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石川竜也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川 竜也
名前
カタカナ イシカワ タツヤ
ラテン文字 ISHIKAWA Tatsuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-12-25) 1979年12月25日(45歳)
出身地 静岡県藤枝市
身長 179cm
体重 69kg
選手情報
ポジション DF
利き足 左足
ユース
1995-1997 日本の旗 藤枝東高校
1998-2001 日本の旗 筑波大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2002-2008 日本の旗 鹿島アントラーズ 45 (3)
2006 日本の旗 東京ヴェルディ1969 (loan) 21 (1)
2007-2008 日本の旗 モンテディオ山形 (loan) 87 (4)
2009-2017 日本の旗 モンテディオ山形 231 (6)
通算 384 (14)
代表歴
1999  日本U-20 5 (1)
獲得メダル
ユニバーシアード
2001 北京 サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。2018年1月30日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

石川 竜也(いしかわ たつや、1979年12月25日 - )は、静岡県藤枝市出身の元サッカー選手。ポジションはディフェンダー(左サイドバック、センターバック)。

来歴

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西益津小のスポーツ少年団、西益津中サッカー部を経て静岡県の名門藤枝東高校に入学した。高校2年より左サイドバックとしてプレーするようになる[1]

高校卒業後は筑波大学に進学。同期に羽生直剛平川忠亮鶴見智美がいる。在学中にU-19、U-20日本代表に選ばれ、AFCユース選手権1998にはレギュラーとして出場[1]1999 FIFAワールドユース選手権 ナイジェリア大会にはチームで唯一の大学生選手として参加し[1]、準優勝に貢献。イングランド戦では間接フリーキックからのゴールも記録した[2][3]

2002年鹿島アントラーズへ加入。鹿島を選んだ理由として同じポジションに相馬直樹がいたことを挙げる[1]。鹿島では定位置確保には至らず、2004年には同じポジションに新井場徹が加わったことで、より出番が限られるようになった[4]

2006年、監督のパウロ・アウトゥオリの構想から外され[4]、同年5月29日から翌年1月末まで東京ヴェルディ1969期限付き移籍[5]、主力選手として活躍。

2007年、今度はモンテディオ山形へ期限付き移籍。退団した内山俊彦の穴を埋める形で左サイドバックのレギュラーとして活躍した。2008年も期限付き移籍期間延長の形で残留。勝てばJ1昇格となるJ2第44節のアウェイ愛媛FC戦では直接FKから同点ゴールを決めている。なお、同試合でその後の逆転ゴールの起点にもなっている。利き足の左足から繰り出される高精度のロングキックとセンタリング、サイドチェンジを持ち味に、2008年のJ2ではリーグトップの15アシスト(「スーパーサッカー」集計)を記録した[6]

2009年から山形に完全移籍。

2013年は中村太亮の加入と自身の怪我により出場機会が減少した[7]。2014年シーズン途中からは3バックの左ストッパーとして起用されるようになった[8][9][10]。2014年11月30日にヤマハスタジアムで行われたJ1昇格プレーオフ準決勝ジュビロ磐田戦では後半アディショナルタイムのGK山岸範宏による決勝点をアシストした[11]

2018年1月、現役引退とモンテディオ山形のコーチ就任が発表された[12]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1999 筑波大 12 - - - 1 0 1 0
2002 鹿島 22 J1 6 1 4 0 2 0 12 1
2003 14 0 2 0 4 0 20 0
2004 12 2 5 0 1 0 18 2
2005 18 10 0 4 0 1 1 15 1
2006 3 0 1 0 - 4 0
東京V 44 J2 21 1 - 1 0 22 1
2007 山形 13 46 2 - 2 1 48 3
2008 41 2 - 1 0 42 2
2009 J1 31 0 4 0 1 0 36 0
2010 33 1 4 0 2 0 39 1
2011 18 0 0 0 0 0 18 0
2012 J2 41 3 - 0 0 41 3
2013 18 0 - 1 0 19 0
2014 35 2 - 2 0 37 0
2015 J1 34 0 3 0 3 0 40 0
2016 J2 14 0 - 1 0 15 0
2017 7 0 - 2 0 9 0
通算 日本 J1 161 4 27 0 14 1 202 5
日本 J2 223 10 - 10 1 233 11
日本 - - 1 0 1 0
総通算 384 14 27 0 25 2 436 16

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2002-03 鹿島 18 2 0
通算 AFC 2 0

その他の国際公式戦

代表歴

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指導歴

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  • 2018年 - 2023年 モンテディオ山形
    • 2018年 -2019年 ジュニア村山コーチ兼スカウト
    • 2020年 ジュニアユース村山U-15 監督
    • 2021年 - 2022年 ヘッドオブスカウティング兼ジュニア村山 コーチ
    • 2023年 ジュニア村山 監督
  • 2024年 - 藤枝MYFCU-15 監督

タイトル

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クラブ

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筑波大学
鹿島アントラーズ

代表

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ユニバーシアード日本代表

個人

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  • 関東大学サッカーリーグ戦 ベストイレブン (2000年、2001年)

脚注

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  1. ^ a b c d 元川悦子『黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年』スキージャーナル、2009年、189-197頁。ISBN 978-4789900737 
  2. ^ 大住良之 (2004年9月22日). “No.525 停電の話”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト. 2017年3月21日閲覧。
  3. ^ ワールドユース選手権 日本、3大会連続で決勝T進出”. 朝日新聞 (1999年4月11日). 2018年8月10日閲覧。
  4. ^ a b 元川悦子 (2009年3月3日). “【Jリーグ】Jを象徴するタレントたちの2009年 : コラム”. J SPORTS. 2017年3月21日閲覧。
  5. ^ 石川竜也選手の期限付き移籍について』(プレスリリース)鹿島アントラーズ、2006年5月29日http://so-net.ne.jp/antlers/news/release/1612017年3月21日閲覧 
  6. ^ TBS「スーパーサッカー:J2アシストランキング」”. スーパーサッカー. TBSテレビ (2008年12月6日). 2017年3月21日閲覧。
  7. ^ 『2013Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2013年、176-177頁。
  8. ^ 元川悦子 (2014年12月15日). “山形のJ1復帰・天皇杯準優勝を支えたDF石川竜也…遅れてきた「黄金世代」の意地”. サッカーキング. フロムワン. 2017年3月21日閲覧。
  9. ^ 『2014Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2014年、160-161頁。
  10. ^ 『2015Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社、2015年、76-79頁。
  11. ^ “決勝点アシストの石川「まさかGKが決めるとは」…J1昇格プレーオフ”. サッカーキング (フロムワン). (2014年11月30日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141130/254686.html 2017年3月21日閲覧。 
  12. ^ 石川竜也選手現役引退・トップチームコーチ就任のお知らせ』(プレスリリース)モンテディオ山形、2018年1月10日http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2018/p-4/n-00007971/2018年1月30日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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