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福島小一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福島 小一(ふくしま こいち、1886年明治19年)4月23日 - 1970年昭和45年)2月21日)は、日本武道家(剣道居合道杖術銃剣道)。通実。剣術・居合・杖術を中山博道に学び、剣・居・杖の3道で範士となった(剣道範士は死後に追授)。

経歴

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  • 1886年(明治19年)4月23日、福島清三郎の次男として広島県に生まれる。
  • 1913年大正2年)4月、母校の明道中学校の教師となる。
  • 1915年(大正4年)8月、天真一刀流免許を允許される。
  • 1918年(大正7年)4月、呉海軍下士官兵集会所の剣道教師となる。海軍兵士の紙本栄一に居合を教えた。
  • 1920年(大正9年)11月、呉憲兵分隊の剣道教師となる。
  • 1925年(大正14年)11月、道場「呉有信館」を開く。
  • 1927年(昭和2年)11月、中山博道より神道無念流免許を允許される。
  • 1929年(昭和4年)2月、私立興文中学校の剣道教師となる。
  • 1930年(昭和5年)5月、居合術の精錬証を授与される。
  • 1936年(昭和11年)5月、剣道教士号を授与される。
  • 1938年(昭和13年)7月、武徳会より剣道六段を認定される。
  • 1940年(昭和15年)7月、有信館本部より剣道七段を認定される。
  • 1942年(昭和17年)8月、武徳会より銃剣術三段を認定される。
  • 1956年(昭和31年)5月、全居連より居合道範士号を授与される。
  • 1958年(昭和33年)5月、全居連より居合道九段を授与される。
  • 1960年(昭和35年)5月、全剣連より居合道範士八段を授与される。
  • 1962年(昭和37年)5月、全剣連より居合道九段を授与される。
  • 1966年(昭和41年)5月、全剣連より杖道範士号を授与される。
  • 1970年(昭和45年)2月21日、老衰により死去。同年5月、全剣連より剣道範士号を追授される。

参考文献

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  • 松原正勝『信州木曾谷の剣豪 遠藤五平太』 渓水社 1982年