田中純 (競馬)
田中 純(たなか じゅん、1986年3月5日 -)は、佐賀競馬の騎手である。勝負服の柄は赤、胴白菱山形一本輪。熊本県出身、血液型A型。地方競馬教養センター騎手課程第77期生[1]。同じく佐賀競馬所属の田中直人騎手は実弟。
来歴
[編集]2003年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得[2]。同年4月29日第2回荒尾競馬1日目第8競走サラブレッド系C2一般戦フミノスコールで初騎乗(9頭立て4番人気6着)。同年5月7日第2回荒尾競馬4日目第7競走サラブレッド系C2一般戦をマヤノトップスで優勝(8頭立て1番人気)し、初勝利。
2005年7月20日第7回荒尾競馬2日目第4競走サラブレッド系C-18組条件戦をフミノモナークで優勝(9頭立て1番人気)し、地方競馬通算100勝達成[3]。
2006年3月20日第20回全日本新人王争覇戦出場(12人中2位)[4]。
2008年2月13日第15回荒尾競馬4日目第6競走サラブレッド系C-20組条件戦をケイズビーナスで優勝(8頭立て1番人気)し、地方競馬通算200勝達成[5]。同年3月4日第16回荒尾競馬3日目大阿蘇大賞典をワイルドコマンダーで優勝(12頭立て5番人気)し、重賞初制覇[6]。
2010年3月2日第16回荒尾競馬2日目第6競走サラブレッド系3歳-1組条件戦をケイウンルビーで優勝(9頭立て2番人気)し、地方競馬通算300勝達成[7]。
2011年12月23日荒尾競馬廃止により騎手を引退。同所属だった牧野孝光と共に、北海道の競走馬育成牧場・追分ファームに就職したが1ヶ月半で退職。その後佐賀競馬場で厩務員を務め、2012年9月29日付で騎手免許を再取得[8]。福山で、9月29日〜12月末まで期間限定で騎乗する[9][10]。期間中の所属は吉井勝宏厩舎。
2022年8月27日、第10回佐賀競馬5日目第2競走サラブレッド系C1-14組限定戦をダイメイソテツで優勝(9頭立て1番人気)し、地方競馬通算1,000勝達成。
地方通算成績は8872戦1001勝・2着1036回・3着1033回・勝率11.3%・連対率23.0%(2022年9月16現在)
中央競馬2戦0勝
主な騎乗馬
[編集]- ワイルドコマンダー(2008年大阿蘇大賞典)
- ダイメイネオ(2011年門松賞)
- オールラウンド(2014年九州ダービー栄城賞)
- スイングエンジン(2014年吉野ヶ里記念)
- ヴィルトグラーフ(2016年九州大賞典)
- スーパージェット(2018年九州ダービー栄城賞)
- ドラゴンゲート(2020年ウインターチャンピオン、佐賀がばいダッシュ)
- テイエムサツマオー(2021年飛燕賞)
- タガノキトピロ(2022年九州クラウン)
- テイエムチェロキー(2022年佐賀王冠賞)
- タガノファジョーロ(2023年佐賀王冠賞、九州大賞典)[11]
脚注
[編集]- ^ 第77期騎手候補生修了式 - 地方競馬情報サイト
- ^ 平成14年度第4回平地競走調教師・騎手免許試験新規合格者発表 - 地方競馬情報サイト
- ^ 平成17年度 - 荒尾競馬公式サイト
- ^ 森井美香騎手、女性初の新人王に - netkeiba.com
- ^ 荒尾の田中純騎手、地方通算200勝達成 - netkeiba.com
- ^ 大阿蘇大賞典、5番人気ワイルドコマンダーがV - netkeiba.com
- ^ 田中純騎手が通算300勝を達成! - 荒尾けいば
- ^ 平成24年度第2回免許試験新規合格者発表 - 地方競馬情報サイト
- ^ “田中純騎手の再デビューと期間限定騎乗について”. 2012年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月19日閲覧。
- ^ 福山で田中騎手再デビュー 熊本・荒尾競馬廃止で引退 - 山陽新聞ニュース
- ^ “タガノファジョーロ”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年11月12日閲覧。