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珍しい死の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

珍しい死の一覧(めずらしいしのいちらん)は、古代から現代までに記録された死の状況のうち、信頼できる情報源が「通常と異なる」ものとして言及した死の一覧である。

古代

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注意: この節で述べられる死の状況の多くは創作である可能性が高い。
クリュシッポスは、ロバがイチジクを食べているのを見て笑い死にしたとされる。
コス島のフィリタスは研究に没頭するあまり、やせ細り餓死したと言われる[1]
始皇帝は不老不死を求めて有毒な水銀を服用したという。
  • 紀元前620年頃: アテナイの立法者ドラコンアイギナ島の劇場で、自らの業績を称える群衆によって投げかけられたマントや帽子の贈り物のなかに埋もれて窒息死したという[2][3]
  • 紀元前7世紀半ば: 春秋時代の第16代君主桓公が「まだ蒸した赤ちゃんを味わったことがない」と言ったたため、料理人である易牙の息子は父親の易牙により蒸し料理にされた[4]
  • 紀元前564年: ギリシアのパンクラチオン選手フィガリアのアリチオンは、古代オリンピックのパンクラチオン決勝で自らの死を引き起こした。対戦相手(名称不明)に喉を締めつけられる形で押さえ込まれ、そこから抜け出すことができなかったアリチオンは、対戦相手に足蹴りをくり出し、そのあまりの痛みに対戦相手は審判に降参のサインを出したが、その際にアリチオンの首を折ってしまった。対戦相手が敗北を認めていたため、アリチオンは死後に勝者として宣言された[5][6]
  • 紀元前475年頃: ディオゲネス・ラエルティオスによる記述では、ギリシアの哲学者ヘラクレイトスは、浮腫を治療するため牛糞を自らの身体に塗りたくった結果、犬に食い殺されたとされている[7][8]
  • 紀元前455年: ヴァレリウス・マキシムス英語版によると、アテナイの悲劇詩人アイスキュロスは、彼の禿げた頭をリクガメの甲羅を砕くのに適した岩と勘違いしたワシによって、リクガメを頭部に落とされて死んだ。大プリニウスによる『博物誌』の記述では、アイスキュロスは「落下物によって死ぬ」という予言が実現することを恐れ、屋外で過ごしていたとされる[9][10][11]
  • 紀元前430年: ディオゲネス・ラエルティオスによると、ギリシアの哲学者エンペドクレスは自らが神であると証明しようとして、活火山であるエトナ火山の火口に飛び込んで死んだという[12][13]
  • 紀元前401年: アケメネス朝ペルシアの兵士ミトリダテスは、アルタクセルクセス2世の王位を奪い取ろうとしていた弟の小キュロスを討ち取ったが、そのことを周囲に自慢してアルタクセルクセス2世の面目をつぶした結果、昆虫に受刑者の肉体を食わせる刑であるスカフィズム英語版によって処刑された。アルタクセルクセス2世の医師であるクテシアスは、ミトリダテスが昆虫による責め苦で死ぬまで17日間生存したと記録した[14][15]
  • 紀元前288年: ギリシアの僭主シュラクサイのアガトクレスは、敵によって毒を塗られた爪楊枝を使って毒殺された[16]。他にも、爪楊枝が原因で出来た傷のあまりの痛さに自ら暖炉に飛び込み焼け死んだとする説もある。
  • 紀元前270年: アテナイオスによると、ギリシアの知識人コス島のフィリタスは議論と単語の誤った用法の研究にあまりにも没頭したため、やせ細り最後には餓死したという[1]。イギリスの古典学者アラン・キャメロンは、フィリタスが実際には病気によって衰弱して死亡したのであり、同時代の人物は冗談めかして彼の衒学者気質が死因であるとしたのだろうと推測している[17]
  • 紀元前210年: 最初の皇帝 (中国)であり、兵馬俑のような遺物や財宝をのこした秦始皇帝は、永遠の命を得られるとの期待からいくつかの水銀の丸薬を服用して死亡した[18][19][20]。ただし、始皇帝後も多数の王侯貴族が不老長寿を求めて水銀中毒にかかり死亡している。
  • 紀元前206年: 古くから伝えられる一説では、紀元前3世紀ギリシアのストア派哲学者クリュシッポスは、1匹のロバが自分のイチジクを食べているのを見て笑い出し、ロバにワインを与えてイチジクを飲み込ませるよう奴隷に命じたあと、「笑いすぎたことで笑い死にしてしまった。(ディオゲネス・ラエルティオス 7.185)」とされる[21]
  • 紀元前163年: 聖書で英雄として描かれるエレアザル・アヴァランは、戦場に突入して敵の王が乗るゾウの腹部に槍を突き刺したが、崩れ落ちたゾウの下で押しつぶされ即死した[22]
  • 258年: キリスト教の助祭ローマのラウレンティウスは、ウァレリアヌスの治世における迫害のなか、巨大な焼き網の上で生きたまま焼かれて死んだ[23][24]プルデンティウスによる記述では、ラウレンティウスは処刑人をからかって「ひっくり返せ、こちら側はもう焼けている」と言ったと伝えられる[25]。現在ラウレンティウスは、コックとシェフ、ならびにコメディアンの守護聖人として扱われている[26]

