理想・MEGA
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理想MEGA | |
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ボディ | |
乗車定員 | 7人 |
ボディタイプ | 5ドアクロスオーバーSUV |
駆動方式 | 四輪駆動 |
パワートレイン | |
モーター | 永久磁石同期電動機 |
最高出力 | 400 kW (536 hp) |
最大トルク | 542 Nm |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン式 後:マルチリンク式 |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン式 後:マルチリンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,300mm |
全長 | 5,350mm |
全幅 | 1,965mm |
全高 | 1,850mm |
車両重量 | 2,785kg |
その他 | |
充電方式 | 直流 552kW(最大) |
一充電走行距離 |
WLTCモード 710 km |
理想MEGA(中:理想MEGA、英:Li auto MEGA)は、理想汽車が製造・販売するBEVのミニバン(MPV)である。同社初のBEVモデルにあたる。
年表
[編集]2023年4月18日、上海モーターショーにおいて、理想汽車と車載電池メーカーのCATLは包括的な戦略的協力協定を締結し、Li Autoの最初のBEVモデルにCATLの4C麒麟電池を搭載することを発表していた[1]。
11月17日、広州モーターショーで理想汽車は同社初の純粋なEV「MEGA」の量産と納車を来年2月に開始すると発表した。ミニバンの投入も同社初となり、家庭需要増をにらみ、「50万以上の家庭で第一の選択肢となる」ことを目標とした。[2]
発売が延期されたのち、翌24年3月1日に発売され、同11日から納車が始まった。[3]
仕様
[編集]理想MEGAは、102.7kWhのCATL製「麒麟電池」が搭載されており、全電気航続距離は710kmになる。800V高電圧システムと組み合わせることで5Cの超高速充電をサポートし、急速充電の出力は500kWまで対応、理論上はわずか9分半で400km走行分、22分で600km走行分を充電できると説明される。[4]
サスペンションには、ダブルウィッシュボーン(フロント)とリアマルチリンク(リア)が採用され、連続ダンパー制御付きエアサスペンションも装備されている。
空気抵抗を意識した流線型フォルムにより、空気抵抗を示すCd値はわずか0.215で、量産ミニバンの中で最も低いとされる[5]。このミニバンは、5.5秒で時速100kmに達することができる。
脚注
[編集]- ^ “より良いものを共に(Together for better): オート上海で輝くCATLカーボンニュートラルへの熱意と先進技術”. jp.prnasia.com. 2024年3月17日閲覧。
- ^ “理想汽車、「MEGA」投入~同社初の「BEV×MPV」” (2023年11月27日). 2024年3月17日閲覧。
- ^ “PHV専業の中国・理想汽車、多目的車でEV参入”. 日本経済新聞. 2024年3月17日閲覧。
- ^ “斬新デザインの「タマゴ型ミニバン」初公開! 前後一文字ライト採用で1000万円超え!? 「MEGA」12月に中国で発表へ”. くるまのニュース (2023年11月8日). 2024年3月17日閲覧。
- ^ “Li Mega all-electric MPV with 710 km range and CATL Qilin 5C battery will launch on March 1 in China”. CarNewsChina.com (2023年12月31日). 2024年3月17日閲覧。