係でもあった。
- 赤井 ひとみ(あかい ひとみ)
- 声:くまいもとこ
- 『Vol.2 Leaping School Festival』に写真と回想でのみ登場する、ほむらの祖母。結婚する前の旧姓は不明。燐吾の妻で数年前に他界している。燐吾や爆裂山と同じく彼女もひびきの高校の卒業生で、在学時は「高嶺の花」と呼ばれ、ミスひびきのにも選ばれたほどの美貌の持ち主。回想シーンで見られる高校生の頃の彼女の容姿は、ほむらと瓜二つ。
- 茜の父
- 声:飯塚昭三
- 本名不明。武芸の達人で、一文字兄妹の腕っ節の強さはこの父譲り。長い間家を空けているが、茜のことは気にかけているらしい。サングラスとマスクを着用する。爆裂山とは昔からの知り合い。
- 大澤
- 声:野島昭生
- 『Vol.2 Leaping School Festival』に登場する大衆食堂の主人。本名不明。近所で評判になるくらい腕は良いが、茜がバイトに入っているとき以外は一人で回しているので、ほとんど働き詰めである。茜の両親とは知り合い。
- 東条 トメ(とうじょう トメ)
- 声:北浜晴子
- 『Vol.2 Leaping School Festival』に登場する伊集院家の家政婦頭。厳格でしつけに厳しく、メイですら逆らうことができない。伊集院家の人間を最優先に考える対応は客人に対しても例外ではなく、彼女の判断次第ではメイと友達付き合いさえさせてもらえない。
- 橘 吹雪(たちばな ふぶき)
- 声:不明
- 『Vol.2 Leaping School Festival』に登場する、ひびきの高校の風紀委員長。元々は2の関連ウェブサービスである『ひびきのネット』で生まれたキャラクターだった。『ときめきメモリアル3』に登場する橘恵美との血縁関係はない。
- 藤沢 夏海(ふじさわ なつみ)
- 声:不明
- 橘吹雪同様『ひびきのネット』出身で『Vol.2 Leaping School Festival』に登場する風紀委員。「っス」といった体育会系的口調が特徴。吹雪と夏海の二人は、『2』ゲーム本編の女風呂覗きイベントのグラフィックに登場するキャラクターを発展させてデザインされたものである。
- 加賀谷 俊一(かがや しゅんいち)
- 声:中井和哉
- 『Vol.3 Memories Ringing On』に登場する、華澄とひびきの高校時代の同級生であり、華澄とは高校時代に組んでいたバンドの仲間でもある。現在は実家の酒屋の家業を継いでいる。物語後半では華澄に接近する役回りになる。
- 声を担当した中井は、後に『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』で「志波勝己」役も担当している。
- 神戸 留美(かんべ るみ)
- 声:高木礼子
- 『Vol.3 Memories Ringing On』に登場する、匠の幼馴染。『1』と『4』の舞台であるきらめき高校の生徒で、陸上部に所属している。光とは陸上でライバル関係にある。高校3年の最後の大会で足に致命的な怪我を負っており、陸上を続けられる体ではなくなっているが、劇中で光に高校生活最後のレースを申し込む。
- 『4』では、体育祭の100m走の記録レコードで名前のみ登場する。
CDドラマに登場する人物
[編集]- 渡瀬 公一(わたせ こういち)
- 声:神谷浩史
- CDドラマの主人公で、ゲーム本編の主人公と同じ立場である。
- 部活動には所属しておらず、当初は恋愛に積極的になろうとしていたが、それも次第に薄れていってしまい平凡な毎日を過ごしている。人が困っていると放ってはおけず、頼みごとをされると断れないため、人に相談せず一人で問題を抱えてしまう。また、物語が進む中で多くのヒロインに好意を寄せられ光をやきもきさせることも少なからずあるが、当の本人は鈍感なためそれらのヒロイン達はおろか、光の好意にも全く気づいていない。
- 匠、純一郎、光とは3年間同じクラスになる。
- 山口 巡査(やまぐち じゅんさ)
- 声:幸野善之
- ひびきの市の交番に勤務する警察官で、全話に登場する。下の名前は不明。妻子がいる。住人想いで、地域のパトロールも積極的に行っている。公一と光のことは幼い頃から知っており、登下校時などに顔を合わせるたびに声をかけるなど何かと気にかけている。また、幼少期の公一が憧れていた人物でもあり、彼の存在が公一の進路にも大きな影響を与えることになる。
- 池上 敏夫(いけがみ としお)
- 声:神奈延年
- 『Vol.1~予感・はじまりの季節~』に登場する、美幸のテニス部の1つ先輩で男子の次期キャプテン。1年目でインターハイも経験しているチームのエース。美幸に勧められて軽い気持ちでテニス部の見学に訪れた公一に嫌悪感を示し、入部を賭けて勝負をすることになる。美幸に好意を抱いている節がある。
- 竹崎 芳美(たけざき よしみ)
- 声:井上美紀
- 『Vol.1~予感・はじまりの季節~』に登場する、美幸のテニス部の2つ先輩で女子のキャプテン。美幸の憧れている先輩で、彼女の良き理解者。心優しい性格で、軽い気持ちでテニス部の見学に訪れた公一を快く迎え入れている。
- 遠野木 遥(とおのぎ はるか)
- 声:野中藍
- 『Vol.8~霞む空の下に』『Vol.10~陽光、輝きの中へ』に登場する、光の陸上部の2つ後輩。明るくマイペースな性格。チームの次期エースとして期待される立場にあるが、指導者に小言を言われるのが苦手。才能があって練習にも一生懸命な光のことを慕っており、光の選手としての将来に期待を寄せている。
ノベライズに登場する人物
[編集]- 岩瀬 健(いわせ たける)