中世

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エドワード2世は赤く焼けた火ばしを肛門に挿入されて処刑されたと噂されたが、実際の死因に関して一致した学術的見解はなく、この処刑法はプロパガンダとして扱われている。
  • 892年: オークニーヤールシグルズ・エイステインソンは、倒したマエル・ブリグトという名の敵の首を自分の馬のにくくりつけていたが、馬を走らせるうちにブリグトの歯が脚にあたって傷になり、それが引き起こした感染症が原因で死んだ[27]
  • 1063年: ハンガリー王ベーラ1世は、シャラモンを王位につけるため神聖ローマ帝国がハンガリーに対する軍事行動を決定するなか、ドモシュ英語版の邸宅にて座っていた玉座が壊れたことで重傷を負った[28]クロニコン・ピクタム英語版によれば、ベーラ1世は瀕死の状態で王国の西の国境に運ばれ、1063年9月11日にカニジャ川で死亡した[29][30]
  • 1131年: フランスの王太子フィリップは、パリの街を馬に乗って駆け抜けていた際、肥料の山の影から飛び出してきた黒いブタにつまずいて落馬したことが原因で死亡した[31]
  • 1258年: バグダードアッバース朝最後のカリフムスタアスィムは、モンゴル帝国によって敷物で巻かれた上で馬に踏み殺されるという形で処刑された[32]
  • 1327年: イングランド王エドワード2世は、妻の王妃イザベラと、その愛人モーティマーによって廃位・幽閉されたあと、肛門に動物のを押し込んだ上でそのなかに真っ赤に焼けた鉄を挿入し、内臓を焼き尽くすという方法で外傷をのこさず殺害されたとのうわさが広まった[33][34]。しかしながら、エドワード2世がどのように死亡したのかに関して真に学術的なコンセンサスは存在せず、一般に広まった説はプロパガンダであるとの説得力のある主張がなされている[35]
  • 1346年: 10年にわたって盲目だったボヘミアヨハン・フォン・ルクセンブルクは、クレシーの戦いにおいて味方の騎兵の手綱を自らの手綱に結びつけ、敵陣に突撃して戦死した[36]
  • 1387年: ナバラ王で「邪悪王カルロス」として知られるカルロス2世は、高齢となり重病を患っていた。同時代の年代記作家ジャン・フロワサールの説明によれば、カルロス2世の体には医師の指示により蒸留酒をしみ込ませたリネンのシーツがきつく巻きつけられていたが、引火性の高いこのシーツはあるとき事故で燃え上がり、王は火傷によって後に死亡した。フロワサールはこの事故をカルロス2世に対する神の審判であると評した[37][38][39]
  • 1410年: アラゴン王マルティン1世は、消化不良とコントロールできない笑いが併発したことで死亡したとされている。伝承によると、マルティン1世がガチョウを1羽丸ごと食べたあと、お気に入りの宮廷道化師ボラが王の寝室に入ってきた。王がボラに今までどこに居たのか尋ねたとき、この道化師はジョークで答え、マルティン1世を笑い死にさせたという[40][41]

