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神奈川県の軍事遺跡一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神奈川県の軍事史跡一覧(かながわけんのぐんじいせきいちらん)は、かつて神奈川県にあった軍事施設や史跡の一覧である。

大日本帝国海軍

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拠点

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部隊

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平時

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司令部
陸戦隊
航空隊
  • 横浜海軍航空隊
  • 横須賀海軍航空隊
  • 厚木海軍航空隊

終戦時

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司令部
航空隊
  • 横須賀海軍航空隊
  • 追浜海軍航空隊

港湾施設

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海軍学校

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要塞・陣地など

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高角砲台

  • 高座海軍工廠高射砲陣地(座間)
  • 横須賀海軍警備隊(終戦時)[1]
    • 猿島砲台 (横須賀)
    • 荒崎砲台 (横須賀)
    • 小柴崎砲台 (横浜)
    • 武山砲台 (横須賀)
    • 小坪砲台 (逗子) - 披露山公園を参照
    • 小原台砲台 (横須賀)
    • 第二海堡砲台 (千葉・富津)
    • 葉山砲台 (葉山)
    • 衣笠砲台 (横須賀)
    • 吾妻山砲台 (横須賀)
    • 二子山砲台 (逗子・葉山)
    • 金澤山砲台 (横浜)
    • 朝比奈山砲台 (横浜)
    • 大津山砲台 (横須賀)
    • 鷹取山砲台 (横須賀)
    • 畠山砲台 (葉山)
    • 野島浦砲台 (横浜)
    • 田浦砲台 (横須賀)
    • 富士川砲台 (静岡・富士)
    • 日向山砲台 (横須賀)
    • 枇杷山砲台 (横須賀)
    • 須賀砲台 (茅ヶ崎)
    • 千畳敷山砲台 (平塚)
    • 城所砲台 (平塚)
    • 南毛利砲台 (厚木)
    • 渋谷砲台 (大和)
    • 福田砲台 (大和)
    • 腰越砲台 (鎌倉)
    • 大野砲台 (神田村)
    • 萩園砲台 (茅ヶ崎)
    • 平塚砲台 (平塚)
    • 大井川砲台 (静岡・島田)
    • 沼津砲台 (静岡・沼津)

演習場

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飛行場

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海軍各廠

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  • 高座海軍工廠
  • 横須賀海軍第2工廠造兵部谷戸田注填場
  • 横須賀造船所
  • 横須賀海軍工廠深沢分工場
  • 海軍逗子久木地下工場(逗子)
  • 横須賀海軍工廠池子弾薬庫(逗子)
  • 横須賀海軍工廠沼間地下工場(逗子)
  • 横須賀海軍工廠造機部平塚分工場(平塚)
  • 相模海軍工廠 軍需工場 (寒川)
  • 海軍大船地下施設(鎌倉)
  • 第一海軍燃料廠(鎌倉郡・現横浜市栄区)
  • 横須賀航空基地夏島地下工場(横須賀)
  • 第一海軍航空廠浦郷地下工場(横須賀)
  • 海軍武山地下施設(横須賀)
  • 海軍船越地下貯油貯蔵庫(横須賀)
  • 平塚海軍火薬廠(平塚)
  • 平塚第二海軍火薬廠(平塚)
  • 平塚海軍航空廠(平塚)

海軍病院

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捕虜収容所

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特攻基地

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  • 横須賀特攻基地(横須賀)
  • 荒崎特攻基地(横須賀)
  • 小田和特攻基地(横須賀)
  • 野比特攻基地(横須賀)
  • 江奈特攻基地(三浦)
  • 油壺特攻基地(三浦)
  • 小網代特攻基地(三浦)

その他

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  • 海軍倉庫(横浜市瀬谷区)
  • 深谷通信所(横浜市戸塚区)
  • 池子弾薬庫(逗子市)
  • 軍港水道半原系統 - 横須賀水道を参照

大日本帝国陸軍

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主な拠点

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陸軍学校

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師団・連隊

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平時

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司令部
連隊
航空隊

終戦時

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司令部
守備部隊

第一総軍管下第12方面軍の部隊[注釈 1]が数多く配置されていた。

  • 横浜警備隊(横浜市鶴見区)
  • 高射第1師団
    • 高射砲第113連隊(川崎)
    • 高射砲第117連隊(横浜)
      • 機関砲第3大隊・第14中隊(横浜市)[2]
      • 機関砲第4大隊(川崎)
  • 第53軍
    • 第151兵站地区隊(相模原)
    • 電信第50連隊(厚木)
    • 第84師団(小田原)
      • 歩兵第199連隊〜第201連隊
      • 野砲兵第84連隊
      • 工兵第84連隊
      • 輜重兵第84連隊
      • 速射砲隊
      • 通信隊
      • 兵器勤務隊
      • 衛生隊
      • 第1野戦病院
      • 第4野戦病院
      • 制毒隊
      • 病馬廠
    • 第140師団(鎌倉)
      • 歩兵第401連隊〜第404連隊
      • 砲兵隊
      • 速射砲隊
      • 輜重隊
      • 通信隊
      • 兵器勤務隊
      • 野戦病院
    • 第316師団(伊勢原)
      • 歩兵第349連隊〜第351連隊
      • 噴進砲隊
      • 工兵隊
      • 通信隊
      • 野戦病院
    • 独立混成第117旅団(沼津)
      • 独立歩兵第707大隊〜第712大隊
      • 砲兵隊
      • 工兵隊
      • 通信隊
    • 独立戦車第2旅団(有馬)
      • 戦車第2連隊、第41連隊
      • 機関砲隊
      • 輜重隊
      • 整備隊
  • 東京防衛軍東京湾兵団
    • 独立混成第114旅団(横須賀)
      • 独立歩兵第691大隊〜第695大隊
      • 砲兵隊
      • 工兵隊
      • 通信隊
    • 東京湾要塞
航空隊

演習場

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  • 陸軍士官学校相武台演習場(相模原)
  • 陸軍士官学校付演習場(相模原公園・現北里大学周辺)
  • 座間小銃射撃場(座間)
  • 陸軍溝之口演習場 軍工事 神奈川 川崎宮前区
  • 歩兵第101連隊(東部62部隊)射撃場 横浜市青葉区美しが丘 現 国学院大学運動場) 

飛行場

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砲陣地

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照空灯陣地

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陸軍病院

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研究所など

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東京陸軍兵器補給廠(横浜)

陸軍各廠

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軍需工場

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関連事件

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戦跡ギャラリー

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関連施設

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脚注

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注釈

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  1. ^ 本方面に配備された部隊は、「はりつけ師団」または「かかし兵団」と呼ばれた沿岸配備師団の一つで、上陸した敵を引き付け、内陸部に配備されていた精鋭部隊の攻撃を容易にすることを任務とした囮部隊だった。そのため、火力は貧弱で、武装兵員も定数に達しない未完編成の部隊が大半だったため、国民義勇隊などを配置した偽陣地を数多く建設して、極力敵の侵攻速度の遅延を図ろうと計画していた。

出典

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参考文献

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  • 古屋, 紀之『横浜市戸塚区 舞岡熊之堂の戦争遺跡-Maioka Kumano-do Pacific War heritage site 太平洋戦争末期の照空隊陣地の発掘-』横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター〈シリーズ「横浜の遺跡」vol.1〉、2022年8月8日。 NCID BC18249765 

外部リンク

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