コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
破天荒フェニックス
オンデーズ再生物語
著者 田中修治
発行日 2018年9月4日
発行元 幻冬舎
ジャンル ノンフィクション小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 単行本
ページ数 494
公式サイト gentosha.co.jp
コード ISBN 978-4-344033-50-4
ISBN 978-4-344429-16-1文庫判
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』(はてんこうフェニックス オンデーズさいせいものがたり)は、眼鏡・サングラス販売の全国チェーン「オンデーズ」の代表取締役である田中修治によるノンフィクション小説[1]2018年9月4日単行本幻冬舎から刊行された[2]

「絶対に倒産する」と銀行から宣告されたオンデーズを買収するという賭けに打って出て、社長となった田中が相次ぐ裏切りや倒産の危機など様々な絶体絶命のピンチに陥りながらも破天荒ともいえる策を講じて立ち向かった実話を基にしている[1]

2020年1月テレビ朝日系で3夜連続のスペシャルドラマとして放送された[1]

書誌情報

[編集]

テレビドラマ

[編集]
新春3夜連続ドラマ
破天荒フェニックス
ジャンル テレビドラマ
原作 田中修治
『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』
脚本 櫻井智也
演出 小野浩司
監修 重村真実(オンデーズ、眼鏡)
鈴木嘉(銀行)
出演者 勝地涼
伊藤淳史
瀧本美織
稲葉友
丸山智己
貫地谷しほり
川平慈英
升毅
奥田洋平
宮崎吐夢
相築あきこ
名高達男
音楽 沢田完
エンディング Da-iCE 「Phoenix」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
製作総指揮 大川武宏(テレビ朝日、GP
プロデューサー 川島誠史(テレビ朝日)
浅井千瑞(MMJ)
森一季(MMJ)
製作 テレビ朝日
MMJ
放送
放送チャンネルテレビ朝日系
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2020年1月3日 - 1月5日
放送時間第1夜(1月3日)
第2夜(1月4日)
23:15 -

第3夜(1月5日)
23:10 -
回数3
公式サイト
テンプレートを表示

破天荒フェニックス』(はてんこうフェニックス)のタイトルで、テレビ朝日新春3夜連続ドラマとして2020年1月3日から1月5日において放送[3]。主演は勝地涼[3]

キャスト

[編集]

株式会社 サンデーズ

[編集]
田村雄司(たむら ゆうじ)
演 - 勝地涼
全国眼鏡チェーン「サンデーズ」代表取締役。
元はデザイン事務所を経営していたが、一念発起し「サンデーズ」を買収。倒産寸前であった「サンデーズ」を立ち直らせるべく、世界進出という壮大な夢のために奔走する。
奥田吉弘(おくだ よしひろ)
演 - 伊藤淳史[3]
雄司の良き相棒で財政会計のプロ。「サンデーズ」では主に経理を担当している。
雄司の「サンデーズ」買収に反対の身ではあったが、いつの間にか社員に取り立てられることになる。 
神戸麻美(かんべ あさみ)
演 - 瀧本美織[3]
「サンデーズ」の社員。周りに丁寧な気配りができるしっかり者。
雄司に才能を見込まれて社長直属のプロジェクトチームのメンバーに大抜擢される。
松尾秀和(まつお ひでかず)
演 - 稲葉友[3]
「サンデーズ」の社員。雄司とは古い付き合いだったことから社員となる。
雄司と共に車で各店舗への視察に向かうことが多い。
橋本悟(はしもと さとし)
演 - 丸山智己
「サンデーズ」の社員。大手アパレルメーカーのバイヤーを務めていた。
前の経営陣によって会社の隅に追いやられていたが、雄司に直談判の末に商品部長に抜擢される。