- 第1巻『君のうしろすがた』に登場した光の幼馴染。高校で再会した光とともに陸上部に入部し、早くから短距離選手としての才能を買われていたが、ある事件がきっかけで退部し、そのことが光との仲にも影響を与えることになる。第2巻『あなたを信じてる』にも、わずかに登場している。
- ゲーム本編の主人公と同じ立場である。
- 鳥越 俊太(とりごえ しゅんた)
- 第2巻『あなたを信じてる』の登場。高校1年生の時から彼女に好意を寄せていた一方、楓子とも仲が良い。
- 男子バレーボール部に所属しており、ポジションはリベロ。ただし高校入学時から始めたため、実力はからっきし。素直で裏表のない熱血漢だが、幼い頃は病弱で引きこもりがちだった。
- ゲーム本編にモデルがいない、ノベライズ版オリジナルキャラクター。
- 宮内 亮(みやうち りょう)
- 第1巻『君のうしろすがた』に登場する、岩瀬健の陸上でのライバル。健と同学年。スポーツの名門校である西ヶ浦高校の陸上部に所属しており、1年目ではインターハイで5位入賞の成績を残すなど、かなりの実力の持ち主。健が大きな決意を持って臨んだ大会で、優勝候補として立ちはだかることになる。
- 月村 小夜(つきむら さよ)
- 第2巻『あなたを信じてる』に登場する、俊太の幼馴染。人の世話が好きで、俊太のクラスの学級委員も務めているほか、部活動も同じである。俊太とは痴話喧嘩のようなやり取りが多く、周りからその関係を冷やかされることがよくあるが、本人は認めていない。ただ、俊太のことが気にはなっており、俊太と花桜梨の距離が徐々に縮まっていくのが気が気でない。
その他のキャラクター
[編集]- 翠川 亜季(みどりかわ あき)
- 声:村井かずさ
- 2001年にコナミからイベント会場限定で発売された『ときめきメモリアル2 ビデオクリップ集』(『2』関係のオープニングムービー・プロモーションムービー集)に登場する、進行役のひびきの高校放送部員(同作品集はひびきの高校の校内放送「ミュージックランチ」の企画という設定である)。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ただし、本編のオープニングムービーでは麻生華澄がナレーションを務めており、『Substories 〜Memories Ringing On〜』を除く『2』に関する全ての作品でもクレジットの位置は華澄が筆頭になっている。さらに設定画で確認できるキャラクター番号は、華澄が「01」で光は「02」が割り当てられている。
- ^ 主人公が以前と別の家に引っ越したため隣同士にはなっていない。
- ^ 光と友人になった経緯は、『Substories 〜Memories Ringing On〜』にて明かされている
- ^ 『Girl's Side 3rd Story』では、攻略キャラクター同士が主人公を巡ってライバル関係になるイベントがある。
- ^ 開発陣曰く、理由は「強そうだから」とのこと。
- ^ 開発当初のボツ案では退学後の顛末として「自殺」が考えられており、製品版で彼女が退学した場合のエンディングロールでは彼女の進路は不明になっている。
- ^ そのため、彼女には裁縫に関連したイベントが用意されている。
- ^ あくまで周りの皆が楓子と比較してスリムなだけであり、彼女が特別太っているというわけではない。また3年目には皆と遜色ないスタイルになる。
- ^ この設定はCDドラマにも取り入れられているが、ゲーム中では幼年期に会う会わないに関わらず彼女の人格は一定である。
- ^ 本作のプロデューサーであるメタルユーキは、メイをレイの妹と設定したのは立石流牙であり引継ぎ時にどうやって辻褄を合わせようか非常に困った旨を自身のブログの2009年10月28日付記事で告白している。
- ^ 前作で語られた伊集院家のしきたりは「家の外では男子として生活する」というもので家の中では男装する必要が無く、この点も矛盾している。
- ^ 例外として、派生作品の『ときめきメモリアル2対戦ぱずるだま』ではストーリーの関係上、真帆がひびきの高校に来る形で他のキャラクターと同様の『伝説の鐘』に変更されている。
- ^ 幼年期の1日目冒頭で出てくる華澄の友達が舞佳となっている。
- ^ 派生作品の『Substories 〜Memories Ringing On〜』では舞佳のEVSデータが用意された。
- ^ 開発当時、コナミコンピュータエンタテインメント東京の事業所は九段下駅の近くにあった。また、後述の「四天王」の姓も東京の地名に由来する。
出典
[編集]- ^ “あなたには「20年経っても忘れられないヒロイン」はいますか? 20周年を迎えた『ときめきメモリアル2』のあの子を思い出す 2ページ目”. インサイド (2019年12月29日). 2024年11月27日閲覧。
- ^ a b c d “『ときめきメモリアル2』15周年記念。好きとか嫌いとか言って伝説の鐘を鳴らすのはあなた【周年連載】”. 電撃オンライン (2014年11月10日). 2024年11月27日閲覧。
- ^ a b c d “【ときメモ2】『ときめきメモリアル2』25周年。攻略対象はシリーズ最多の13人で、ディスク5枚組の大ボリュームで展開! 名前を音声で呼んでくれるEVSも話題に【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2024-11-27 date=2024-11-25閲覧。
- ^ 『別冊 Hibikino Watcher(Vol.3) Fresh tern号』(コナミ)ISBN 4-7577-0041-5
- ^ 『別冊 Hibikino Watcher(Vol.2) Spring breath号』(コナミ)ISBN 4-7572-0752-2