ポロモイ岳
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ポロモイ岳 | |
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野付半島から望むポロモイ岳(中央) | |
標高 | 992.1 m |
所在地 |
日本 北海道 斜里郡斜里町 目梨郡羅臼町 |
位置 | 北緯44度15分57秒 東経145度19分11秒 / 北緯44.26583度 東経145.31972度 |
山系 | 知床連峰 |
プロジェクト 山 |
ポロモイ岳(ポロモイだけ)は、北海道の斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる標高992.1mの山である。山頂には三等三角点「萌礼牛」が設置されている[1]。
概要
[編集]知床半島の主稜線北部に位置する山である。南部にはポロモイ台地と呼ばれる台地が広がっており、知床沼が形成されている。
山名はアイヌ語の「poro-moy(大きい・湾)」が由来である[2]。「大きい湾」とは現在の羅臼町の化石浜のことであり、かつては「ポロモイ」と呼ばれていた[3]。三角点名は羅臼町側を流れるモイレウシ川に由来し、アイヌ語で「moyre-us(静かである・入り江)」を意味する。
登山
[編集]アプローチが非常に困難であり、羅臼町側は道道87号が相泊集落まで、斜里町側は道道93号がチャカババイ川付近までしか伸びていないため、そこからは徒歩で山頂を目指すことになる。登山道も存在しないため、残雪期に登られることが多いほか、無雪期の知床はヒグマが多く生息・活動するためかなり危険である。
脚注
[編集]- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2025年1月6日閲覧。
- ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (963) 「ポロモイ・ピヤラオマイ・エタシペ岩」”. 2025年1月6日閲覧。
- ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (251) 「カモイウンベ川・ウナキベツ川・化石浜」”. 2025年1月6日閲覧。