秋月トンネル (広島県)
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概要 | |
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国 | 日本 |
路線 | 広島県道298号鷲部小用線 |
位置 | 広島県江田島市江田島町 |
現況 | 供用中 |
起点 | 広島県江田島市江田島町鷲部一丁目 |
終点 | 広島県江田島市江田島町秋月二丁目 |
運用 | |
建設開始 | 1979年(昭和54年)2月1日 |
開通 | 1981年(昭和56年)10月1日 |
所有 | 広島県 |
管理 | 広島県 |
通行対象 | 自動車、二輪車、軽車両及び歩行者 |
用途 | 道路トンネル |
通行料金 | 無料 |
建設費 | 約25億円 |
技術情報 | |
全長 | 1005m |
道路車線数 | 上下2車線 |
設計速度 | 40km/m |
高さ | 4.5m |
幅 |
車道:6.0m |
概要
[編集]- 同トンネルの終点付近にある秋月地区には在日米軍秋月弾薬庫があり、約90年にわたり同弾薬庫の危機感及び交通の不便さをその集落の住民が抱いていた[1]。
- 1971年(昭和46年) 4月26日に在日米軍秋月弾薬庫で爆発事故が発生したことにより、江田島町秋月から同町鷲部の区間を全額国費でトンネル掘削するよう当時の町長及び町議長が呉防衛施設局局長に陳情したことから同トンネルを建設することに至った[1]。
歴史
[編集]開通以前
[編集]開通以後
[編集]- 1981年(昭和56年)
- 1996年(平成8年)
- 4月25日 - 同トンネルの区間が広島県道298号鷲部小用線に昇格[4]。
- 2006年(平成18年)
- 4月 - 同トンネルで江田島市立江田島小学校から秋月の区間においてスクールバスの運行を開始[注 3]。
- 2008年(平成20年)
関連項目
[編集]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 同事故は弾薬分別作業に起因し、死者1名及び傷者6名の犠牲者が出た[2]。
- ^ 同入札では、鷲部側を鴻治組、秋月側を鹿島建設がそれぞれ落札した[3]。
- ^ 同年3月31日に江田島市立秋月小学校が閉校し統合先へ同校児童が通学を開始したことによる[5]。
- ^ 同年3月まで江田島市立江田島小学校から江田島町秋月までスクールバスを運行していたが路線バスとして運行することによる[6]。
出典
[編集]- ^ a b 江田島町史 p.393 第6章現代 第9節 道路・港湾・公園 四 秋月トンネル
- ^ 江田島町史 p.298 第6章現代 第2節 災害と防災 五 米軍秋月弾薬庫爆発
- ^ a b c d e 江田島町史 p.394 第6章現代 第9節 道路・港湾・公園 四 秋月トンネル
- ^ 平成8年広島県告示第469号
- ^ 「新しい一歩を〜統合へのさまざまな思い〜」(日本語)『広報えたじま第17号』(PDF)江田島市役所、広島県江田島市能美町中町4859番地9、2006年3月1日 。2024年10月10日閲覧。
- ^ 「バス路線を一元化 4月から江田島バス株式会社が運行」(日本語)『広報えたじま第39号』(PDF)江田島市役所、広島県江田島市能美町中町4859番地9、2008年1月1日 。2024年10月10日閲覧。