その他

[編集]
奥田静江(おくだ しずえ)
演 - 貫地谷しほり
吉弘の妻であり最大の理解者。
人当たりがよく、何よりも夫である吉弘のことが大好き。雄司にも時折食事を提供することがある。
御子柴徹(みこしば とおる)
演 - 川平慈英
眼鏡の最大手チェーンの営業本部長。
常に雄司たちの先を行く戦略を打ち出していく、雄司にとっては大きな壁となる存在。
藤林(ふじばやし)
演 - 升毅
福井県鯖江市に本社を構える眼鏡フレームの製造会社「藤林光学」の社長。
以前「サンデーズ」には苦虫を噛み潰すような行為を受けた経験からフレームを卸すことを拒む。しかし、雄司たちの熱意に心動かされ、低価格で品質の高い眼鏡フレームを製造することに賛同する。
山科(やましな)
演 - 奥田洋平
「虎ノ門銀行」の融資担当。
「サンデーズ」の取引銀行でありながら、今後は一切の協力をしないと断言する。
三上英司(みかみ えいじ)
演 - 宮崎吐夢
「サンデーズ」の営業部長。
雄司のやり方に憤りを覚え、部下とともに辞表を叩きつけて退職。のちに御子柴がいる眼鏡チェーンに転職することになる。
中村(なかむら)
演 - 相築あきこ
雑貨チェーン「ファニー&ファン」の社長。
自身の会社の買収に乗り出した雄司に協力する。
京極(きょうごく)
演 - 名高達男
「海島商事」の社長。
資金繰りに苦しむ雄司たちが最後の望みをかける有力者。御子柴と何らかの繋がりがあるらしい。

スタッフ

[編集]

放送日程

[編集]
話数 放送日 サブタイトル[5] ラテ欄[6]
第1夜 1月3日 逆風自立編 負債14億! 30歳社長どん底から世界進出!
実話に基づく今話題の小説を初ドラマ化!!
第2夜 1月4日 荒波挑戦編 実話小説ドラマ化!! 社長よ辞めろ…! 退陣要求で大ピンチ!!
美女の罠で倒産へのカウントダウン!?
最終夜 1月5日 風雲飛躍編 実話小説ドラマ化・完結編!! 倒産の危機…1日で3億円集めろ!
最終手段…地獄の会食で一発逆転!!

漫画

[編集]

ウェブコミック配信サイトのcomicブースト(幻冬舎コミックス)で、シナリオは星井博文 作画は伊野ナユタによって2020年1月17日より6月5日かけて『破天荒フェニックス』のタイトルで連載された。単行本化により『マンガ 破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』へ改題し、2020年7月30日に発売。

舞台

[編集]
  • 原作 田中修治『破天荒フェニックス』(幻冬舎)
  • 製作 劇団TEAM-ODAC
  • 脚本・演出 笠原哲平(TEAM-ODAC)

『舞台・破天荒フェニックス~いつだって始まっている~』のタイトルで、2022年6月1日より6月5日まで東京・シアターサンモールで上演[7]劇団TEAM-ODAC第39回本公演)。

人気を受けて『舞台・破天荒フェニックス』再公演が2022年12月7日より12月11日まで東京・俳優座劇場で上演[8](第40回本公演)。

続編を2023年12月6日より12月11日まで上演予定[9](第42回本公演)。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c “勝地涼、新春3夜連続ドラマに主演 大赤字の会社を再生させた破天荒な社長役”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年11月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2148687/full/ 2019年11月14日閲覧。 
  2. ^ 破天荒フェニックス オンデーズ再生物語”. 幻冬舎. 2019年11月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e “小説「破天荒フェニックス」がドラマ化、勝地涼、伊藤淳史、瀧本美織、稲葉友ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年11月14日). https://natalie.mu/eiga/news/355261 2019年11月14日閲覧。 
  4. ^ “Da-iCE 書下ろし新曲正月ドラマ主題歌に 1・3から3夜連続テレ朝「破天荒フェニックス」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年12月24日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/24/kiji/20191223s00041000453000c.html 2019年12月24日閲覧。 
  5. ^ 新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス|テレ朝動画
  6. ^ 該当各日 『読売新聞』 テレビ欄。
  7. ^ 劇団TEAM-ODACが小説「破天荒フェニックス」を舞台化、主演は伊崎央登”. ステージナタリー(ナターシャ). 2022年5月31日閲覧。
  8. ^ 「舞台・破天荒フェニックス」再演決定、出演に伊崎央登・森田成一・松平璃子・行天優莉奈ら”. ステージナタリー(ナターシャ). 2023年9月6日閲覧。
  9. ^ 劇団TEAM-ODAC第42回本公演 『舞台・破天荒フェニックス〜2023』上演決定!!”. 劇団TEAM-ODAC (2023年10月1日). 2023年10月19日閲覧。

外部リンク

[編集]