近世

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ハンス・シュタイニンガーの彫像
作曲家ジャン=バティスト・リュリ

19世紀

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弁護士のクレメント・バランディガム
  • 1854年: 13歳のウィリアム・スナイダーは、カリフォルニア州サンフランシスコで、サーカスのピエロかかとを持って振り回されたことが原因で死亡した[54][55]
  • 1871年: 弁護士でオハイオ州下院議員のクレメント・バランディガム英語版は、殺人の罪に問われた男の弁護を引き受けていたが、被害者が誤って自分自身を射殺したことをホテルの部屋で実演して見せる途中、誤って自らを銃で撃って死亡した。バランディガムが弁護した男は無罪放免された[56][57]
  • 1872年: ロンドンのケンサル・グリーン墓地英語版で行われた葬儀で棺を担いでいたヘンリー・テイラーは、石につまずいて転び、もう1人の担ぎ手が手を離したことで棺の下敷きとなり、参列者らの目前で死亡した[58]
  • 1881年: イギリスの元下院議員でサーの称号を持つウィリアム・ペイン=ギャルウェイ英語版は、狩りに興じている最中に転び、倒れた場所にカブがあったことで「重度の内臓損傷」を負い、数日後に死亡した[59][60]

20世紀

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テネシー州アーウィンで処刑されたメアリ
ボストン糖蜜大洪水の被害状況
スタントマンのボビー・リーチ
イサドラ・ダンカンはスカーフが自動車の車輪に巻き込まれて死んだ。

1900年代

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  • 1903年: ホノルルで行われた病の治癒のための儀式中、姓名不詳の男性が聖書で殴り殺された[61]。死亡した男性は医師によってマラリアの治療を受けていたが、男性の家族が呼び出した地元のカフナは彼に悪魔が取り憑いていると主張し始め、悪魔を追い出すためとして頭を繰り返し聖書で殴って死亡させた[62]。このカフナは殺人の罪で裁判にかけられた[63]

1910年代

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1920年代

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  • 1923年: 第5代カーナヴォン伯で、ハワード・カーターによるツタンカーメン発掘の資金提供者でもあったジョージ・ハーバートは、に刺された腫れあとを、ひげ剃りの際に傷つけたことで感染症にかかり死亡した。ハーバートの死の原因をいわゆる王家の呪いに求める声も一部に存在した[70][71]
  • 1924年: ウェールズバンガーに住む弁護士ソーントン・ジョーンズは、咽喉が切り裂かれている状態で起床した[72]。その後、ジョーンズは鉛筆を手に取り、「私は夢の中で喉を切った。目が覚めた時、それが現実であったと気づいた」と書き残し、80分後に絶命した[72]。バンガーの死因審問は、ジョーンズの死を「一時的な狂乱状態のもとでの自殺」と結論付けた[73]
  • 1926年: アメリカのスタントマンボビー・リーチは、オレンジの皮に足をすべらせて転倒し、骨折した足の切断手術が失敗したことで死亡した[74]
  • 1926年: ファー・ノース・クイーンズランドの町モスマンに住む16歳のフィリップ・マクリーンは、弟とともに自宅の土地で見つけたヒクイドリこん棒で殺そうとしていたが[75]、ヒクイドリになぎ倒された上、蹴りで首を切り裂かれた。マクリーンは出血多量で死亡した[76]
  • 1927年: ダンサーのイサドラ・ダンカンは、助手席に乗っていた自動車が発進した際、長いスカーフが車輪に巻き込まれたため首の骨を折って死亡した[77]

