石山 (札幌市)
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石山 | |
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石山緑地 | |
北緯42度58分3.5秒 東経141度20分24.4秒 / 北緯42.967639度 東経141.340111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 札幌市 |
行政区 | 南区 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
005-0841〜44、49〜50 |
市外局番 | 011[1] |
ナンバープレート | 札幌 |
石山(いしやま)は北海道札幌市南区の地名。豊平川が東から北へと屈曲するあたりの右岸沿いに広がる。地域の名を冠した石山通(国道230号)が中央部を東西に走る。
また石山地区の東側、真駒内川左岸沿いの一帯は石山東と呼ばれている。川と並行して真駒内通(国道453号)が南北に走っている。
歴史
[編集]古くはアイヌ語で「ウコッ・シリネイ(互いに山がくっついたところ)」と呼ばれていた[2]。その後、地域を流れる穴の沢から名前を取って「穴の川尻」や「穴の川沿」などの地区が作られた[3]。
1872年(明治5年)、お雇い外国人アンチセルによって札幌軟石が発見され[2]、開拓使の意向で採掘が始まった[3]。1876年(明治9年)には山鼻からの道路が開かれたことで採掘がさらに進行する[2]。また同年には山鼻屯田兵村の追給地となり、通い作が行われるようになった[3]。1891年(明治14年)の『開拓使事業報告書』には一帯を指して「石山」と呼称した記録が見られる[2]。
1884年(明治17年)には軟石採掘とは別口での開墾が始まり、1890年(明治23年)には水田も開かれた[3]。
1910年(明治43年)、札幌石材馬車鉄道が開通し、後にその経路は石山通と呼ばれるようになる[4]。
1944年(昭和19年)、字名改正によって地名が正式に「石山」となった[3]。
施設
[編集]石山の施設
[編集]- 定山渓鉄道線 石切山駅(廃止)
- 石山振興会館(石山1-3)
- 市立札幌啓北商業高等学校(石山1-2)
- 札幌市立石山中学校(石山2-8)
- 札幌市立石山緑小学校(石山1-4)
- 札幌市立石山南小学校(2019年閉校)(石山2-8)
- 札幌市立藤の沢小学校(石山528)
- 森の幼稚園(石山1132-1)
- 札幌石山保育園(石山1-4)
- 石山神社(石山254)
- 石山緑地
- 豊羽鉱山選鉱所(廃止)
石山東の施設
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『札幌地名考』さっぽろ文庫1