塩町駅
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(田幸駅から転送)
塩町駅* | |
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駅舎(2023年1月) | |
しおまち Shiomachi | |
所在地 | 広島県三次市塩町2183 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | シチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
136人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)4月22日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 |
83.2km(備中神代起点) 新見から89.6 km |
◄下和知 (3.1 km) (1.5 km) 神杉► | |
所属路線 | ■福塩線 |
キロ程 |
78.0km(福山起点) 府中から54.4 km |
◄三良坂 (4.4 km) (- km) (神杉)**► | |
備考 | 無人駅[1] |
塩町駅(しおまちえき)は、広島県三次市塩町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である[1]。
概要
[編集]当駅の所属線である芸備線[2]と、当駅を終点とする福塩線が乗り入れ[3]、接続駅となっている。ただし、福塩線の列車は運転系統上は三次駅まで乗り入れるため、当駅止まりの列車は無い[1]。
かつては、芸備線の急行列車も停車していた。また、国鉄時代は、当駅は岡山と広島の管理局の境界(管理は岡山管理局)であった。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)4月22日:芸備鉄道の田幸駅(たこうえき)として開業[2]。芸備線の両隣の駅よりも遅い開業である。
- 1933年(昭和8年)
- 1934年(昭和9年)1月1日:塩町駅(2代目)に改称[2]。(初代)塩町駅は神杉駅に改称[2]。
- 1936年(昭和11年)10月10日:庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日:三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1938年(昭和13年)7月28日:当駅から福山駅までの全通により、福塩北線は福塩線の一部となる。
- 1983年(昭和58年)9月1日:芸備線CTC導入にあわせ、業務委託駅となる[4]。
- 1985年(昭和60年)12月1日:駅員無配置駅[5](簡易委託駅)化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる[2]。
- 2002年(平成14年)3月23日:芸備線の急行列車がみよしに統合される。引き続き、当駅にも停車するが、三次駅 - 備後落合駅間は普通列車となる。
- 2005年(平成17年)4月1日:簡易委託を廃止し、無人駅となる。
- 2007年(平成19年)7月1日:芸備線の急行列車全廃。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有し、行き違い可能な地上駅。ホームと駅舎は1984年竣工の地下道で結ばれる[1]。木造瓦葺による古くからの駅舎はタクシー会社の営業所となっており、2005年までは出札業務が委託され、携帯型車内券発行機での出札が行われていたが、現在は無人駅扱いである。管理は三次鉄道部が行っている。
ホームは芸備線と福塩線が方向別で共有している。駅の東城方で芸備線と福塩線が分岐するがその配線はシーサスクロッシングとなっている(渡り線がX字状になっている)。 便所は男女共用の汲み取り式である。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 芸備線 | 上り | 備後庄原・備後落合方面 |
福塩線 | 上下・府中方面 | ||
2 | 芸備線 ( 福塩線含む) |
下り | 三次方面 |
- 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[6]に従い路線記号ならびにラインカラーを表記している。
- 2番のりばは三次方からの入線及び備後落合方面・府中方面への発車にも対応している。
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1981年(昭和56年) | 322 | |
2002年(平成14年) | 262 | [7] |
2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | ||
2005年(平成17年) | ||
2006年(平成18年) | ||
2007年(平成19年) | ||
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | ||
2011年(平成23年) | 167 | [8] |
2012年(平成24年) | 147 | |
2013年(平成25年) | 156 | |
2014年(平成26年) | 150 | |
2015年(平成27年) | 150 | |
2016年(平成28年) | 148 | |
2017年(平成29年) | 139 | |
2018年(平成30年) | 134 | |
2019年(令和 元年) | 137 | |
2020年(令和 2年) | 132 | [9] |
2021年(令和 3年) | 136 | [10] |
駅周辺
[編集]- 塩町タクシー(当駅の駅舎を営業所として使用)
- 国道184号
- 塩町郵便局
- 三次製作所(自動車部品製造)
- 三次市立塩町中学校
- 広島県立三次青陵高等学校
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、24頁。
- ^ a b c d e f g 石野 1998, p. 265.
- ^ a b 石野 1998, p. 273.
- ^ 「国鉄芸備線、きょうから全線CTC化-岡山鉄管局内では62%。」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1983年9月1日、地方経済面/中国A、11面。
- ^ “「通報」赤穂線西片上駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年11月22日)
- ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
- ^ 「国土数値情報 駅別乗降客数データ」
- ^ 2020年度 移動等円滑化取組報告書 II 鉄道駅の移動等円滑化の達成状況(鉄道駅ごとに記入), 西日本旅客鉄道, オリジナルの2021-10-16時点におけるアーカイブ。
- ^ 2021年度 移動等円滑化取組報告書 II 鉄道駅の移動等円滑化の達成状況(鉄道駅ごとに記入), 西日本旅客鉄道, オリジナルの2023-03-26時点におけるアーカイブ。
参考文献
[編集]- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 塩町駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道