1930年代

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1940年代

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1950年代

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  • 1956年6月:インドゾウのはな子を獣姦しようと夜間に象舎へと忍び込んだ男性が、はな子に踏みつけられて死亡した[80]
  • 1958年: イギリスの俳優ギャレス・ジョーンズは、テレビ演劇『アンダーグラウンド英語版』の生放送に出演中、シーンとシーンの合間の時間に心臓発作で死亡した。他の出演者はジョーンズの不在を即興のセリフによって埋め合わせた[81][82]
  • 1958年: 宝塚歌劇団月組のタカラジェンヌであった香月弘美は、公演に出演中、着用していた衣装ドレスの裾がせりの駆動部分に巻き込まれたことで、腰まわりのスチールベルトが香月の胴を締めつけ、身体が真っ二つに切断されて死亡した。医師の死亡診断書によれば、香月は腰の部分で切断され、右足がおしつぶされ、左足はヒザ下が骨折しており、上半身は異常がなかった[83]

1960年代

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1970年代

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1980年代

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1982年の映画撮影中に死亡した俳優ヴィック・モロー
1983年に死亡した劇作家テネシー・ウィリアムズ
1984年に事故死した俳優ジョン=エリック・ヘクサム

1990年代

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  • 1995年9月10日: 愛知県知多郡南知多町の「南知多グリーンバレイ」のバンジージャンプで、怖くなった客が命綱をつけていない従業員の右腕をつかんでジャンプし、客に引っ張られた従業員は高さ約18.5mのジャンプ台から落ちてしまい、マットから外れた位置にぶつかり即死した。
  • 1997年8月2日 - 群馬サファリパークで、走行中に乳児(生後3ヶ月)が泣いてぐずったため、60代の祖母が別の車に乗っていた母親に孫を渡そうと車を降りたところ祖母がベンガルトラに襲われ、助けようとした60代の祖父も別のトラに襲われる事故があった。祖父と祖母は共に死亡したが、孫は従業員が救助して無事だった。

21世紀

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2000年代

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  • 2001年: ベルリンの43歳男性エンジニアが、自ら望んで人肉嗜食者のアルミン・マイヴェスに殺害され、食べられた。マイヴェスは刑務所で菜食主義者になった[146][147][148]
  • 2001年: ニュージーランドの28歳男性が氷に足をすべらせて転倒し、飼い猫用のわずか4cmの水が入ったボウルに顔を沈めて溺死した[149]
  • 2002年4月: 中国江西省南昌市のネットカフェで,ネットゲームをプレイしていた高校3年生が「極度の緊張・興奮状態」から急死。ゲームタイトルは報道されなかった。[150]
  • 2002年10月8日: 韓国光州市全羅南道)のネットカフェで、86時間連続でネットゲームをプレイし続けた24歳の無職の男性が死亡した[151]
  • 2003年: ピザ配達員の46歳男性が、ピザの配達を行い、配達指定場所にいた犯人に首に爆弾を付けられ、そのままペンシルベニア州エリーで銀行強盗を行った直後、首に取り付けられた爆弾によって殺害された(ピザ配達人爆死事件[152]
  • 2003年: ベルギーのリンバーグ北部テジェレンの男性が、部屋で飼っていたオウムイタチの糞尿が発するアンモニアガスにより中毒死[154]

