白石駅 (札幌市営地下鉄)
白石駅 | |
---|---|
6番出入口 | |
しろいし Shiroishi | |
◄T12 東札幌 (1.1 km) (1.4 km) 南郷7丁目 T14► | |
所在地 | 札幌市白石区東札幌2条6丁目 |
駅番号 | ○T13 |
所属事業者 | 札幌市交通局 |
所属路線 | 札幌市営地下鉄東西線 |
キロ程 | 12.7 km(宮の沢起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
11,161人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1976年(昭和51年)6月10日 |
白石駅(しろいしえき)は、北海道札幌市白石区東札幌2条6丁目にある、札幌市営地下鉄東西線の駅。駅番号はT13。
概要
[編集]1976年(昭和51年)6月10日に、地下鉄東西線の東側の起点・終点駅として開業したが、1982年(昭和57年)3月21日に当駅 - 新さっぽろ駅間が延伸開業したため、現在は途中駅となっている。
JR北海道(函館本線・千歳線)にも同名の白石駅があるが、両駅の間は約1.6kmも離れているため、乗り換え駅としては適さない。さっぽろ駅(JR札幌駅に隣接)や新さっぽろ駅(JR新札幌駅に隣接)では、JR駅との混同を避ける目的で駅名を平仮名表記にしているが、当駅はJR白石駅とは離れた位置にあり、混同しづらいことから区別を付けず、JR駅と同じ漢字表記となっている[1]。
歴史
[編集]- 1976年(昭和51年)6月10日:琴似駅 - 白石駅間開業に伴い、設置。
- 1982年(昭和57年)3月21日:白石駅 - 新さっぽろ駅間の延伸開業に伴い、中間駅となる。
- 2008年(平成20年)11月11日:可動式ホーム柵が稼働開始[2]。
- 2016年(平成28年)10月19日:2015年1月19日より閉鎖されていた6番出口が運用再開。
駅構造
[編集]島式ホームの1面2線。以前はこの駅が東西線の東側の終点だった。両方向に転轍機を有し、緊急時の折り返し運行に対応している。出口は7番出口まであるが、3番出口の記載が消されている(地上部分も同様[3])。定期券売場を併設している。ホームと改札を結ぶエレベーターは西改札口に、地上へのエレベーターはバスターミナルの中にある。
2015年1月19日より白石区複合庁舎建設工事に伴い6番出口が閉鎖、その後取り壊された。なお6番出口は2016年10月19日より複合庁舎に組み込まれる形で運用再開され、同年11月7日より複合庁舎と直結され、供用開始された[4]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 東西線 | 新さっぽろ方面 |
2 | 大通・宮の沢方面 |
-
改札口
-
ホーム
-
駅名標
利用状況
[編集]札幌市交通局によると、2020年度の一日平均乗車人員は11,161人であった。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
2008年 | 11,558 | [5] |
2009年 | 11,196 | [5] |
2010年 | 11,233 | [6] |
2011年 | 11,375 | [6] |
2012年 | 11,883 | [6] |
2013年 | 12,234 | [6] |
2014年 | 12,582 | [6] |
2015年 | 12,788 | [7] |
2016年 | 13,406 | [7] |
2017年 | 14,161 | [7] |
2018年 | 14,290 | [8] |
2019年 | 14,163 | [8] |
2020年 | 11,161 | [9] |
駅周辺
[編集]南郷通と環状通が交わる場所にあり、駅周辺は中規模の商業地区で、終日人でにぎわっている。
- 白石南郷一郵便局
- 北洋銀行南郷通支店
- 北門信用金庫札幌東支店
- 白石中央自動車学園
- 札幌フードセンター白石店
- 東光ストア白石ターミナル店
- 北雄ラッキー白石ターミナル店
- 札幌市白石区役所、札幌市白石区民センター
- 札幌市白石保健センター
- 東札幌やまびこ公園 - 毎年夏に「二条町内納涼夏まつり」会場として使用される。
- 札幌市立東札幌小学校
- 札幌市立南白石小学校
- 札幌市立日章中学校
- 進学会(北大学力増進会)本社
バス路線
[編集]1〜5番のりばは1976年(昭和51年)6月10日に供用開始した「白石バスターミナル」。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は、バスターミナル・路上停留所を合わせて267便(感染症流行による一時運休便を含む)[10]。
2024年(令和6年)4月1日現在。新千歳空港連絡バスのみ北都交通で、他は北海道中央バス。北海道中央バス路線の詳細は白石営業所を参照[11][12]。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 白22 川下線:白石営業所行
- 白57 北郷本線:白石営業所行
- 3番のりば
- 白23 北郷線:白石営業所行・白陵高校行
- 4番のりば
- 白24 川下線:白石営業所行・白陵高校行
- 5番のりば
- 東60 北15条線:環状通東駅行
- 路上 6番出入口側 環状通沿い
- 白30 白石平岸線:平岸駅行
- 路上 7番出入口側 南郷通沿い
その他
[編集]- 駅スタンプは白石駅のイニシャルSの中に白石こころーどが描かれている[14]。
- 建設開始時の仮駅名は「環状通」であった。
- 札幌市が2011年に発行した「中小河川洪水ハザードマップ」によれば、札幌市は地下鉄白石駅を、豪雨等を原因とする望月寒川の決壊・氾濫による「浸水の危険が想定される駅」に指定した。浸水時の入場は極めて危険であるため、浸水前避難が推奨されている[15]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 乗りものニュース編集部 (2018年11月16日). “なんば、あびこ、なかもず… 駅名なぜひらがな表記?(2)”. 乗りものニュース. 2018年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月18日閲覧。
- ^ ホームドアの設置状況>札幌市東西線国土交通省 2016年1月26日閲覧
- ^ 現在の4番出口は階段途中で二股に分かれており、開業当時は北洋銀行とターミナルハイツの入口横の階段が3番出口だった。現在も3番出口の看板だったものが表記を変えられて残っている。
- ^ “白石区複合庁舎の整備について”. 札幌市公式サイト 2015年3月2日閲覧。
- ^ a b 地下鉄駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF)
- ^ a b c d e 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
- ^ a b c 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
- ^ a b 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
- ^ 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
- ^ “札幌の都市交通データブック2021 後半” (PDF). 札幌市. pp. 68 - 73. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “地下鉄白石駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “地下鉄白石駅|停留所地図”. 北都交通. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “桑園 - 新千歳空港”. 北都交通. 2024年4月4日閲覧。
- ^ 地下鉄駅情報(東西線) - 札幌市交通事業振興公社、2016年1月26日閲覧
- ^ 札幌市危機管理対策室; 札幌市中小河川洪水ハザードマップ検討委員会監修 (1 April 2011). 札幌市中小河川洪水ハザードマップ白石区・厚別区・東区(東雁来町)版 (Report). 札幌市.
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