秌場準一
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秌場 準一(あきば じゅんいち、「あき」の字は「火」へんに「禾」(ノギ)、1932年10月6日[1] - )は、日本の法学者。専門は国際私法。学位は、法学博士(一橋大学)・LL.M.(イェール大学)。一橋大学名誉教授。日本学術会議会員、国際法学会理事長、国際私法学会理事長を歴任。
来歴
[編集]兵庫県神戸市に大阪商船(現商船三井)船員の長男として生まれる[1]。父は千葉県出身[1]、母は高知県出身[1]。中学時に神戸から母の故郷である高知に転居。一橋大学では久保岩太郎と大平善梧に師事[1]。博士課程を修了した1960年から一橋大学に勤務[1]。1966年に当時東京大学法学部助手だった鳥居淳子(国際私法学者、成城大学教授、法務省法制審議会会長)と結婚[1]。1971年に長男(現在TBSテレビ勤務)が誕生[1]。1996年3月に63歳を定年とする一橋大学の定年制により定年退官[1]。指導学生に横山潤一橋大名誉教授、中山ひとみ元第二東京弁護士会副会長など[2]。
学歴
[編集]- 1945年 神戸市立川池国民学校(現神戸市立会下山小学校)卒業[1]
- 1948年 旧制高知県立海南中学校(現高知県立高知小津高等学校)卒業[1]
- 1951年 高知県立高知追手前高等学校卒業[1]
- 1955年 一橋大学法学部卒業(大平善梧に師事)[1]
- 1960年 一橋大学大学院法学研究科博士課程修了、一橋大学より法学博士の学位を取得(久保岩太郎に師事)[1]
- 1963年 フルブライト奨学生としてイェール大学イェール・ロー・スクール修士課程修了、法学修士(LL.M.)[1]
職歴
[編集]- 1960年 一橋大学法学部専任講師[1]
- 1964年 同助教授[1]
- 1972年 同教授[1]
- 1980年 ライデン大学法学研究所、ロンドン大学高等法学研究所留学[1]
- 1992年 - 1994年 一橋大法学部長・大学院法学研究科長[1]
- 1996年3月 一橋大学定年退官[1]
- 1996年4月 日本大学法学部教授[1]、一橋大学名誉教授[1]
学会活動
[編集]- 1994年 国際法学会理事長[1]
- 1996年 国際私法学会理事長[1]
- 1984年 - 1986年 日本学術会議国際関係法学研究連絡委員会委員[1]
- 1997年 - 2003年 第17期日本学術会議会員[3]