2010年代

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  • 2017年4月19日: 53歳のアメリカ人男性が、ウォーターボール等の名称で呼ばれる透明なバルーンの中に入ってナイアガラの滝に飛び込む挑戦を行い死亡。なお、この男性は、2003年に普通の格好のまま飛び込み生還している[231]
  • 2017年9月: 深夜、沖縄県伊良部大橋の中央で車から降りてプロポーズしYESという返事をもらった男性が、喜びのあまり欄干に乗り出し橋の縁で滑って海に転落して死亡。女性が車を運転しており、男性は酔っていたという[232]
  • 2018年: インドのハリヤーナー州遊園地で、ゴーカートに乗っていた28歳女性の髪が車輪に絡まり、その後もカートが前進を続けたことで頭皮が引き剥がされた。女性は病院に搬送されたが、到着時に死亡が確認された[233]
  • 2018年: サウスウエスト航空1380便の乗客だった43歳女性が、飛行中に割れた窓ガラスから外に吸い出された。その後緊急着陸までの間、客室に引き戻されて心肺蘇生が行われたものの、病院到着時に死亡が確認された。死因は頭と首、および胴体への打撲傷であるとされた[234][235]
  • 2018年: 2010年にオーストラリアの29歳男性が、仲間にけしかけられてナメクジを食べたことで広東住血線虫症にかかり、8年間の闘病の末に死亡した[236][237]
  • 2018年: オーストラリアの34歳の男性が、ヤモリを度胸試しと称して食べたことによりサルモネラ感染症となり、10日後に死亡した[237][238]

2020年代

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  • 2020年2月28日の夜: ロシアのモスクワの室内にプールを備えた複合施設で、Instagramのフォロワー100万人超のエカテリーナ・ディデンコの誕生日パーティーが開催された。プールにドライアイス30kgを投入し、プールにダイブする等して最終的に3人が死亡。うち1人は、パーティー主役の夫。死亡した3人は、二酸化炭素中毒で酸欠に陥り窒息死と考えられる。他4人も凍傷や中毒症状に陥った[241]
  • 2021年2月5日: テネシー州のとある駐車場で、20歳のYouTuberが友人らと一緒に肉切り包丁を持ち通行人を恐喝するというイタズラ動画の撮影を行ったところ、恐喝された通行人のうちの23歳の男性がYouTuberを射殺[242]
  • 2022年3月: アメリカのミズーリ州セントルイスで、銃を持ってFacebookでライブ配信していた14歳の少女が誤って12歳のいとこの頭を撃ち抜き、3秒後に同じ銃で自殺。
  • 2023年3月24日: 長野県松本市で、2歳の男の子がストーブの灯油が浸透した布団の上に一定時間放置されて、炭化水素中毒と皮膚炎で死亡。男の子は、生まれつきの心臓病と、皮膚炎で直射日光を浴びてはいけない体だった[243]。事件発生から2ヶ月以上経った6月8日に保護責任者遺棄致死疑いで母親が逮捕され、母親は「ストーブを倒し、灯油をこぼした」と述べるが、容疑は否認。同月28日に処分保留で釈放された[244][245]
  • 2023年8月: 広島市の安佐南区の市立保育園で、グリストラップを1人で掃除しようとしていた女性が転落し溺死。
  • 2024年4月1人、中国の重慶市巴南区で、37歳の女性が、義母を切りつけたあと躁状態となり、自身の3歳の息子を22階から投げ落として死亡[246]

