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神鉄産業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神鉄産業株式会社
Shintetsu Sangyo Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 神鉄会館(しんてつかいかん)
本社所在地 日本の旗 日本
652-0803
兵庫県神戸市兵庫区大開通1丁目1番1号
設立 1975年(昭和50年)2月21日
業種 建設業・流通業
事業内容 建設業、飲食業、結婚式場業
代表者 代表取締役社長 岩本宣夫
資本金 9,300万円(1988年時点)
決算期 3月31日
主要株主 神鉄エンタープライズ 39.5%
阪急百貨店 30%
阪急電鉄 30%
神戸電鉄 0.5%
(1988年時点)
関係する人物 中田大三(元代表取締役)
鳥居正一郎(元取締役)
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神鉄産業株式会社(しんてつさんぎょう、英:Shintetsu Sangyo Co.,Ltd.)は、かつて存在した建設流通会社。

阪急百貨店グループ(当時)および阪急電鉄グループ(当時)の企業であり、神戸電鉄の参考会社であった。

1988年(昭和63年)10月に全営業権を神鉄エンタープライズに譲渡して解散した。

概要

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1975年(昭和50年)7月開業の「神鉄会館(デパート形態のターミナルストア、現 神鉄ビル)」を運営すべく、同年2月21日株式会社神鉄会館として設立された[1]神戸電気鉄道(現:神戸電鉄)のほか、デパート経営のノウハウがあった阪急百貨店および阪急電鉄が出資し[2]、阪急百貨店傘下に加盟した[3]

1988年(昭和63年)10月神鉄エンタープライズに営業権を譲渡して解散した。

神鉄会館の経営

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1975年(昭和50年)7月4日に開業した「神鉄会館」および「神鉄ファミリーレストラン」を経営していた[1]。主要な運営施設は以下の通りである。

神鉄ビヤガーデン
毎年夏季限定で11階および屋上で開催していた。キャッチフレーズは「雨が降らなきゃ…屋上爽快」であった。
神鉄総合結婚式場
1990年頃まで7階に存在した。「お慶びの日を華やかに演出する幸せのスタート」をキャッチフレーズにテレビCMを放映していた。
神鉄催会場
宝塚歌劇団による公演・ディナーショーが頻繁に行われていた。1980年代には神戸電鉄建築の木造住宅を神鉄住宅販売から購入すると、ディナーショーに招待されるキャンペーンが存在した。
神鉄会館・神鉄一番街フロア構成
階数 館内構成 名称 運営
11階 神鉄ビヤガーデン・会議室 神鉄会館 神鉄産業
8 - 10階 神戸電鉄本社
7階 神鉄総合結婚式場・神鉄文化教室 神鉄会館 神鉄産業
6階 神鉄宴会場・神鉄催会場
5階 お座敷しんてつ
4階 神鉄タワーパーキング
3階 神鉄ファミリーレストラン 神鉄一番街
2階 神鉄かもめ書房本店・ヤングギフト・ギャラリーかもめ・眼鏡 神鉄エンタープライズ
1階 衣服・雑貨・日用品・神鉄観光新開地営業所・神鉄住宅営業所
B1階 贈答品・銘菓・菓子・家庭用品・コーヒーショップ
B2階 食料品・神鉄一番寿司・神戸電鉄のりば

建設業

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1982年(昭和57年)7月より神鉄産業株式会社に商号変更し建設業に進出した。このため、神戸電鉄グループ内に神鉄建設工業・神鉄産業・神鉄設計と建設会社が3社も混在していた。建設部門は「建設部・商事部」を名乗っていた(飲食部門は「会館部」)。

脚注

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  1. ^ a b 『神戸電鉄五〇年の歩み』神戸電気鉄道株式会社、1976年。 
  2. ^ 『75年のあゆみ 写真編』阪急電鉄株式会社、1982年10月。 
  3. ^ 『連結・関係会社総覧 1983年版』東洋経済新報社、1983年5月。