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福岡市道地行鳥飼七隈線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
幹線一級市町村道
福岡市道地行鳥飼七隈線
地図
地図
総延長 5,474.49 m[注釈 1]
北端 福岡市中央区
よかトピア通り
南端 福岡市城南区
福岡県道49号大野城二丈線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

福岡市道地行鳥飼七隈線(ふくおかしどうじぎょうとりかいななくません)は、福岡市において「西の副都心」[2]の一部とされるシーサイドももちに接する中央区地行じぎょうの地行三丁目交差点から南に向かって、同区大濠公園の西方を通り過ぎ、樋井川を超えて同市城南区に入り、国道202号と交差する中村大学交差点から、道路の地下に敷設された福岡市地下鉄七隈線と共に南方に広幅員で進み、福岡県道49号大野城二丈線と交差する同区七隈の福大病院東口交差点に至る全長5,474.49メートル[1]市道(幹線一級市町村道)である。

概要

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この路線の特徴は、博多湾博多港)に面する「西の副都心」と油山の麓に広がる市街地の南端附近とを都心部を経由せずに南北に繋げ、連続する都市の拠点を貫く交通基盤となっていることである。都市計画においては、西新藤崎などとともに「西部広域拠点」[2]の一部とされるシーサイドももちと「地域拠点」[注釈 2]の一部に位置づけられる別府べふとを結び、国道202号以南は利便施設が集まる「地下鉄七隈線駅周辺ゾーン」として、茶山駅金山駅金山駅及び福大前駅の複数の拠点が結ばれる南北方向の連携軸を形成している[2]。また、福岡市の中央区城南区とを結ぶ主要な幹線道路として、東方に並走する福岡市道大濠東油山線福岡市道路愛称油山観光道路等)などと共にこの方面の交通ネットワークを補完している[2]。この路線には2つの福岡市道路愛称がつけられた区間があり、鳥飼二丁目交差点から鳥飼三丁目交差点までの区間は城南線の一部(重複区間)にあたり、中村大学前交差点から福大病院東口交差点までの区間は城南学園通りの全部にあたる[3]

接続する主な通り

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接続する主な通りの一覧表[1]
交差する道路 市町村名 交差する場所
福岡市道唐人町豊浜線(よかトピア通り 福岡市 中央区 地行三丁目 地行三丁目交差点、起点
福岡市道千代今宿線明治通り 地行二丁目 地行交差点
福岡市道堅粕西新2号線城南線 鳥飼一丁目及び三丁目 鳥飼二丁目交差点、鳥飼三丁目交差点
福岡市道鳥飼藤崎線 城南区 鳥飼六丁目[注釈 3] 城西中学校南交差点
国道202号福岡県道559号原東警固線別府橋通り 別府三丁目 中村大学前交差点
福岡市道平尾別府線 別府六丁目 別府六丁目交差点
福岡市道田島原線 茶山二丁目 茶山四ツ角交差点
福岡市道清水干隈線(福大通り 七隈一丁目 七隈交差点
福岡県道49号大野城二丈線 七隈七丁目 福大病院東口交差点、終点福大病院東口交差点、終点

接続する主な施設

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脚注

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注釈

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  1. ^ 福岡市中央区:1,379.92メートル、同市城南区その1:856.28メートル、同その2:3,238.29メートル、計:5,474.49メートル[1]
  2. ^ 六本松の周辺地区は、『福岡市都市計画マスタープラン(平成26年5月)』[2]が定める方針において、福岡市地下鉄七隈線六本松駅ろっぽんまつえき及び別府駅べふえきを中心として交通結節点の機能などが充実する「地域拠点」に位置付けられている。
  3. ^ 鳥飼は中央区と城南区に跨る。
  4. ^ 所在地:別府六丁目14番22号[4][5]

出典

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  1. ^ a b c 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市路線情報提供システム”. 2023年5月31日閲覧。→利用条件に同意→検索等
  2. ^ a b c d e 福岡市都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 福岡市. 2023年6月1日閲覧。都市計画法第18条の2に基づき市町村が定める都市計画に関する基本的な方針→23、29、31、33、34ページ
  3. ^ 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市/道路愛称”. 2023年6月1日閲覧。
  4. ^ 福岡市. “福岡市立地区体育施設条例”. 2023年6月4日閲覧。→別表第1
  5. ^ 福岡スポーツNEXTパートナーズ(指定管理者). “福岡市立城南体育館/公式”. 2023年6月4日閲覧。