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田中勤 (陸軍軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 勤
生誕 1890年2月16日
日本の旗 日本 愛知県
死没 (1974-01-08) 1974年1月8日(83歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1913年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
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田中 勤(たなか つとむ、1890年明治23年)2月16日[1] - 1974年昭和49年)1月8日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。

経歴

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1890年(明治23年)に愛知県で生まれた[1]陸軍士官学校第25期、陸軍大学校第35期卒業[2]。イギリス駐在を経て[3]1937年(昭和12年)8月2日陸軍歩兵大佐進級と同時に歩兵第73連隊長に着任し[3]1938年(昭和13年)7月に第4師団参謀長に転じた[3]

1939年(昭和14年)8月1日に陸軍少将進級と同時に第17歩兵団長(第13軍第17師団)に転じ[1][3]日中戦争に出動[1]徐州を根拠地とし、各作戦に出動[1]1941年(昭和16年)8月に独立混成第15旅団長(北支那方面軍)に就任し[1]北京を根拠地とし[1]、冀東作戦などに参加[1]1942年(昭和17年)8月1日に第61独立歩兵団長(東部軍)に転じ[1]12月1日に陸軍中将に進級した[3]1943年(昭和18年)3月18日第61師団長(第13軍)に親補され[1]南京周辺で治安維持に当たりつつ[1]、広徳作戦などに参加[1]。その後上海に移駐し[2]、連合軍の上陸に備える中で終戦を迎えた[2]

1948年(昭和23年)1月31日、公職追放仮指定を受けた[4]

栄典

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勲章等

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 福川 2001, 452頁.
  2. ^ a b c 福川 2001, 453頁.
  3. ^ a b c d e 外山 1981, 332頁.
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十三年一月三十一日 仮指定者」210頁。
  5. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026