脚注

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  1. ^ a b Athenaeus, Deipnosophistae, 9.401e.
  2. ^ Suidas. "Δράκων", Suda On Line, Adler number delta, 1495.
  3. ^ Bruce Felton; Mark Fowler (1985). “Most Unusual Death”. Felton & Fowler's Best, Worst, and Most Unusual. Random House. p. 161. ISBN 978-0-517-46297-3 
  4. ^ 世界大百科事典易牙』 - コトバンク
  5. ^ Brett Matlock; Jesse Matlock (2011). The Salt Lake Loonie. University of Regina Press. p. 81. 
  6. ^ EN Gardiner (1906). “The Journal of Hellenic Studies”. Nature 124 (3117): 121. Bibcode1929Natur.124..121.. doi:10.1038/124121a0. "Fatal accidents did occur as in the case of Arrhichion, but they were very rare..." 
  7. ^ Fair weather, Janet (1973年). “Death of Heraclitus”. p. 2. 20 January 2018閲覧。
  8. ^ Wanley, Nathaniel; Johnston, William (1806). “Chapter XXVIII: Of the different and unusual Ways by which some Men have come to their Deaths § 6”. Book I: Which treats of the Perfections, Powers, Capacities, Defects, Imperfections, and Deformities of the Body of Man. 1 (A new ed.). London. p. 111. ASIN B001F3H1XA. LCCN 07-3035. OCLC 847968918. OL 7188480M. https://archive.org/stream/wondersoflittlew00wanluoft#page/n103. "Heracl[t]ius, the Ephesian, fell into a dropsy, and was thereupon advised by the physicians to anoint himself all over with cow‑dung, and so to sit in the warm sun; his servant had left him alone, and the dogs, supposing him to be a wild beast, fell upon him, and killed him." 
  9. ^ J. C. McKeown (2013), A Cabinet of Greek Curiosities: Strange Tales and Surprising Facts from the Cradle of Western Civilization, Oxford University Press, p. 136, ISBN 978-0-19-998210-3, "The unusual nature of Aeschylus's death..." 
  10. ^ La tortue d'Eschyle et autres morts stupides de l'Histoire, Editions Les Arènes, (2012), ISBN 9782352042211 
  11. ^ Pliny the Elder, “chapter 3”, Naturalis Historiæ, Book X 
  12. ^ Diogenes Laërtius, viii. 69
  13. ^ Meyer, T. H. (2016) (英語). Barefoot Through Burning Lava: On Sicily, the Island of Cain – An Esoteric Travelogue. Temple Lodge Publishing. ISBN 9781906999940. https://books.google.co.uk/books?id=osrZDAAAQBAJ&pg=PA16&lpg=PA16&dq=Empedocles+unusual+death&source=bl&ots=PKfK6HdRjw&sig=sbj8w9-izCi0tI98OcD1ZQyMkkc&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwjYxebz9Z3WAhUGWRQKHeQeAhQQ6AEISTAE#v=onepage&q=Unusual%20death&f=false 11 September 2017閲覧。 
  14. ^ Jamie Frater (2010). “10 truly bizarre deaths”. Listverse.Com's Ultimate Book of Bizarre Lists. Ulysses Press. pp. 12–14. ISBN 978-1-56975-817-5 
  15. ^ J. C. McKeown (2013). A Cabinet of Greek Curiosities: Strange Tales and Surprising Facts from the Cradle of Western Civilization. Oxford University Press. p. 102. ISBN 978-0-19-998212-7. "Ctesias, the Greek physician to Artaxerxes, the king of Persia, gives an appallingly detailed description of the execution inflicted on a soldier named Mithridates, who was misguided enough to claim the credit for killing the king's brother, Cyrus..." 
  16. ^ History, Travel, Arts, Science, People, Places – Smithsonian”. 20 January 2018閲覧。
  17. ^ Alan Cameron (1991). “How thin was Philitas?”. The Classical Quarterly 41 (2): 534–8. doi:10.1017/S0009838800004717. 
  18. ^ Wright, David Curtis (2001). The History of China. Greenwood Publishing Group. p. 49. ISBN 0-313-30940-X 
  19. ^ The First Emperor. Oxford University Press. (2007). pp. 82, 150. ISBN 978-0-19-152763-0 
  20. ^ Nate Hopper (4 February 2013). “Royalty and their Strange Deaths”. Esquire. http://www.esquire.com/blogs/culture/Royalty-and-their-strange-deaths. 
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  22. ^ The Funniest And Weirdest Ways People Have Actually Died - Visual.ly”. visual.ly. 20 January 2018閲覧。
  23. ^ Catholic Online. “St. Lawrence – Martyr”. 20 January 2018閲覧。
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  25. ^ Nigel Jonathan Spivey (2001), Enduring Creation: Art, Pain, and Fortitude, University of California Press, p. 42, ISBN 978-0-520-23022-4 
  26. ^ The Encyclopedia Americana, 17, (1981), p. 85, ISBN 978-0-7172-0112-9 
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  30. ^ The Hungarian Illuminated Chronicle (ch. 68.96), p. 117.
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  38. ^ Collection (1805). A collection of modern and contemporary voyages & travels. p. 27. https://books.google.com/books?id=wJIIAAAAQAAJ&pg=RA5-PA27 
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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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