知円別岳
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知円別岳 | |
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野付半島から望む知円別岳(中央) | |
標高 | 1,544 m |
所在地 |
日本 北海道 斜里郡斜里町 目梨郡羅臼町 |
位置 | 北緯44度07分28秒 東経145度10分08秒 / 北緯44.12444度 東経145.16889度 |
山系 | 知床連峰 |
プロジェクト 山 |
知円別岳(ちえんべつだけ)は、北海道の斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町の2町にまたがる標高1,544mの山である。
概要
[編集]知床連峰の主稜線上に位置する山で、北西方向に伸びる支稜線上には硫黄山が聳え立つ。山体は2町にまたがるが、山頂自体は僅かに斜里町内にある。シレトコスミレの群落がある数少ない山である[1]。
山名の由来は羅臼町側を流れるチエンベツ川に由来し、アイヌ語で「chep-un-pet(魚・いる・川)」を意味する[2]。河口では現在も知円別漁港がある。
登山
[編集]硫黄山から羅臼岳にかけて縦走路が整備されているが、知円別岳の山頂は通らないため登頂には登山道を逸れる必要がある。藪漕ぎやザレ場を登るため初心者には向かない。
脚注
[編集]- ^ 工藤岳・川合由加・平尾章・亀山慶晃・岡本征史・中西将尚「2006年度知床半島シレトコスミレ個体群の遺伝構造調査」(PDF)『平成18年度 知床世界自然遺産地域 生態系モニタリング調査業務報告書』2007年、118-123頁、2025年1月6日閲覧。
- ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (248) 「知円別・ケンネベツ川・キキリベツ川」”. 2025年1月6日閲覧。