真紅なる海に祈りを -アントニーとクレオパトラ-
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『真紅なる海に祈りを-アントニーとクレオパトラ-』(しんくなるうみにいのりを アントニーとクレオパトラ)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。宝塚、東京、地方公演は16場[1]。
福岡市民会館公演の形式名は「ミュージカル」[2]、それ以外の公演は「ミュージカル・ロマン」[1]。
概要
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]を参考にした。
ウィリアム・シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』と『アントニーとクレオパトラ』の2作を再構成した作品。
あらすじ
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]を参考にした。
時は紀元前40年の古代ローマ。英雄ジュリアス・シーザーの死後、腹心のアントニーが人心を掌握、執政官の一人の地位を得た。アントニーはエジプトに赴き、シーザーの恋人であったクレオパトラと出会う。たちまち2人は激しい恋に落ちていくのだが…。
公演期間と公演場所
[編集]- 1986年6月27日 - 8月6日[4](新人公演:7月11日[5]) 宝塚大劇場
- 1986年11月3日 - 11月30日[6](新人公演:11月12日[7]) 東京宝塚劇場
- 1987年4月16日 - 4月29日 地方公演[2](4月16日・大津、18日・市川、19日・綾瀬、21日・川崎、22日・前橋、24日・浦和、25日・郡山、26日・仙台、28日・浜松、29日・犬山)
- 1987年5月1日 - 5月5日[2] 福岡市民会館
- 1987年5月7日・8日 地方公演[2](久留米)
スタッフ(宝塚・東京)
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通
主な配役
[編集]宝塚・東京
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通
- 本公演
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- マーク・アントニー - 高汐巴[4]
- クレオパトラ - 秋篠美帆[4]
- ドミシアス・イノバーバス - 大浦みずき[4]
- ジュリアス・シーザー、オクテヴィアス・シーザー - 朝香じゅん[4]
- チャーミアン - ひびき美都[4]
- レピダス - 宝純子[4]
- ブルータス - なかいおり[4]
- キャシアス - 真汐ちなみ[4]
- オクテヴィア - 水原環[4]
- アグリッパ - 磯野千尋[4]
- イアロス - 瀬川佳英[4]
- ベンテリアス - 幸和希[4]
- カルパーニア - 北小路みほ[4]
- ママルーキス - 青柳有紀(宝塚)、峰丘奈知(東京)[6]
- オプチーナ - 峰丘奈知(宝塚)、桜木星子(東京)[6]
- 新人公演
地方公演・福岡市民会館公演
[編集]主な楽曲
[編集]- 真紅なる海に祈りを
備考 「真紅なる海に祈りを アントニーとクレオパトラ」(LPレコード(TMP・宝塚音楽出版))
脚注
[編集]- ^ a b c d e 80年史 1994, p. 317、319、327.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 80年史 1994, p. 327.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 159.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 80年史 1994, p. 317.
- ^ a b c d e f g h i j k l 80年史 1994, p. 320.
- ^ a b c d e 80年史 1994, p. 319.
- ^ 80年史 1994, p. 321.
- ^ 80年史 1994, p. 317、319.
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。